Harukoの濾胞性リンパ腫日記【B細胞 Ⅳ期 B症状 50歳代後半 】 2008年4月28日~

悪性リンパ腫の入院日記。多くのリンパ腫病のうち濾胞性(低悪性)リンパ腫の総合情報サイトを目指して行きます。

血液・腫瘍科 56巻1号

2008-08-08 20:29:35 | 参考書・書籍
血液・腫瘍科 56巻1号(2008年1月発行) を入手しました。 もっと早く入手できていたら、と強く思いました。 いま話題のゼヴァリンやフルダラビンの事が詳しく書かれています。 特にゼヴァリンの具体的な、使い方や調合のやり方がよく分かります。

ここで全般的に言われているのは、
R-CHOP >> フルダラビン >> ゼヴァリン >> 自家移植
と言う流れです。


ミニ移植や同種移植に関しては、あまり触れられていません。 やはり例えミニと言っても移植時の副作用があまりにも大きすぎるせいでは無いでしょうか。

これを読むとゼヴァリンは、私の予想よりも副作用が少ない。 骨髄抑制があるようだが、そんなに強く出ないようです。 ただし予想通り、扱える病院が少ないと言うことです。 まあ国立がんセンターまで行けば問題ないのでしょうか、別の意味のQOLが下がってしまいます。

他にPET-CTの解説も役に立ちます。




血液・腫瘍科 56巻1号(2008年1月発行) 2,835円(本体2,700円)B5判
特集 RI標識抗CD20抗体と経口フルダラビンの国内承認とB 細胞リンパ腫治療

注文は
http://www.kahyo.com/t_b_k56.html


低悪性度 B 細胞リンパ腫に対する標準的治療選択
国立病院機構名古屋医療センター・血液内科 永井宏和

Ibritumomab tiuxetan,経口フルダラビン国内承認の低悪性度 B 細胞リンパ腫治療への影響
名古屋第二赤十字病院・血液内科 小椋美知則

Ibritumomab tiuxetan治療のためのRI標識の実際と実施上の留意点
国立がんセンター中央病院・特殊病棟部 渡辺 隆

Ibritumomab tiuxetan治療におけるIn-111標識抗体による画像診断の実際と治療後の被曝防護に関する事項 群馬大学・画像核医学 織内 昇

再発・難治低悪性度 B 細胞リンパ腫に対する経口フルダラビンの国内臨床試験と薬物動態 東海大学・血液腫瘍リウマチ内科 小川吉明

Ibritumomab tiuxetan,経口フルダラビン国内承認と低悪性度リンパ腫の造血幹細胞移植 NTT東日本関東病院・血液内科 伊豆津宏二

Ibritumomab tiuxetan,経口フルダラビンに続く B 細胞リンパ腫に対する新薬開発 国立がんセンター中央病院・第一領域外来部 飛内賢正

低悪性度 B 細胞リンパ腫の治療と治療関連白血病
M. D. アンダーソンがんセンター 柳田正光


解 説
腫瘍内科医・血液内科医が知っておくべきpositron emission tomography(PET)の基本的知識 など








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