花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

レ・ミゼラブル 2回目

2015年05月20日 | ミュージカル
5月20日 Les Misérables 観劇へ
今期2度目のレミゼです。

メインキャスト

ジャン・バルジャン 福井晶一
ジャベール 川口竜也
ファンテーヌ 知念里奈
エポニーヌ 笹本玲奈
マリウス 田村良太
コゼット 磯貝レイナ
テナルディエ KENTARO
マダムテナルディエ 浦嶋りんこ
アンジョルラス 上原理生


この中で帝劇の中でキャスト写真で飾られている方が
バルジャン ジャベール ファンテ、エポ、 アンジョ。
(ほか見逃していたらゴメンなさい)
ってことは、複数でのキャストが並んでいる中、かなりキャストの中でも一押しキャストなのかしら?
と思いながら、20日を選んだのは、お土産付きでA席価格に近いS席発売があったため
お土産は東京會舘のフルーツケーキ 。WEBで見たら1,404円

お土産付き企画は、1企画でなく4、5箇所。カード会社やチケット販売会社などざまざま。
お土産も様々で100人分以上は軽くありそう。
今期は人気チケットというものの、それはそれぞれの努力あってこそのようで
だったらもう少し価格設定SS,S,A,B,C,D 6段階ぐらいに分けてくれればいいのになんて思いますが
帝劇ももう直ぐ建て替えとやら。座席の振り直しなんてないですね
この劇場でレミゼを見れるのはあとどのくらいなんでしょうねえ。
「富士ビル」「東京會舘ビル」「東京商工会議所ビル」が
新しくなるビルは2017年に完成らしいようですけど。

今回見てやっぱり思ったこと。新しい演出は、もう少し小振りの劇場用といっていいのではないでしょうか?
イギリスのレミゼを上演しているクイーズシアターは1200のキャパ
帝劇は1800キャパ 日生劇場が1300キャパ 新橋演舞場が1400キャパ

今回お土産気チケット席はs席ですが壁側サイドブロック
舞台大きく見せてるもののコチャコチャ感あり。地デジテレビ画面でアナログ時の映像を見てる感じなのです。
いろいろな都合もあるのでしょうけれどね。

そして今回は、オケ指揮者が若林さんでした。
気になったのが、始まる前のオケの方の音出し練習が、ほとんどなかったこと。
そして音が、やらかくマイルド。出演者の方々がのびのび?
特に前回どうしたの?とイマイチ感だったエポニーヌ 笹本さんとアンジョの上原さん
歌えてる!!と前回より俄然いいなと思わず。
でも私は、緊張感いっぱいのビリーさん(音楽監督 山口也さん)の指揮好きだったな。と
緊張感と勢いを感じた前回の舞台好きだったなと。
出演者にとってもオーケストラ演奏者にとってもビリーさんは、緊張するのかしらん?

そして今回
ジャベール 川口竜也さんオペラグラスなしだとちってもいい感じなんですけど
オペラブラス覗くとなにかとっても和風な雰囲気で武士のようなイメージ。
上下つけたお役人ってかんじのね。
それで、レミゼを見ているにもかかわらず、このレミゼ
白虎隊や忠臣蔵に似てるから日本人好きなんじゃない?
ってすごい関連付けすぎなんですけど
白虎隊は新政府に対し旧幕府勢力として戦う武家の男子達。最後は飯盛山で自刃。
忠臣蔵は言わずものがな。その中の一人一人に物語がある群像劇。

ただないのはそこに宗教かな?っと、Les Misérablesは、キリスト教によって救いを求めることに対して
日本の場合武士道なにかしら?と。
川口さんのジャベールを見ていてそんなことが頭に浮かんでしまいました。

川口さんのジャベールは、渋さのあるどっしりさ、そしてバルジャンを捉えようとする執念を強く今回かんじましたが.

私の中で好きなジャベールは、今拓哉さんのジャベール。
自分の中の正義ということを強く打ち出し
脱走犯だったバルジャンを捕まえることに執念を燃やしていたのにやり遂げるべきことが間違ってたのか?と
自分の中の正義がわからなくなって正気をなくす姿好きでしたねえ。

話が過去になり今にもどします。今回いいなと思ったのが、
ガブローシュの松本涼真くん
今後楽しみな男の子というかんじでした。

大人では、菊地まさはるさんのグランテール。
今まで以上に?回数こなしてるってこともあるのでしょうか?
優しいゆえにアルコールに頼っては、学生達の中飛んだ存在でもあるグランテール。
ちょっぴりこまったくんなれど
アルコールは彼の優しさを消すことはできず、学生仲間みんなを大事に思いことに
正義感から突っ走る友アンジョを皆守る存在。
学生運動の中ではこまったちゃんで扱いづらさもあるのか、友がそばによらないけれど
子供ガブローシュは、グランテールのそばでうろうろ。
優しい男というのがわかるのだろう。という存在。

アンジョとの中は他の時にもあったものの、今回眼を引いたのが、マリウスが、エポの死で落ち込み
彼女であるコゼとももう会えないだろうと、落胆して腰をおとした時にそっとそばに行き
肩をかけようとするものの、いやだめだだめだそんな柄じゃないな。みたいな一場面。
なかなかにくい演出ですねえ。
もちろん学生達が歌う中、「死など恐れないのか?」と歌うグランになんてことをいうんだというアンジョとの関係もなかないい。
芝居というより、自然にそんな形になっている風がとても良かったです。
以前やはり松村曜生さんという方が演じていたグランもそんな感じで好きでしたが
マリウスのそばに寄るのは今回はじめて見た気がします。

酔っ払いなれどかっこいいっ!!グラン!!って応援したくなる存在でした。

一方この子縁故?と思ったのがリトルコゼ。
調子イマイチ??初めてかな。ちょいイマイチなんですけど。と思ったのは。

大人のコゼも磯貝レイナさんも実はちょっとイマイチ感ありましたが、気に入らんランクではありません。
でもあのポジションは、演技云々よりもとにかくにソプラノ。高音が綺麗に出る方希望ですわあ。
プリュメ街3人が綺麗に揃うといいなあ。この時は完全にエポ笹本さんの圧勝。

そうそうバルジャン、コゼ、マリウス3三重唱もありますが、1幕のラスト「ワン・デイ・モア」
あれ全員になるといいんですが、一人一人が、声を張り上げた時の雄叫びモードあまり好きじゃないなあ。
声を張り上げすぎじゃない?って思うです。
まあマイクで一人一人操作できないってこともあるのでしょうけど。

そうそうKENTAROさんのテナルディエは、声だけとくにいい人っぽい。
底辺生きてる小悪人ってかんじがないのよね。
3枚目要素はあるんだけど・・・。
これっからかなって感じます。

とまあ、今期2回目。
レミゼいい作品だと思います、っが
英語わからないけど、ロンドンで見てみたいわあ。
ブロードウエイもいいんだけど。Alfie Boeがバルジャンらしし。。。
お金欲しい~~~(笑)誰か行かせて!!
ぷーの叫びでした(笑)


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