望郷の鐘

　当市が平和都市宣言をして３０数年、
夏に少中学生が広島に平和学習にに派遣したり、映画を上映しています。

　今年は満蒙開拓団の映画（前売り券400円）です。
1945年5月に日本を出発したそうです。
3月には東京大空襲、沖縄にアメリカ軍上陸、勝ち目のない戦争だったのに、ソビエト国境近くの村に行かされる。
　八月になるとソビエト軍が侵攻、日本の軍隊は一足早く道路や橋を壊して逃げ出し、開拓団は取り残されてしまいました。

　開拓団の学校の先生として一緒に満州に行き、中国に残された残留孤児の肉親捜しに一生をささげた話です。

　

　映画のあと映画監督の山田火砂子さんのがあり
国の指導者は国民を騙し、
騙される人が多ければ多いほど戦争をしやすいと言っていたのが心に残りました。
　騙されないことはとても難しそうです。。
おれおれ詐欺だって、毎日のようにテレビで注意を呼びかけているのに一向に減りません。
　戦争は国の事業ですので規模が違います