花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

エリザベート 2

2008年11月21日 | ミュージカル
1日おいて2回目の「エリザベート」観劇
開演前の帝国劇場ロビーは、前回以上ににぎわっている。
そして、トイレに並ぶ列もことのほか長い。
ただ・・開演5分前にA席S列に着席すると、補助席は
1名?座っているのみ。
前回は、サイドブロックの補助席が空いてるだけだった感じだが。
ロビーの賑わいは、前回のお客さんとの違いかな?

エリザベート 朝海ひかる
トート 山口祐一郎
ヨーゼフ 石川 禅
ルドルフ  伊礼 彼方
ゾフィ 寿ひずる

石川禅ヨーゼフの登場をみてルイみたい。
そこで気かついた、あれっ?涼風真世エリザベートだったら・・
この夫婦ってマリーアントワネットとルイだっったのね・・と。

気が付くの遅いよ~って思いながら、朝海ひかるエリザベートとの二人を見ていた。朝海ひかるさん宝塚ではTOPだったけれどやはり、まだ退団して1000人規模の大劇場では・・経験不足か?
オペラグラスでのぞくエリザベートは綺麗なものの、オペラグラスなしでA席からみるエリザベート、結婚前のヤンチャな娘は・・田舎育ちで、華にちょっと欠けるかんじでそれなりだけど・・自我に目覚めたエリザベートというのは、先日の涼風エリザベートに比べると、オシャレに目覚めた女の子っていうくらいで・・皇太子妃という印象は弱い。さらに・・2幕を見ると涼風エリザベートが、まさに皇后という強さが出てきたが・・舞台の場数の違いか?
ルドルフの母というにも姉程度だったような。
涼風エリザベートやはりエリザベートを演じる前に、マリーアントワネットを演じたという実績があるかもしれない。
2回見た限りでは、新エリザベートとしては涼風真世のほうがいい。
特に1幕目ラストで、扇で顔を隠す見せ場・・涼風真世ほうが強さをくっきり見せてもらった気がする。そしてその直前のトート、ヨーゼフ、エリザベートの関係も前回のほうが、見栄えがするように思えた。

今回のトートでなく武田トートと鈴木ヨーゼフだったら?とまあ追加したチケットはその組み合わせになっている。

また息子としても浦井ルドルフを再度みることになるのだが、今回の伊礼彼方ルドルフ。彼もこれからか・・浦井ルドルフとでは、仕上がりに差があるかな。
だた真っ直ぐな感じがいい。経験で変わりそう。

そのルドルフの子役くんたち・3人いるが2人みて・・3年生というけれど、しっかりしているねえ。しかりしすぎて、ちと怖い・・子供っぽくない!

そして今回は、アンサンブルのダンスもみていて・・
これ、嫌いじゃないけど、振りが、トートダンサーもふくめて、みんなでほとんど同じ動きだあることが多くそろっていていいけれど、で私には、なにか魅力が薄い。
ウィーンミュージカルがそうなのかな・・・とモーツアルトやレベッカそういえば・・。

でもダンスオブヴァンパイアのダンサーたち。
忘れられません。個性的な踊りを踊っていた。
シルベスターリィヴァイ音楽すきだけど・・
ジムスタイマン・・早く聴きたいよ~。って
思わされてしまうところがウィーンミュージカルのつくりなのか?
今回、出演者が、ロンドン、ブロードウェイミュージカル出演者というより、
やはりウィーンミュージカル出演者組というイメージがあるせいなのかも。

ところで「エリザベート」という作品の魅力とは?
エリザベートという女性を描いていること・・同じようにウィーンミュージカルのモーツアルトもその人の生き方を描いていることか。ただしモーツアルトというのは、ある種サラーリーマン。そのサラーリーマン人生を捨て、アウトローな人生を歩んだ庶民。
エリザベートは・・結局庶民(といっても貴族)が皇室に入って・・ある種王室のスキャンダル?嫁と姑。そして妻と夫の確執。子育ての失敗?ロマンスもそうあるわけでなく、エリザベートのエゴ?・・あるのは、死が常にそばにいたこと?・・
人生夢亡くして美に勤しんだ妻?・・そんな風に見えてしまうから、音楽はかなり好きんだけれど・・入り込めないのかな?

あんなふうにしか生きられなかった女性?時代にのみこまれた女性?どうでもいいや・・って。演技でそれが変わるもんでもなさそうだし・・生きてる世界も違うし・・。可愛そうなひとだったんだろうなあ・・と思いながら。



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