花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

レ・ミゼラブル   6月28日

2013年07月01日 | ミュージカル
歳月人を待たず・・って人が老化してるんだよね。って
疲れます。身体は、正直なものです。
いえ自然は正直なものなのかもしれませんが・・。

6月28日金曜6時15分開演『レ・ミゼラブル』
この日は、帝劇に到着すると入り口に『満員御礼』の立て札が・・
うれしいことなのでしょうけれどその『満員御礼』のかなりのかずが、たぶん団体客。
だって入り口には、それぞれ団体さんの看板にお土産やらお弁当らしきものが並べられているもの。

母が時に農協銀行さんから劇場招待を受けて明治座にいっているけれど、農協サンではないものの、
団体さんの観劇に映画人気を受けて『レミゼラブル』のお客さんもなかなかの入りってところなのかな・・って。

この日は、福井バルジャンに川口ジャベール。
前回のお二人同じで、アンジョルラスやファンテーヌ、ガブローシュも同じだったのですが・・
マリウスが、田村良太さん。初めてみた時の印象とずいぶんと違って・・ひょっとして今まで出みた中でイチバン、マリウスかも。そんな印象を抱かせていただきました。
初めてみた時は、そんなに上手とはかんじない、そこそこイメージだったのですが、
やさしい好青年、世間知らず、正義感がいっぱい、王子様キャラがたっていました。
歌も癖のない行儀のいいかんじで。

そこに以前のような誇張がとれた笹本エポニーヌ。自分と話し合うのは自分だけ・・夢描くもののそれはけっして叶わない。
自分の立場に負い目、引け目を感じるエポニーヌ。

今回そんな二人それぞれの歌にちょいっと目頭あつくなりました。

でもそれ以上に歌はワンフレーズながら、丹宗立峰さんのグランテールにぐぐっつ!っと気持ちを持って行かれた私です。

今回の新演出において、どうしても生きるということに対して、宗教的なこともあるのかとキリストの存在が今回なんとなく感じずぬはいられないのですが、革命といいながらも死との背中合わせがあり、グランテールが、酔って唄う「死など無駄じゃないのか」と投げかけるのが、今までの演出は「?」と疑問符であったのに対し
今回は、「死んではならない。」この革命がいいとは言えないい・・と真っ向からはいえないけれど、そう告げたい革命反対者だたのでゃなないかな・・って。

優しい男なのですよ。本当は・・ってそれを大人とちがって感じ取る加藤ガブローシュのやりとり。
大人とは違う子どもの反応。常にグランテールのそばにいるガブローシュ。
アンジョに自分の態度をたしなめられ下手にさがるグランテール。そのグランテールをおってかまうガブローシュ。
これは台詞も歌もないのにこちらのここをわしずかみでしたわ。

そんなグランのダメだよ!!ッテ言葉もわかっているのに飛び出したガブローシュ「ちび犬でも・・って」
革命に命投げ出して・・最期くずれてアンジョに抱きかかえられるものの下でガブローシュの亡骸を受け取る丹宗グランテール。もう
仕草が・・たえられんわ。
っていっや~~~~~~今回こんなにこころに訴えてきたのはあなたです!!って。

やられました(笑)

このよっぱらい・・って酒に溺れているようで決して溺れているのではないてところ
『二都物語』のシドニーカートンにも重なってしまッた私。

自分を正直に出せない男の正義感。泣かされるわ~~~~。


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