Harukoの濾胞性リンパ腫日記【B細胞 Ⅳ期 B症状 50歳代後半 】 2008年4月28日~

悪性リンパ腫の入院日記。多くのリンパ腫病のうち濾胞性(低悪性)リンパ腫の総合情報サイトを目指して行きます。

血液・腫瘍科 第60巻第6号 造血器腫瘍の治療における支持療法の進歩

2011-12-16 10:57:17 | 参考書・書籍
血液・腫瘍科 第60巻第6号(2010年6月発行)

今回は、造血器腫瘍の治療における支持療療法に関するものです。

注文はこちらからどうぞ。
http://www.kahyo.com/item/KS201006-606





● 特集 造血器腫瘍の治療における支持療法の進歩

白血病・リンパ腫に対する治療の流れと支持療法
東京都立大塚病院・輸血科 神谷 泉

化学療法時の感染症の予防対策
長崎大学・血液内科 福島卓也

発熱性好中球減少症の抗菌薬療法の実際
帝京大学・血液内科 秋山 暢

好中球減少時の抗真菌剤の使用の実際
帝京大学医学部附属溝口病院・第四内科 吉田 稔

好中球減少時のG-CSFの使用の実際
NTT東日本関東病院・血液内科 臼杵憲祐

化学療法後の骨髄抑制期における輸血療法
東京女子医科大学・血液内科 岡村隆光,ほか

化学療法時の栄養管理
順天堂大学・血液内科 市川訓基,ほか

抗がん剤の毒性とその予防法
藤田保健衛生大学・血液・化学療法科 恵美宣彦

抗がん剤漏出時の対応法
順天堂大学・血液学 佐々木 純

高齢者に対する化学療法時の支持療法の留意点
東京都健康長寿医療センター・血液内科 宮腰重三郎

化学療法と妊孕性
自治医科大学附属さいたま医療センター・血液科 神田善伸

小児の造血器腫瘍に対する化学療法,放射線療法と晩期障害-急性リンパ性白血病長期無再発生存例を中心に-
茨城県立こども病院・小児血液腫瘍科 土田昌宏


● 話題
T 細胞性白血病の中枢神経浸潤とCCR7
聖マリアンナ医科大学・小児科 木下明俊

遺伝子発現解析からみたt(14;18)陰性の濾胞性リンパ腫の特徴
愛知県がんセンター研究所・遺伝子医療研究部 加留部謙之輔,ほか

eIF4Eの抑制を介したribavirinによる急性骨髄性白血病の治療
順天堂大学・血液学 杉本耕一


● 解説
骨髄系腫瘍におけるTET2遺伝子変異
近畿大学・血液内科 嶋田高広,ほか

発作性夜間ヘモグロビン尿症の診断・治療の実際
福島県立医科大学・循環器・血液内科 七島 勉

p53によるmicroRNAプロセシングの制御-p53の新たなる機能-
東京大学・分子病理学 鈴木 洋,ほか






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血液・腫瘍科 第60巻第1号 リツキシマブ導入後の B 細胞腫瘍治療

2011-12-16 10:52:00 | 参考書・書籍
血液・腫瘍科 第60巻第1号(2010年1月発行)

今回は、リツキシマブ導入後の B 細胞腫瘍治療特集です。 新薬の記事もあります。

注文はこちらからどうぞ。
http://www.kahyo.com/item/KS201001-601





特集 リツキシマブ導入後の B 細胞腫瘍治療

リツキシマブ導入後のB細胞腫瘍治療:overview
国立がんセンター中央病院・第一領域外来部 飛内賢正

未治療 B 細胞性リンパ腫治療におけるリツキシマブの有用性:国内一般診療データに基づく検討
国立病院機構名古屋医療センター・血液内科 永井宏和

低悪性度 B 細胞リンパ腫に対するリツキシマブ維持療法の役割
国立がんセンター東病院・血液化学療法科 久保田靖子

リツキシマブを用いた慢性リンパ性白血病の治療
福岡大学・腫瘍・血液・感染症内科 高松 泰,ほか

リツキシマブの耐性化機序: epigenetic mechanismによるCD20陰性化
名古屋大学・血液・腫瘍内科学 富田章裕,ほか

リツキシマブの耐性化機序:CD20遺伝子変異によるCD20陰性化
癌研有明病院・化学療法科 照井康仁

リツキシマブ治療におけるB型肝炎ウイルスの再活性化
名古屋市立大学・腫瘍・免疫内科学 楠本 茂,ほか

リツキシマブ治療の晩期合併症
NTT東日本関東病院・血液内科 伊豆津宏二

完全ヒト抗CD20抗体ofatumumabの慢性リンパ性白血病と B 細胞リンパ腫に対する臨床試験
国立がんセンター中央病院・血液内科 丸山 大

B 細胞性リンパ腫と B 細胞性慢性リンパ性白血病に対するベンダムスチンの有用性
東北大学・血液・免疫科 石澤賢一

ヒストン脱アセチル化酵素阻害剤によるB細胞リンパ腫治療の可能性
国立がんセンター中央病院・特殊病棟部 渡辺 隆


● 話題
ゲムシタビン療法の血液毒性発現予測モデル
国立がんセンター研究所・化学療法部 松原淳一,ほか

がん検診におけるFDG-PETの役割
(財)浜松光医学財団浜松PET検診センター 西澤貞彦

宮城県における悪性リンパ腫の調査研究:MIYAGI Study
東北大学・血液・免疫病学 張替秀郎,ほか

ATLに対するinterferon/zidovudine併用療法:現状と課題
福岡大学・腫瘍・血液・感染症内科 石塚賢治


● 解説
大腸がん薬物療法における血管新生阻害剤の役割
国立がんセンター東病院・消化管内科 依田雄介,ほか

日本臨床腫瘍学会の活動とがん薬物療法専門医制度
福岡大学・腫瘍・血液・感染症内科 田村和夫

がんワクチン療法の現状と課題
愛媛大学・生体統御内科学 永井功造,ほか




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血液・腫瘍科 59巻4号

2010-01-31 18:02:44 | 参考書・書籍
遅くなりましたが、雑誌の血液・腫瘍科 59巻4号の概要をお知らせします。 詳細は雑誌をご購入ください。 通信販売で入手できます。 本号の読み物は、この分野の第一人者の 国立がんセンター中央病院・第一領域外来部 飛内賢正先生の「血液腫瘍に対する新薬開発の新たな展開:overview」です。 主にはリツキサンでで代表される抗CD20抗体の次の世代のCD22に関しての先端新薬開発情報とベンダムスチンに関して少し説明があります。 別に、京都府立医科大学・血液・腫瘍内科学 谷脇 雅史先生の 「リンパ系腫瘍治療におけるベンダムスチンの役割」の記事もあります。

購入はこちらからどうぞ。
http://www.kahyo.com/new-on.html
http://www.kahyo.com/baku-on.html



血液・腫瘍科 59巻4号(2009年10月発行)

特集 血液腫瘍に対する新薬開発の新たな展開

血液腫瘍に対する新薬開発の新たな展開:overview 国立がんセンター中央病院・第一領域外来部 飛内賢正

骨髄異形成症候群に対するepigenetics治療:アザシチジンとデシタビン 国立がんセンター中央病院・血液内科 小林幸夫

CMLに対する新規チロシンキナーゼ阻害剤:ニロチニブとダサチニブ 浜松医科大学・腫瘍セ
ンター 大西一功

イマチニブ耐性CMLに対する新規チロシンキナーゼ阻害剤バフェチニブ(INNO-406)の開発:現状と問題点 佐賀大学・血液・呼吸器・腫瘍内科 木村晋也

前駆 T 細胞腫瘍治療への新規プリン誘導体ネララビンの臨床導入と今後の展望 国立病院機構名古屋医療センター・小児科 関水匡大,ほか

リンパ系腫瘍治療におけるベンダムスチンの役割 京都府立医科大学・血液・腫瘍内科学 谷脇雅史,ほか

カリケアマイシン抱合抗CD22抗体による B 細胞性リンパ腫の治療研究 癌研有明病院・血液腫瘍科 照井康仁

mTOR阻害剤の臨床導入とリンパ系腫瘍の治療 名古屋第二赤十字病院・血液・腫瘍内科 内田俊樹



話 題

悪性リンパ腫に対する治療途中および治療終了時に行うFDG-PET タフツ大学・臨床エビデンス統合センター 寺澤晃彦

Secondary CD5+ diffuse large B-cell lymphomaとは何か 国立がんセンター中央病院・臨床検査部 前島亜希子

皮膚リンパ腫:改訂WHO分類と診療ガイドライン 岡山大学・皮膚科学 濱田利久

チロシンキナーゼ阻害剤によるgastrointestinal stromal tumor(GIST)治療の新たなる展開:イマチニブとスニチニブ 大阪大学・消化器外科学 西田俊朗

加齢性EBV関連 B 細胞リンパ増殖異常症:高齢者EBV陽性ホジキンリンパ腫との比較 信州大学・臨床検査部 浅野直子,ほか



解 説

血液悪性腫瘍疾患における真菌感染症のリスクファクターとその対策 慶應義塾大学・血液内科 岡本真一郎

MicroRNAとがん:“fine tuner”を用いた新たながんの診断と治療 国立がんセンター研究所・がん転移研究室 小坂展慶,ほか

白血病幹細胞の細胞生物学 九州大学・遺伝子・細胞療法部 岩浩己,ほか
IL-6, IL-6受容体と自己免疫疾患 中外製薬株式会社・学術情報部 大杉義征




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血液・腫瘍科 58巻4号

2009-08-01 18:45:29 | 参考書・書籍
血液・腫瘍科 58巻4号(2009年4月発行)


特集 治療方針決定に苦慮する造血器腫瘍に対する治療指針

治療抵抗・再発急性骨髄性白血病の治療 済生会前橋病院・白血病治療センター 宮脇修一
イマチニブ耐性慢性骨髄性白血病に対する新たな治療展開 浜松医科大学・腫瘍センター 大西一功
高齢者白血病に対する適切な薬物療法 東京都健康長寿医療センター・血液内科 大田雅嗣
再発小児急性白血病の治療 鹿児島大学・小児科学 河野嘉文
進行期骨髄異形成症候群に対する治療 埼玉医科大学国際医療センター・造血器腫瘍科 脇本直樹,ほか
再発濾胞性リンパ腫に対する治療方針 名古屋第二赤十字病院・血液・腫瘍内科 小椋美知則
Highly aggressive B 細胞非ホジキンリンパ腫へのアプローチ 藤田保健衛生大学・内科 稲熊容子,ほか
成人 T 細胞白血病/リンパ腫へのアプローチ 慈愛会今村病院分院・血液内科 宇都宮 與
分子標的時代の再発・難治多発性骨髄腫に対する治療 新潟県立がんセンター新潟病院・内科 張 高明



話 題
魚類における造血幹細胞の同定 日本大学・獣医学 小林 功,ほか
長期骨髄再構築能を有する造血幹細胞の
 新規細胞表面マーカーJAM-A 東京大学・分子細胞生物学研究所 菅野安喜,ほか
マラリア媒介蚊唾液腺由来抗血小板因子AAPPの機能解析 大塚製薬株式会社・医薬品事業企画部 周藤俊樹,ほか
肝星細胞の起源の解明 三重大学・造血病態内科学 桝屋正浩,ほか



解 説
造血器腫瘍におけるmicroRNAの意義 自治医科大学・ゲノム機能研究部 間野博行
急性白血病における臍帯血移植の新たな移植ルート:骨への直接移植 埼玉医科大学総合医療センター・血液内科 渡部玲子,ほか
B 細胞性腫瘍に対する新たな抗体療法 国立がんセンター中央病院・血液内科 小林幸夫
悪性腫瘍における深部静脈血栓症のマネジメント 武蔵野赤十字病院・血液・腫瘍内科 加藤 淳
CBF白血病に対する造血幹細胞移植 名古屋大学・血液・腫瘍内科学 鍬塚八千代,ほか
皮膚 B 細胞リンパ腫に対する診療コンセンサス 三重大学・皮膚医学 今井康友,ほか
わが国における 5 番染色体異常を有するMDSの解析 川崎医科大学・検査診断学 田坂大象,ほか
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血液・腫瘍科 58巻 3号

2009-08-01 18:41:40 | 参考書・書籍
血液・腫瘍科 58巻3号(2009年3月発行)

特集 造血幹細胞移植の新たな展開

造血幹細胞移植―最近の進展 都立駒込病院・血液内科 大橋一輝
臍帯血移植―前処置の選択と疾患別動向 虎の門病院・血液内科 谷口修一
前処置軽減移植(ミニ移植) 東京都老人医療センター・血液科 宮腰重三郎
移植前処置におけるATGの役割 金沢大学・輸血部 高見昭良
骨髄異形成症候群―WHO分類,WPSSと移植 九州大学・血液・腫瘍内科 長藤宏司
BCR-ABL陰性慢性骨髄増殖性疾患に対する造血幹細胞移植 宮崎大学・消化器血液内科 亀田拓郎,ほか
移植患者のcomorbidity評価とその意義 慶應義塾大学・血液内科 中谷 綾,ほか
生着症候群と類縁病態 都立駒込病院・血液内科 山下卓也
GVHDの鑑別診断と最近の治療 江南厚生病院・血液・腫瘍内科 森下剛久
成人に対する臍帯血移植後の慢性GVHD―わが国における解析 日本対がん協会・がん対策のための戦略研究推進室 成松宏人
移植後真菌感染症の予防と治療 東京大学・血液・腫瘍内科 南谷泰仁
造血幹細胞移植後のウイルス感染症 自治医科大学附属さいたま医療センター・血液科 神田善伸
移植後非感染性肺合併症 千葉大学・血液内科 大和田千桂子,ほか
造血細胞移植後の予防接種ガイドライン 三重大学・小児発達医学 東 英一


話 題
多発性骨髄腫に対するMP+ボルテゾミブ療法 徳島大学・血液内科 尾崎修治
プロカルシトニン:新たな炎症マーカー 福岡大学・血液・腫瘍・感染症内科 尾畑由美子,ほか
Evi-1による造血幹細胞制御と白血病発症 東京大学・血液・腫瘍内科 合山 進,ほか
PML標的による静止期白血病幹細胞の根絶 ベス・イスラエル・ディーコネス・メディカルセンター 伊藤圭介,ほか
移植後晩期生着不全におけるドナーPIGA変異幹細胞由来PNH型血球の出現 金沢大学・細胞移植学 望月果奈子,ほか

解 説
間葉系幹細胞によるGVHD制御 自治医科大学・血液内科 佐藤一也,ほか
原発性中枢神経リンパ腫に対する自家移植 東京大学・血液・腫瘍内科 山本 豪





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血液・腫瘍科 57巻 4号

2009-08-01 18:34:05 | 参考書・書籍
血液・腫瘍科 57巻4号(2008年10月発行)

特集 悪性リンパ腫の臨床試験と放射線医学
悪性リンパ腫の臨床試験と放射線医学:最近の動向 国立がんセンター中央病院・第一領域外来部 飛内賢正

リンパ腫多施設共同臨床試験におけるCTスキャンによる効果判定の実際と問題点 国立がんセンター・がん予防・検診研究センター 寺内隆司

FDG-PET検査の標準化と品質管理 先端医療センター・分子イメージング研究グループ 千田道雄

悪性リンパ腫の病期診断と効果判定におけるFDG-PETの有用性 大阪大学・放射線部 巽 光朗

悪性リンパ腫の治療開始後早期のFDG-PET検査の意義 NTT東日本関東病院・血液内科 伊豆津宏二

リンパ腫多施設共同臨床試験における放射線治療の品質保証と品質管理 信州大学・放射線科 鹿間直人

鼻咽喉原発NK/T細胞リンパ腫に対する化学放射線療法における放射線治療の品質保証と品質管理 癌研究会有明病院・放射線治療科 小口正彦

Y-90標識抗CD20抗体療法におけるIn-111標識抗体を用いた画像診断による品質保証と品質管理 群馬大学・放射線診断核医学 織内 昇


話 題
LEDGFとMLL融合タンパク質による白血病化の分子メカニズム 国立がんセンター研究所・分子腫瘍学部 横山明彦
甲状腺原発びまん性大細胞型 B 細胞リンパ腫の臨床病理学的特徴 埼玉医科大学国際医療センター・造血器腫瘍科 新津 望
リツキシマブを投与した B 細胞リンパ腫患者における遅発性好中球減少 東京大学・血液・腫瘍内科 山本 豪
がん患者の診療とコミュニケーションスキル 国立病院機構九州がんセンター・サイコオンコロジー科 大島 彰

解説
限局期びまん性大細胞型 B 細胞リンパ腫の治療:現在の標準治療と今後の課題 名古屋大学・血液・腫瘍内科学 木下朝博
AML発症におけるFlt3遺伝子異常 東京大学・血液・腫瘍内科 半下石 明,ほか
骨髄増殖性疾患の新しい分類と診断:2008年WHO分類 埼玉医科大学総合医療センター・血液内科 得平道英,ほか



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再発・難治性Indolend B-cell Lymphomaに対する治療選択の新展開 パート1

2008-12-06 21:16:34 | 参考書・書籍
平成20年10月11日京都国際会館で開催された第70回日本血液学会での悪性リンパ腫のコーポレートセミナーのスライドです。 発表されたのは、この分野の第一人者の小椋美知則先生。 司会はこれも大御所の国立がんセンター中央病院第一領域外来部部長の飛内賢正先生。

【概要】
(1) リツキサンは効果がある。
(2) 自家移植は2次癌のリスクが高まるので避けたほうが良い。
(3) 寛解後のリツキサン維持療法をもっと重視すべき。
(4) R-CHP>リツキサン維持療法>R-フルダラビン>同種移植

【P1】 再発・難治性Indolend B-cell Lymphomaに対する治療選択の新展開
名古屋第二赤十字病院 血液・腫瘍内科部長 小椋美知則
第70回日本血液学会 コーポレートセミナー10 平成20年10月11日


【P2】R-CHPが効果的


【P3】Ⅰ期やⅠⅠ期での放射線の全身照射は実施すべきでない。


【P4】抗がん剤の差はあまりない。


【P5】生存曲線


【P6】従来の治療の流れ


【P7】リツキサンは効果が高い


【P8】R-chemoが良い


【P9】初発進行期のR-CHOP


【P10】R-CHOP後の寛解維持両方が重要


【P11】リツキサン維持療法


【P12】自家移植は生存率向上には寄与しない


【P13】リツキサンにより生存率が高まっている



パート2に続く






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再発・難治性Indolend B-cell Lymphomaに対する治療選択の新展開 パート2

2008-12-06 21:14:04 | 参考書・書籍
パート2

【P14】現在の初発進行期の治療の流れ


【P15】再発・難治性濾胞性リンパ腫の治療戦略


【P16】リツキサン+フルダラビンの治療方法


【P17】F-Rの奏功結果 CRで68%


【P18】F-R の生存率結果 奏功例で20ヶ月


【P19】経口フルダラビンについて


【P20】経口フルダラビンの課題と展望 2次癌の恐れ


【P21】放射免疫療法 ゼバリン


【P22】高い奏功率


【P23】高年齢でも奏功率が高い


【P24】無憎悪生存期間


【P25】ゼバリンは高齢者にも安全


【P26】2次癌 白血病


【P27】


【P28】


【P29】リツキサン単剤での治療





パート3に続く


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再発・難治性Indolend B-cell Lymphomaに対する治療選択の新展開 パート3

2008-12-06 21:03:27 | 参考書・書籍
パート3

【P30】自家移植の長期成績


【P31】


【P32】小倉先生が開発したCHASERレジメン


【P33】大量療法の検討が必要


【P34】2次癌


【P35】


【P36】


【P37】再発・難治FLに対する治療選択


【P38】R-CHOPの治療限界


【P39】実施中の開発治験と新薬


【P40】新薬・分子標的薬


【P41】CD20ヒト化抗体薬


【P42】新薬開発戦略


【P43】謝辞 主だった病院の名前が出ている




以上

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血液・腫瘍科 54巻5号

2008-08-14 19:22:18 | 参考書・書籍
1年以上前の雑誌ですが、リツキサンについて詳しく特集されています。



血液・腫瘍科 54巻5号(2007年5月発行)

特集 抗CD20抗体臨床導入後の B 細胞リンパ腫治療:

現状と将来展望
抗CD20抗体の臨床導入と B 細胞リンパ腫治療の進歩 名古屋第二赤十字病院・血液
内科 小椋美知則

キメラ型抗CD20抗体リツキシマブの直接的な抗腫瘍メカニズム 福井大学・血液・腫瘍内科 吉田 明,ほか

リツキシマブ耐性化機序におけるCD20とCD55の役割 癌研有明病院・血液腫瘍科 照井康仁

CD20陰性 B リンパ腫細胞におけるCD20抗原再発現誘導によるリツキシマブ耐性化克服の可能性 名古屋大学・血液・腫瘍内科学 富田章裕,ほか

糖鎖修飾による抗CD20抗体の薬理活性増強 協和発酵工業株式会社・抗体研究所 飯田 茂,ほか

リツキシマブ導入後のびまん性大細胞型 B 細胞リンパ腫患者の予後推定と至適治療 名古屋大学・血液・腫瘍内科学 木下朝博,ほか

リツキシマブ脳室内投与による中枢神経リンパ腫治療の可能性 金沢大学・血液内科 高見昭良

再発,再燃びまん性大細胞型 B 細胞リンパ腫に対するリツキシマブを含む救援化学療法 埼玉医科大学・血液内科 新津 望

RI標識抗CD20抗体の国内導入と使用上の留意点 群馬大学・画像核医学 織内 昇

B 細胞腫瘍に対する次世代抗体医薬の臨床開発 国立がんセンター中央病院・第一領域外来部 飛内賢正



話 題
マウス骨髄におけるSP以外に存在する造血幹細胞 東京大学医科学研究所・ヒト疾患モデル研究センター 守田陽平

がん専門薬剤師制度と期待される役割 国立がんセンター中央病院・薬剤部 北條泰輔

アスベスト曝露と悪性中皮腫 岡山労災病院・アスベスト疾患ブロックセンター 岸本卓巳


解 説
細胞周期制御と発がん―G2期および M 期のチェックポイントと発がんを中心に― 熊本大学・腫瘍医学 清水孝恒,ほか

ユビキチンシステムと発がん 名古屋大学・分子修飾制御学 嘉村 巧
遺伝子多型を用いた疫学研究:疫学方法論の展開 名古屋大学・予防医学/医学推計・判断学 岡田理恵子,ほか

ヒトパピローマウイルス(HPV)感染予防ワクチンによる発がん抑制 国立感染症研究所・病原体ゲノム解析研究センター 近藤一成



注文は、ここから。 5号です。

http://www.kahyo.com/t_b_k54.html






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血液・腫瘍科 56巻1号

2008-08-08 20:29:35 | 参考書・書籍
血液・腫瘍科 56巻1号(2008年1月発行) を入手しました。 もっと早く入手できていたら、と強く思いました。 いま話題のゼヴァリンやフルダラビンの事が詳しく書かれています。 特にゼヴァリンの具体的な、使い方や調合のやり方がよく分かります。

ここで全般的に言われているのは、
R-CHOP >> フルダラビン >> ゼヴァリン >> 自家移植
と言う流れです。


ミニ移植や同種移植に関しては、あまり触れられていません。 やはり例えミニと言っても移植時の副作用があまりにも大きすぎるせいでは無いでしょうか。

これを読むとゼヴァリンは、私の予想よりも副作用が少ない。 骨髄抑制があるようだが、そんなに強く出ないようです。 ただし予想通り、扱える病院が少ないと言うことです。 まあ国立がんセンターまで行けば問題ないのでしょうか、別の意味のQOLが下がってしまいます。

他にPET-CTの解説も役に立ちます。




血液・腫瘍科 56巻1号(2008年1月発行) 2,835円(本体2,700円)B5判
特集 RI標識抗CD20抗体と経口フルダラビンの国内承認とB 細胞リンパ腫治療

注文は
http://www.kahyo.com/t_b_k56.html


低悪性度 B 細胞リンパ腫に対する標準的治療選択
国立病院機構名古屋医療センター・血液内科 永井宏和

Ibritumomab tiuxetan,経口フルダラビン国内承認の低悪性度 B 細胞リンパ腫治療への影響
名古屋第二赤十字病院・血液内科 小椋美知則

Ibritumomab tiuxetan治療のためのRI標識の実際と実施上の留意点
国立がんセンター中央病院・特殊病棟部 渡辺 隆

Ibritumomab tiuxetan治療におけるIn-111標識抗体による画像診断の実際と治療後の被曝防護に関する事項 群馬大学・画像核医学 織内 昇

再発・難治低悪性度 B 細胞リンパ腫に対する経口フルダラビンの国内臨床試験と薬物動態 東海大学・血液腫瘍リウマチ内科 小川吉明

Ibritumomab tiuxetan,経口フルダラビン国内承認と低悪性度リンパ腫の造血幹細胞移植 NTT東日本関東病院・血液内科 伊豆津宏二

Ibritumomab tiuxetan,経口フルダラビンに続く B 細胞リンパ腫に対する新薬開発 国立がんセンター中央病院・第一領域外来部 飛内賢正

低悪性度 B 細胞リンパ腫の治療と治療関連白血病
M. D. アンダーソンがんセンター 柳田正光


解 説
腫瘍内科医・血液内科医が知っておくべきpositron emission tomography(PET)の基本的知識 など








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悪性リンパ腫の最新雑誌

2008-08-01 14:40:02 | 参考書・書籍
悪性リンパ腫を特集した雑誌を入手しました。

臨床雑誌内科≪月刊≫
悪性リンパ腫診療update in 2008(Vol.102 No.2)
最新のエビデンスに基づく診断と治療 2008年8月号
南江堂 2,415円

雑誌の名前からして、内科のお医者さんが読むのでしょう。 かなり専門的
ですが、まあまあ読めます。 専門用語が出てきますが、理解できる範囲
でした。

内容的には、エビデンスに基づく、とあるように、かなりガチガチの結果
に基づく論文が多いので、いままで出ている話題を超えるものはほとんど
ありません。 いろんな論文が掲載されていますが、特に濾胞性リンパ腫
に関して総合すると、

(1) 濾胞性リンパ腫は、未だに治療の決め手のない難病である。
(2) リツキサンが良く効くことは間違いないので、積極的な治療が出来る。
(3) 自家移植は、意外に成績が良くない。
(4) 同種移植は、成績が良いが、副作用が大きく20-30%がこれで亡くなる。
(5) リツキサンが最初は効いても、耐性が出来る場合がある。

もちろん濾胞性リンパ腫以外の悪性リンパ腫に関しても沢山の論文が出て
いますが、読んでいないだけです。


注文方法は、インターネットが便利で、
南江堂オンラインショッピング http://www.nankodo.co.jp/

(書籍名)悪性リンパ腫診療update in 2008(Vol.102 No.2)
(定価[税込])2,415円


http://www.nankodo.co.jp/wasyo/search/syo_syosai.asp?T_PRODUCTNO=3002021



【主要目次】

特集 悪性リンパ腫診療update in 2008
―最新のエビデンスに基づく診断と治療


Editorial
悪性リンパ腫診療の最近の展開……山下卓也

Special Article
本邦における悪性リンパ腫治療のエビデンス―JCOG studiesの成果……飛内賢正

≪悪性リンパ腫を知る:病態の理解に必要な基礎知識≫
悪性リンパ腫の発症機序……杉本耕一
悪性リンパ腫発症に関わるウイルスたち……大畑雅典
免疫異常に伴う悪性リンパ腫と悪性リンパ腫に伴う免疫異常……塚崎邦弘

≪悪性リンパ腫を捉える:正確な診断に必要な方法論≫
臨床医と病理医の情報交換―正しい診断のために……大島孝一
免疫学的表現型解析―免疫組織化学とフローサイトメトリー……一迫玲
染色体検査・遺伝子検査……鈴木律朗
免疫関連遺伝子再構成―免疫グロブリン遺伝子・T細胞受容体遺伝子解析……木村暢宏
リンパ腫の病期診断とFDG-PET……伊豆津宏二
予後予測因子とは―適切な臨床決断のために……寺田芳樹

≪悪性リンパ腫と闘う:治癒を目指すために必要な治療手段≫
悪性リンパ腫に対する化学療法―臨床医に求められる基礎知識……照井康仁
悪性リンパ腫に対する放射線療法―治療成績向上のために……鹿間直人
悪性リンパ腫に対する自家造血幹細胞移植……山口博樹
悪性リンパ腫に対する同種造血幹細胞移植……櫻井千裕

≪悪性リンパ腫を極める:各病理組織型に基づく治療法≫
濾胞性リンパ腫……永井宏和
マントル細胞リンパ腫……山本一仁
びまん性大細胞型B細胞リンパ腫……稲熊容子
血管内リンパ腫……村瀬卓平
Burkittリンパ腫……和泉透
NK/T細胞リンパ腫……山口素子
末梢性T細胞リンパ腫……油布祐二
Hodgkinリンパ腫……大間知謙
節外性リンパ腫……正木康史

≪トピックス≫
B細胞リンパ腫におけるrituximab耐性化の機序とその克服……富田章裕
悪性リンパ腫治療における新規薬剤の展望……小椋美知則

座談会 悪性リンパ腫診療の向上のために―質の高い診断と治療を目指して
山下卓也(司会)・丸山大・竹内賢吾・伊豆津宏二



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医療用医薬品の添付文書情報

2008-07-08 23:33:41 | 参考書・書籍
独立行政法人医薬品医療機器総合機構http://www.info.pmda.go.jp/のデータベースに医薬品の詳細データがありました。 pdfのものが見やすいので、ご紹介します。

リツキサン
http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/380101_4291407A1027_1_11.pdf

これを見ると、当初は1週間おきに4回の単独点滴だったようです。 その後、今のようなR-CHOPになったものと思われます。 初期の論文には単独使用のものがあります。


また、いま話題のゼヴァリンなんかは、興味深いです。

ゼヴァリンイットリウム(90Y)静注用セット
http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/630004_4291414G1020_1_01.pdf

ゼヴァリンインジウム(111In)静注用セット
http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/630004_4300450G1027_1_01.pdf




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最近買った参考書

2008-07-05 16:15:26 | 参考書・書籍
本の題名をクリックすると、詳細な紹介記事になって、Amazonで注文できるようになっています。


まず、心配しないでいいですよシリーズ。 全般的な情報が掲載。 国立がんセンターの医師が書いているので、中身はしっかり。

心配しないでいいですよ 再発・転移悪性リンパ腫



次は、ハンドブック。 これも全般的な情報です。 濾胞性リンパ腫の記述は少ないですが、他の症状も参考になります。 最後に相談出来る医師のリストが沢山あります。

成人非ホジキンリンパ腫ハンドブック




抗がん剤全般の話ですが、抗がん剤のお世話に全面的にならないといけない、リンパ腫にとって大いに参考になります。 通常の固形のガンを抗がん剤で直すより、リンパ腫は抗がん剤が良く利くし、その分副作用が少ないと思います。

リンパ腫、特に濾胞性は、高血圧や糖尿病のような慢性疾患と同じで、直らないし、直そうとしないで、付き合っていくという態度が重要でしょう。 医者から宣告されたときに、同じようなことを言われたのですが、その時はそんな余裕がありませんでしたが、ふっと、「一病息災」 と言う言葉が頭をよぎりました。

間違いだらけの抗ガン剤治療―極少量の抗ガン剤と免疫力で長生きできる。 (ベスト新書)


タイトルはまったく違いますが、内容はほとんど同じでした。 副作用がきついなら、抗がん剤を減らしたら良いではないか、と言うことです。

決定版 がん休眠療法―個人差重視の抗がん剤治療革命 (講談社プラスアルファ新書)



いずれにしても、人間の体にある免疫機構が重要な鍵を握っていると私も思います。 従って、健康食品は問題外としても、以下のようなものは、エビデンスがないので、なんとも言えませんが、有効かも知れません。 特に息の長い濾胞性リンパ腫では、答えが出るのに10年はかかりますから、気長に待つしかしょうがないでしょう。 良く利くと言うリツキサンでも、やっと最近標準療法に近くなってきました。 問題のゼファリンは、まあまあ安心して使えるようになるには、少なくとも5年はかかるでしょう。 それまで、何とかつないで生き延びるしかしょうがないと思います。 リンパ腫でなくても、明日心臓病でぽっくり往くかも知れず、人間の寿命と言うのは分かりませんから。

がん免疫療法最前線『ANK免疫療法』―NK細胞による挑戦

決してこれを薦めているわけではありません、念のため。









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フルダラビン 2001年の記事

2001-01-01 00:00:00 | 参考書・書籍
特集
低悪性度Bリンパ腫治療の新しいモダリティフルダラビンの表題でかかれた文章の一部

科学評論社・「血液・腫瘍科」Mar.2001 VoL.42 No.3 P222

別の有効性は follicular lymphoma に対してもっとも高く,small lymphocytic,lymphoplasmacytic lymphoma ではやや低い,とまとめられる.しかし,①比較試験はまだ観察期間が短く,②対象とした治療法のアルキル化剤の投与量は比較的少なく,③対象の予後因子も幅があり,riskごとの解析が行われていない,ということから生存に対してFLUがどこまで有効性を発揮できるかという点については,まだ不碓定といわざるを得ない.今後さらに比較試験,長期の観寮が必要である.

フルダラビンによる免疫抑制
プリンアナログにより生ずる免疫抑制は,日和見感染に注意を要する. CD4,CD8リンパ球の長期間にわたる抑制は,ペントスタチン,クラドリビンではとくに著明であり,フルダラビンでもかなりの抑制が報告されている.感染症の合併は単剤で15~19%と報告され,併用治療では有効率はさらに高くなるが,とくに1PSLを含む併用症法ではカリニ肺炎,真菌,リステリア感染の危険があり,注意を要する.NK活性については,フルダラピンによるCLLの検討では,T細胞とともにNK細胞数の減少が報告されている.

交叉耐性
フルダラビンはadriamycinに対し交叉耐性をもたないことが知られているが,プリンアナログ間の交叉耐性についてはまだ明らかではない.CLLについては,フルダラビン無効例にクラドリビンが有効であったとする報告もあるが,フルダラビンによる治療後,クラドリビンは6~7%の有効性しか示さなかったという報告をはじめ,多くは無効としている.しかし,大半は他剤による前治療のあるCLLを対象としており,未治療例については不明である.また,クラドリビン無効例にフルダラビンが有効か否かも不明である.

副作用
フルダラビンの副作用としては骨髄抑制,感染が主である.このうち血小板減少は治療後期に注意すべきである.そのほか聞質性肺炎,中枢神経症状,末梢神経障害が認められた.ラットによる検査では,フルダラビンの血液脳関門の通過性は低かったが,急性白血病を対象とした第1相試験において,フルダラビンの60mg/m2/day以上の用量で重篤な遅発生の神経症状(盲目,昏睡,錯乱など)が出現した.フルダラビンに特異な副作用としては,自己免疫現象があり,AIHA,ITP,PRCAが報告されている.

おわりに
フルダラビンは低悪性度リンパ系腫瘍に対し有望視されるプリンアナログであるが,単剤での成績はまだ充分に満足できるものではない.

併用療法は有効率を上げ,相加効果があることを示し,今後,最適な併用僚法の開発が望まれる.しかし,フルダラビンは抗リンパ球活性が強く日和見感染等に十分な注意が必要である.



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