「まるで暗い深い海の上をどこに流されるのか分からないで必死に泳いでいるみたいだ…」。必死に手をのばしてもどこにもつかまるところがない悪夢のような幻を、私は毎晩見ていました。
子どもの頃から絵を書くのが好きだった私は、短大でビジュアルデザインを専攻し勉強していました。そんな時気まぐれで書いた漫画が入賞し、あっという間にプロの漫画家に担ぎ上げられたものですから周りの注目もひときわでした。 . . . 本文を読む
最近ハーベスト・タイムに、会社のリストラや事業縮小などで職を失った、将来が不安なので祈ってほしいという依頼がよく届くようになった。ある方は、「お祈りももちろんしておりますが、神様の御心がどこにあるのか全く分かりません。このような時、力を与えてくれる御言葉があれば、そしてどのように生きていったらいいのか、是非お教えしていただきたくメールを送らせていただきました。先が見えず、苦しく眠れない毎日を過ごしております」と書いて来られた。先が見えない状態は、だれにとっても苦しいものである。と同時に、試練の中でしか見えてこないものもある。苦しい時は、人生の基本に立ち返る時であろう。 . . . 本文を読む