５月１４日 話はちょっと遡りますが

話はちょっと遡りますが

前日の準決勝のノルウェー戦の後

元ＵＳＡ代表ポーランドの監督兼プレーヤーの

シルベスター・フリスが日本チームのロッカールームに

アドバイスにやってきました。


「日本チームは、以前と比べれば良くなったが

　まだ、まだ両手でハンドリングが出来てない」とのことで

青木アシスタントコーチに、「後で見本を見せる」といって

メインリンク出て行って、しばらく氷の上で

お姉ちゃんたちと遊んでいたのですが


おいらに向って「アシスタント・コーチを呼んできてくれ」と

英語で言ってるようす。


ロッカールームへ行って、青木コーチを呼んでくると

左右をスムーズに使ってハンドリングを見せてくれました。




ブレードを持つ位置や、戻しのときの移動のスムースさなど

とっても参考になるものだったので動画に収めました。

５月１５日 おみやげ買いに走る

７－８位決定戦終了後、そろそろおみやげを

買っておかないとまずいと思い正面のグッズ売り場まで

人相の悪いペンギンＳＡＭＳＯＮのグッズを買う



パック型キーホルダー裏、これがみんなのおみやげ用



樹脂タイプのキーホルダー、裏はパックと同じ



ＰＩＮＳこれも樹脂タイプ



そして、Ｔシャツと



チェコ色のミニジャージ

５月１５日 ７－８位決定戦 韓国－ドイツ戦観戦

ホッケーショップからSAREZAに戻ってみると

すでにサブリンクの氷の撤去が始まっていて

もう、フェンスは片付けられていた。

サブリンクがフェアウェールパーティーの会場になるのだとか・・・・


リンクでは、７－８位決定戦の韓国－ドイツ戦が行われていた。

すでにこの大会でのバンクーバーパラリンピック出場権の獲得は無くなった

両チームだが、この試合に負けたチームが次の世界選手権での

Ｂグループ陥落が決まる試合になる。


しかし、学業優先で日本戦で得点を挙げているRennhackを

本国に帰してしまったドイツは、第１ピリオド９－５と

ショット数では上回りながら、１０分過ぎに韓国に先制点を許すと

１３分過ぎ、２人がペナルティーのキルプレーから追加点を許し

０－２で第１ピリオドを終了。


第２ピリオドに入りドイツが必死の反撃を開始

5分過ぎ　Segreffの得点で１点差とし、

１０分過ぎには　Stumpeのゴールで２－２に追いつく

しかし、再びキルプレーで１点を失い２－３


第３ピリオドに入ってドイツは再び２分過ぎWeddeのゴールで

３－３の同点に追いつき押し気味に試合をすすめる。

終了間際に２人多いパワープレーを得たのだが得点にいたらず

オーバータイムに突入。


まだ、オーバータイムに入って

パワープレーで優位なはずのドイツだったが

攻めきれず生かしきれなかった。

２分過ぎにキルプレーを凌ぎ切った韓国が

Hanのヴィクトリーゴールでドイツを破り７位を決定


トリノパラリンピックでは４位に輝いたドイツが

８位に陥落した瞬間だった。

５月１５日 ホッケーショップへ！その３

ホッケーショップの帰りにチームホストくんに

よくよく聞いてみると

「実はリンクにあるホッケーショップが今行ったショップへ移動中なんです」

ってことは、リンクのショップでも

同じ値段てことやんか！

というわけでおいらも、リンクのショップに戻って

イーストンのグローブと、オストラヴァのエクストラリーグの

ホッケーチームＨＣ　VITKOVICE STEEL

のパックとＴシャツも買いました。



パックは、２パターンあって、ステッカーが貼ってあるだけなんです。

Ｔシャツは、トレーナーのＭサイズが無いのか？と聞いたら

ＮＨＬのやつ出してきたんで、「ここのチームのやつが欲しいだけど」って

言ったら、Ｔシャツしかないって言われたんでKAPPA社製のにしました。





でもって店内に長野オリンピックのパックが置いてあったんで

「おいらは、長野から来たんだよ」っていったら


店のおっちゃんが「そんなら、コレもあげるよ」って



SAREZAのリンクのペナントをくれました。

（言って見るもんだ・・・・・）


チェコじゃ東京より長野が有名だって聞いてはいたが

ボーリング場にＮＡＧＡＮＯ９８とか言う名前がついてたり

びっくりだよ・・・・・こんな地方でも

５月１５日 ホッケーショップへ！その２

ホッケーショップに向う途中、なんか大きな銅像を発見

チームホスト君に訊ねてみると

「旧社会主義時代に労働意欲を持たせるために作られたもの」

とのこと冷戦時代の爪跡はまだ、残っているんだね・・・





それにしても、道幅の広さにはびっくりだ



ホッケーショップの近くまで行くと先に行っていただいこんくんが

戻ってくるところで、「買いたいもの、無かった」って

ちょっと、不安なことを言ってる。



チームホストくんが「すぐ、近く」と言ったわりに

結構歩いて、ようやくショップについた

値段は、日本に比べたらかなり安かった

選手は、グローブを購入する選手が多かった

おいらも、買おうかどうか迷いつつ、リンクへ戻りました。

５月１５日 ホッケーショップへ その１

SAREZAメインリンクでの練習終了後に

選手たちが、チームホストくんを捕まえて

「リンクのホッケーショップの他にショップは無いのか？」と聞いたら

「少し歩いたところに、ありますよ」と言うので行って見ることに


ずっといるのに、リンク周辺を歩くのは初めて



道路でインラインスケートをしてる女の子も

スラブ系だけに美人ですね


建物もヨーロッパしてるし・・・・



とにかく道は広い



でもって、妙なものもいまして・・・・・

エプロンをした豚の着ぐるみが歩いてました

豚足が片方、逆向きなんですが


「あれは、何？」ってチームホストくんに訊ねると

「良くわかんないですけど、たぶん肉屋の宣伝じゃないですか」って

まんまじゃ、ねえかよ！！

５月１５日 SAREZAの妙な貼紙

日本チームがSAREZAのメインリンクで練習中

ゴール裏のトレーニングジム近くに貼られてた

妙な鳥の絵の貼紙・・・・デモクラシーって大正か！

５月１５日 コーヒーランキングとポッティ

今日は、日本チームは午後から練習のみ

朝選手たちが集る部屋におじゃますると

ブレンドコーヒーを、おいしい順に並べて

写真を撮らされました。

左からおいしい順番らしい・・・・

他はチェコで買ったものらしい


さらにヨーロッパ仕様の湯沸しポットも、「カマ太郎」と並んで

こちらで買ったので「ポッティー」と命名されたらしい

５月１４日 大阪のおっちゃん逮捕？

試合後、日本チームのドレッシングルームに

あの胴着を着て、ベンチ横で応援をしていたのチェコ人がやって来た。

空手を習っていて、私服の刑事だと言ってるらしい・・・・


そこで、大阪のおっちゃん、言葉がわからんのをいいことに

「ほんまの刑事やったら、身分証明書みせてみい！」って

言ってたら、「今日は非番なんで、持ってないけど・・・」って

差し出したのが、警察手帳・・・・印籠？


確かにチェコ共和国ポリスって書いてあるし・・・・

おっちゃん、旧社会主義時代だったら、逮捕・・・・いや

銃殺刑だったかも・・・



逮捕された訳じゃありませんよ、ポリスと仲良く記念撮影です。

５月１４日 準決勝 日本－ノルウェー戦

準決勝の第二試合の日本は決勝進出をかけて

ノルウェーとの戦いに臨んだ。



ベンチ上には、ＭＡsports２人組手作りの

「メダルとるぞ」の文字が日本チームを後押しします。




日本は第１ピリオド開始から、

ノルウェーに攻撃の形を作らせない、リンクを広く使ったパス回しに加え、

縦パスからチャンス作ってゴール前に攻め込み、

守りでも、得点元であるPedersenをうまく封じ込め

スピードと組織力を活かした多彩な攻撃でチャンスを作りながら

０－０で第３ピリオドに突入



しかし、２分４２秒、パワープレーでゴール前に攻め込まれ

厚い日本のディフェンスの隙間を掻い潜ったPedersenに

パックをねじ込まれ、先制点を許す。

５分２９秒には、再びPedersenがドリブルで突破し

左手の強烈なシュートで追加点。



２点差をつけられた日本も、９分４１秒に、上原選手が

ノルウェーのディフェンスからパックを奪い取り、

ゴール前にダッシュしシュートを見事に決め１点差に詰め寄る。


試合残り時間２０秒を切ったところで、ゴールキーパー・永瀬をあげ

６人攻撃をかけたが及ばず試合終了



ベンチスタッフもノルウェー国歌を聴きながら

追い上げが及ばなかったことに悔しさが、にじみ出ていました。



ゲームベストプレーヤーには日本はゴーリー永瀬選手



ノルウェーは、Pedersen選手が選ばれました

決勝進出はならず、カナダとの３位決定戦にメダル獲得を託すこととなった。





さすが、ノルウェーここぞと言う時の集中力は凄いな。

試合はいい試合だった。



次のカナダ戦こそ・・・・と円陣を組む日本チーム

５月１４日 智将モルテンの囁き作戦

アメリカがシュートアウトで

カナダを破った準決勝第１試合の余韻が残る会場を後に

次の試合でノルウェーとの準決勝に臨む日本チームの

ロッカールームへ、


ＦＷのだいこんくんが言う

「さっき、ノルウェーの監督にすれ違ったんだけど

　お前、体調悪いだろう・・・・早く家に帰れ」って


さすが智将モルテン、日本チームの主力に

マインド・コントロールかい・・・・


この試合勝てば決勝進出・・・がんばれ日本！

５月１４日 準決勝アメリカ－カナダ戦観戦

日本チームは練習終了後、いったんホテルに戻り

午後再びSAREZAのリンクへいざ出陣


すでに準決勝第１試合　アメリカ－カナダ戦が始まっていた

点の取り合いになったら、カナダが断然有利

１点を争う展開になったらアメリカにも勝機はある

今年の１月のジャパラの予選でそれは証明されている


スコアボードを見るとＨチームが１－０とリードと表示されている

ホームのベンチはカナダ「う～ん、カナダリードなのか・・・」と思っていたら

ゴール裏観客席から戻ってきたヨッシーが「１－０でアメリカリード」だって・・


どうやら、チェコ語でＨはホームではないらしい

リードしているのは、アメリカ

カナダのファーストラインの攻撃を必死で凌いでいる


第３ピリオドに入ってアメリカが固い守りで

１点差を守りきるのかと思いきや終了間際に

カナダ、DORIONがシュートを決めオーバータイムに突入

その後も両チーム譲らず


シュートアウトに突入、おいら的にアメリカが有利なんじゃないかと思い

アメリカサイドでカメラを構えて待っていた

その時、おいらの頭を掠めたのは

「試合の鍵を握るのはペイジ」・・・そんな予感

奴を探した、昨年の世界選手権日本戦、まだ１０代のひ弱そうな若僧は

日本チーム上原選手に強烈なフォアチェックをかましてパックを奪い取り

アメリカの先制点をお膳立てした。


その強烈な印象がまだおいらの頭に残っていたせいか

何故かそんな予感がした。

しかも、シュートアウトは３人でけりがつかず

サドンデスに突入


そして、なんと奴に順番が、そしてシュートを決め

アメリカを決勝戦へと導いた

PAGEに真っ先に抱きついたのはEMERSON



ゴール前ではCASHにMANNSらが団子状に飛びつき大喜び



ベンチではMARUTAヘッドコーチ以下スタッフが

してやったりって感じでガッツポーズ



後で聞いた話だが、アメリカは「決勝で会おう」と

日本に約束して試合に向ったとか・・・・・

次は日本チーム番だ

５月１４日 SAREZA メインリンクでの練習

今日は、いよいよ決勝トーナメントが開始

日本チームは夕方の準決勝戦のノルウェー戦を控えて

午前中はSAREZAのメインリンクで練習



入念な調整を行いました。









日本チームの夕方の試合の前には準決勝第１試合

Ｂグループ２位のアメリカとＡグループ１位のカナダが対戦します。

５月１３日 チェコ－韓国戦観戦

イタリアがバンクーバー行きの切符を決めたあと

Ｂグループから上がってきた韓国－チェコが残りの切符を賭け激突

予選リーグイタリアを破り予選グループ３位の韓国

予選リーグ無得点で４位のチェコ、昨年の世界選手権Ｂでも

韓国が２勝し、優位かと思われた。


しかし、先制したのはチェコ

第１ピリオド１０分過ぎBERGERのロングシュートが

韓国ゴーリーのキャッチャーを掠め今大会初ゴール



第２ピリオドに入って韓国CHOが

チェコ195cmの長身ゴーリーVAPENKAの

出したリバウンドをねじ込み同点としたが

再びチェコが得点し２－１で第３ピリオドへ


大観衆に後押しされたチェコは

第３ピリオド開始直後、４分過ぎ、１３分過ぎのと

追加点を加え韓国にトドメを刺しバンクーバー行きを決定

リンクには抱き合って喜びを表すチェコの選手・スタッフ









喜びに沸くチェコチーム



敗戦に肩を落とす韓国チーム


試合終了後リンクの前でシャトルバスを待つ

試合を観戦していた日本チームの前をチェコの

選手が通り過ぎる。

高橋選手が、チェコの最軽量選手KURUPICAに

「コングラッチュレーション」と声をかけるが

答えずひたすら車椅子をこぎ坂を登っていくKURUPICA



良く見るとビール瓶を口にくわえている

青木アシスタントコーチが

「カズ、あれじゃ答えられんわ」・・・・

すでにロッカーからビール飲んでるんじゃん


その後加えていた瓶をはずしてにっこりカズに答えるKURUPICA

おめでとうバンクーバーでまた会おう

５月１３日 イタリアードイツ戦観戦

午後再びSAREZAへ向い、下位グループのプレーオフ

イタリア－ドイツ戦を観戦

試合はドイツが先制し、イタリアが同点に追いつく

去年の世界選手権と同じくオーバータイム、シュートアウトに

突入３人目でドイツが先に得点、バンクーバー行きを賭けた試合に

まるで勝ったかのような大騒ぎのドイツベンチ


しかし、このあとドイツに地獄がまっていた

イタリア３人目が重圧にも負けずシュートを決め振り出しに

さらに攻守が変わってサドンデス

イタリア５人目が決めリード

運命のシュートを担ったドイツ選手５人目のパックが

イタリアゴーリーにブロックされ試合終了

予選で１勝もしていなかったイタリアが去年に続き

ドイツから１勝をもぎ取ってバンクーバー行きを決定

ゴール前はイタリア選手・スタッフで凄い状況なってました














喜ぶイタリアチームと呆然とするドイツスタッフ


試合後、ちょうど日本チームドレッシングルームの前が

イタリアチームで「♪バンクーバー、バンクーバー♪」と

「ボラ－レ」のメロディで歌いながら戻ってくるイタリアチームに遭遇

「コングラッチュレーション」というと「グラッチェ！」返ってきました。

おめでとうイタリアチーム、バンクーバーで会おう