実は私、今週末にお引越しします。
といってもZIPCODEが変わらない地域内なのですが(笑)
とういことで、ここにいるのもあと2日。
ところがここでちょっと気になることが。
私が家を出るのが家のオーナーにとっては予想外に早かったため、前々からこの家を1月ごろには売りに出そうと思っていた彼女が予定を早めて今すぐマーケットに出すことに。
実はこの家の売出しがちょっとした問題に。
どうやら家のオーナーが家の鍵を不動産のエイジェントに渡して家を見たい人を連れてきていいということにしたらしいのです。
アメリカでは不動産のエイジェントにこうして鍵を渡し、家に興味がある人を連れてくるのはよくあることらしいのですが、
それを聞かされていなかった私達ははっきり言って迷惑。
だって私達が知らない間に勝手に家に入られて、部屋の中を見られたりもするんだよ。悪いことしようと思えばできるでしょ?
そして昨日、ついに私が口を開きました。
実は事の発端は先週末。
土曜日に家の中にクリーニングサービスをいれるから、部屋の中まではいるよと連絡を受けていた私達。
それは連絡をされていたので、問題なく私達は部屋をちょっと片付けて、お掃除の人が部屋に入ってもいいように準備していました。
ところが次の日、オーナーと不動産のエイジェントが突然家に来て、家の中をチェックし始めたのです。
リビングやキッチンはさておき、私達の部屋も見たいと言い出したエイジェント。
私からしてみれば
「はっ?聞いてないよ。」と思ったのですが、めんどくさいのでとりあえずOKして部屋をちらっと見せました。
ところが後でPに聞いたら、Pの場合は部屋の中にいたにもかかわらず、ノックもなしに突然エイジェントにドアを開けられたんだとか!
たまたま何もしていなかったといっていたけど、着替えをしていたりしたら大問題!
私達は
「これってちょっとどうなの?」と思い始めていました。
そして3日前、オーナーから私の携帯にメッセージがありました。
どうやら家に人が入って天井を直すとのこと。
あ、そう。と思っているとその翌日、つまり今から2日前に私が家に帰ってきたら不動産のエイジェントと男の人がもう一人いて家の中を直してました。
私はその後すぐ、新しい家に行って契約書にサインしてこなければいけなかったので、家を出なければいけませんでした。
そこで彼らに「もうすぐ終わりそう?」ときいたら終わりそうとのこと。
私はてっきりオーナーもきているんだと思って聞いたら、
「いや、彼女はいないよ。大丈夫、鍵を預かってるから鍵をして出て行くから」
はい?
ってことは何?
私達住民がいない間に知らない男二人が鍵を使って家に入って天井直してるってこと?
ありえなくない?
っていうか鍵を渡すオーナーもどうかしてるんじゃないの?
その日はとりあえず、オーナーからメッセージも受けていたし、彼らが何をしているかも一応聞いていたので、特に何も言いませんでした。
ところが!
昨日会社から帰ってきて夕飯を作り始めたとき。
突然玄関が開いてあのエイジェントが入ってきたのです!
しかも他に2人(女性)ほど連れて!
この日に来るなんて聞いていなかったので、私もさすがに黙っていられませんでした。
不動産エイジェントに物申したのです!
私「今日来るなんて聞いてないんだけど、2階の私達の部屋も見るわけ?」
エイジェント「え、ああ。ちょっと見るだけだから」
「悪いけど、突然こられて部屋を見せて欲しいなんていわれても困るんだよね。私達はまだここに住んでるんだから」
「大丈夫だって。誰かが来るときには必ず僕が一緒に来るから」
「そういう問題じゃない。私はあなたを知らないんだからあなたが一緒にこようがそうじゃなかろうが関係ない。悪いけど今日は部屋を見せられないから。」
「じゃあ君の部屋は見ないから。どこの部屋がきみの部屋?」
「私の部屋だけじゃない。私達皆あなた達がくるって知らないんだから、どの部屋も見せられない。それに一人は今部屋の中にいるし。悪いけど、オーナーと話し合ってくれる?とにかく、今日は聞いてないから部屋は見せられない」
結構強気に出た私。
自分でもビックリですが(汗)
とにもかくにも一悶着あり、きっとオーナーから何か言ってくるだろうなと思っていたら案の定、ルームメイト全員にメールが。
内容は抜粋するとこう。
I just want to let you know that my agent will be coming in and out of the house to supervise some repairs around the house as well as to show the house to other agents. I just talked to him that if he wants to stop by the house after 6pm, he should give you guys a call first. I'm sorry about tonight, I didn't even know that he will stop by at all.
He also told me that he had spread out the word about selling my house to the other agents in his company. So few people might come in to see the house before it's even listed, which means as soon as tomorrow. Any agents who wants to take their clients to see my house have to contact him first. He will be the person to show the house and give a tour.
そこで私の返事はこう。
I am the one who confronted him tonight.
I'm sorry if it occuers any inconvenience for you, but we, I think, weren't ready for those showings because it was unexpectedly taken place tonight. I didn't feel comfortable that he had a key, which allows him who we don't know to get in the house anytime without us knowing.
That is why I told him to talk to you first.
I hope I'm not making things hard on you, but we would like to keep our privacy and most importantly our safety here as long as we call it "home".
実はオーナーさん、エイジェントに文句を言ったのは私ではなくPだと思い込んだらしく、Pに電話してきていろいろと事情説明をしたんだそうで・・・(笑)
Pからしてみれば「何を言ってるんだ・・・?」とわけがわからない状態。
なので一応、「私が文句を言った」と言っているのです。
実はこのエイジェントがちょっと態度が悪くって私もPも好きじゃないのです。
だから彼が来ることが一番イヤなのに、彼が他の人をつれてくるって言うんだからまいっちゃう・・・
とにかく100歩譲って、彼らが家に来る前に連絡を入れてもらえるようになったのはいいんだけど、オーナーが私の電話番号をこのエイジェントに渡したいからもう一度番号を教えて欲しいと言い出したのです!
はっきり断りました。
私が彼女に言ったのは、私はとにかくこのエイジェントを知らないんだから、私の電話番号を教える気はないということ。
彼が私に連絡を取りたいなら、オーナーが間に入って連絡を取るべきだということ。
実は私が一番連絡を取りやすく、スケジュールがはっきりしている人物なのです。
なのでオーナーとしてはエイジェントが家にきたいときは私に連絡をとって欲しかったようなのですが、はっきりきっぱりお断りしました(笑)
どうやらアメリカではこういう風に不動産のエイジェントにすべてを任せて家を人に見せるというのが一般的らしいのですが、それならそれで事前に連絡をよこしてくるのが常識ってもんでしょう。
前から思ってたんだけど、オーナーさんはちょっと常識が足りないんだよねぇ。
ということで後二日で出て行くんだけど、ちょっと抵抗してみました。
はぁ、めんどくさ~