中国料理はすのみ

中国料理はすのみ(岡山市平和町)店主の、不定期更新まったりブログです。

能勢、秋鹿酒造へ

2019年08月16日 | ワイン、酒
梅雨入り前の初夏の風の気持ち良い日に(もう梅雨明けちゃってますケド…)

大阪能勢の地を訪れました。

向かうは私の敬愛する造り手、秋鹿酒造さん。

はすのみではずっと取り扱ってきたお酒ではありますが

蔵を訪問させていただくのは初めて。

緊張と高揚で胸を一杯にし、踏み入れたその地は私に心地よい感動を与えてくれました。

蔵元である奥さんのお人柄、

そして美味しいお酒を作るための源である、

こだわりぬかれた田圃…

やはり秋鹿さんというと一番に連想されるのは

「米」ではないでしょうか?

無農薬循環農法で生み出される酒米達。

その栽培は言葉で端的な言葉で言いあらわせられるほど容易ではなく、

長い月日をかけて試行錯誤を繰り返しながら

生み出されたものです。

炊いただけのそのお米を直接口にしたことはありませんが

酒を飲むとその米の味がわかる(そんな気にさせられる)

稀有なお酒だと思います。



派手さは無く、朴とつとした表情を見せながらも

とてもピュアで芯があるお酒。

ケド、ときどき遊び心も見せてくれる大阪人気質(?)も垣間見える

素晴らしいお酒です。


こうしたお酒を扱わさせていただけていることに感謝!!





ドメーヌ−レ−ドゥーテール

2019年03月22日 | ワイン、酒
先日フランス、アルデッシュより

ドメーヌ−レ−ドゥーテールのエマニュエルとヴァンサンのお二人にご来店いただきました。






ドゥーテールのワインの面白いところは

マニュとヴァンサンそれぞれが違う土壌の畑を持ち

キュベによって複数、もしくは同一品種でもニュアンスの違うそれぞれのワインを

巧みにアッサンブラージュしているところです。

時に

足りないところを補い

時に

強く出ている面に柔らかさをもたらし

マニュとヴァンサンのお人柄、お互いを尊重しあっている関係性が

そのままワインに反映されている気がします。

味わいは全般とてもピュアで飲み心地がスムースな優しい味わいです。



いつも生産者の方と直接お会いしたとき

その人の人となりが

ワインの味わいに重なる時とても嬉しくなります。

ドゥーテールのお二人もまさしく

ピュアで周りの方に気の配れる優しい方でした。





このような素敵な出会いをくれたヴァンクゥールの皆様に感謝!


























フラッシュバック〜其の二〜VinumOkayama

2019年03月13日 | ワイン、酒
第4回目を迎えた去年のヴィノムオカヤマ。

岡山という一地方都市でヴァンナチュールを提供し続けている我々にとっては、

想いや悩み、さまざまな葛藤を抱えている面もあります。

そんな地方の飲食店の想いを盟友ヴィナイオータの岸本さんが後押ししてくれて始まったのが当イベント。

きっとこの手のイベントとしては珍しく酒屋さんを介さず

飲食店の力だけで始めました。

回を重ねるごとに

チーズ、紅茶、コーヒーと仲間が増えていき、

この度は待望のスロウカーヴというワインショップもでき

今まで以上の充実をもって開催することができました。



お昼の部は今まで通りのチケット制。屋台形式。

初試みの夜の部は各店のコラボディナーコース&ペアリング形式








今や我々にとっては欠かせないイベント。

お客様にとってもそう思っていただけるように

また新たなチャレンジをしていきたいと思います。




フラッシュバック〜其の一赤磐雄町

2019年02月20日 | ワイン、酒

日本酒を造るにあたって重要要素の1つであるのがご周知のとおり「米」(酒米)です。

岡山は全国に誇る酒米「雄町」の主産地です。

磨いて綺麗に造る場合もありますが(線状心白なので精米にも神経を使います)

やはり雄町の魅力はコシが強く骨太で料理の受けとめ幅が広いお酒に仕上がるところではないでしょうか?

そんな酒米「雄町」に魅せられを東京からUターンして就農した國平さん。

もともと東京の飲食店で日本酒を扱っていた國平さん、自分の作った米がお酒になることにロマンを感じ

そして自身の地元にそんな宝物があることに気づき、

未知の世界へ単身乗り込んできた熱い男(!?)です。

まだまだ試行錯誤の途中と本人は言いますが、これからが楽しみな生産者です!





写真は収穫前の雄町の田んぼ、一般的な飯米に比べ穂丈が高く育てるにも大変な労力が必要になります。

まえふり

2019年02月08日 | ワイン、酒
フェイスブックもインスタグラムもやらない私が唯一発信するのが

今やアナログ的存在のこのブログという存在。

最近はあまりブログ自体も書かなくなってしまいましたが

久々に更新すると意外な反響をいただいたりもします。



「案外見てるものなんだなぁ」



と思いつつも、こんな文章にお付き合いいただいている方に感謝です。




去年丸々半年更新していない間にも色々な出来事がありました。

少しだけフラッシュバックして近々アップしてみます。