花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

ミュージカル「モンテクリスト伯」

2013年12月25日 | ミュージカル
24日クリスマススペシャルカーテンコールがあった日です。
このイベントが発表される前にチケットを購入。
この公演のチラシを見たときに作品&出演者陣に魅力を感じていたのですが、発売早々に購入したわけでなく数日経ってからの購入でしたが、24日1階C列センターの空席があったのでそこでこの日の観劇を決めました。
キャストなのかで女海賊ルイザがダブルキャストということで、濱田めぐみさんの出演日からのチョイスでした。
見たかったキャストの一人が濱田めぐみさんでしたから。
でもこの作品にはほかに坂元健児、岡本健一という名前があったのが大きな魅力でした。

24日を購入したもののもう1度見ておこうと10日にも割引チケットで女海賊ルイザもう一人のキャスト彩吹真央 さんの日に観劇をしたのですが、
私にとって作品に大きな期待があったのですが、その期待が大きすぎたのでしょうか作品そのもの&演出構成に魅力を全く感じませんでした。

よってこれより先は、魅力を感じなかった訳をつらつら、つらつら書きますので、ミュージカル「モンテクリスト伯」がすばらしかった!!よかった!!という方が
読まれたら、不愉快この上ないかもでしょう。それでこれを読んでのご批判、ご意見はお受けしませんのであしからず。

「モンテクリスト伯」は、中学生時代に単行本でガッツり読んだ記憶があります。アレクサンドル・デュマという作家の名前にさえ魅力を覚え、当時デュマは、2人いることをしり息子の書いた『椿姫』も読んだのですがこちらはまったく記憶に残らず。『モンテ・クリスト伯』や『三銃士』のデュマが好き!!と言っておりました。
でも今回のように復讐すべき悪人が一筋縄では行かぬ悪でありまた、復讐も手の込んだものであっという間に長編小説よんじゃった!!記憶があります。
そうそう最近なのですが、吉川英治の宮本武蔵をあっというまに読み終えたようなかんじでしょうか?
一方この頃に源氏物語を読破しようと挑戦したものの、こちらは男女が、ゆるゆるぬくぬくしてて、なんだかなあ・・・と早々に投げ出したことも。

でも今回はその頃の記憶よりも、ミュージカル「ジキルとハイド」や「ルドルフ」に重なってその二番煎じに感じておりました。
「ジキルとハイド」は小説でもけっして長い小説ではありません。ゆえに舞台ではその文字が舞台になってくれてた記憶がありますが、この「モンテクリスト伯」
ジキルが、若きエドモン・ダンテスであり、ハイドが「モンテクリスト伯爵」なんです。
そしてジキルを認めなかった者達が、今回の「モンテクリスト伯」では、友人であり検事になっているだけなんですよlね。
そしてジキルの婚約者エマが、婚約者メルセデスであり、娼婦ルーシーが女海賊ルイザなんですよね。

あのモンテクリスト伯の壮大な魅力を見せてくれるというよりも「ジキルとハイド」を「モンテクリスト伯」に置き換えただけ。
あげくにメロディーもフランク・ワイルドホーンでヒットした「ジキルとハイド」のような曲が作り。
一番印象に残ったのは、謎の伯爵モンテクリスト伯が催したパーティで客がモンテクリスト伯を想像する歌。ジキルとハイドでハイドを怖がる街の人たちの歌。
また一方でルドルフで流れたようなメロディも。
フランク・ワイルドホーンが、ブロード・ウェイでヒットしないのはこのこともあるのか?って思わず
ブロードウエイで有名な作曲家達リチャード・ロジャースにオスカー・ハマースタイン、バーンスタインやソンドハイム
それにアンドリュー・ロイド・ウェバとか、さらにディズニーの音楽アラン・メンケンとか、それぞれの特徴はあるものの作品それぞれこんなに似てくるのかなあ??っと。

一方出演者に関しても、出演者それぞれピンポイントで見るなら、それでいいのかも?
なのですが、宝塚色、四季色、ストプレ色など歌も芝居も違っていて、それぞれの色が強くてモザイク状態そこに溝があるように思えました。

出演者がその役に対してどう掘り下げているのかも・・・。

そうそうそれでこの作品がよくないのは、レミゼのように音符が台詞だあってその心情をメロディにしたというものでなく、気持ちをこんなかんじ~って歌ってしまうインド映画のよう。

日経新聞の劇評じゃ「文庫本で7冊もある大作だが、休憩を入れて2時間40分にまとめてある。このまとめ方が、まずうまい。」って書かれてるけど、そうかあ??って
読んでいてこの劇評家さんとは意見あわないな。って思った私。
出演者がいくら丁寧に歌ってもだめなもんはだめなの!!

にさ・・1ヶ月もやってるのにこの装置?まあ劇場の大きさを映像を利用するゆえどこの劇場でもやりやすいんだろうけど・・って、もっと映像もなんといかならないのか?あのナポレオンは??
って、サカケンでてたけどがっかり感強の舞台でした。

でもね.クリスマススペシャルカーテンコール
抽選会でサカケン抽選のあたり番号引くときに「心配ないさ~」
さらに「きよしこのよる」を舞台で歌ったときに「カンニング用歌詞を手に書いていたようで2番思いっきり見ていたのがかわいい!!」
これで満足とはいえないけど、まあこれだけ書いたし。お~しまい。じゃ。


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