花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

プロミセス・プロミセス

2012年12月24日 | ミュージカル
割引ご優待チケットで急遽見てきました。
この日、同じ新国立劇場で『音のいない世界』を3時から見る予定でしたので、
それまでには終わるだろう。という思いで12時開演の中劇場へ。
受付で終演時刻を尋ねると「3時10分ぐらいです。」って。
かぶっている。あっちゃ~。そんな思いで客席に。

このミュージカルは、出演者よりも演出が、田尾下哲というのが気になっていた作品でした。
オペラでも曲や脚本を大事にするする方。どうやってこのニールサイモンの戯曲でバート・バカラックの曲を調理していく ぼんかな?と。
また振付に本間 憲一と言う名前があったのもこの作品がきになっていた一つ。
バート・バカラックの曲に本間 憲一さんのコミカルな振付はぴったりなんじゃないかな?って。
このミュージカルはコメディってありましたし、バート・バカラックの曲というのも心地よさがありそうで・・と。
キャストは、
フラン 大和悠河、
チャック 藤岡正明、
シェルドレーク 岡田浩暉、
マージ 樹里咲穂、
ドレイファス医師 浜畑賢

ってことでしたが、チャックはWキャストで前半中川 晃教さんが演じていたそうです。
田尾下哲さん丁寧に仕上げすぎ?いや田尾下哲さんの思うスピードに対し、出演者のテンポが重たすぎ?だったのかこの話で休憩15分入れて3時間を越すのは間延び観がありました。

主人公チャックの妄想部分や、チャックが見ている側に語る場面。アメリカの映画やコメディTVでは良く見る手法。この方法はとっても良くできていたとおもうのですが・・
チャックの藤岡君が重い。そんな印象を一番感じました。
この重いというのが、丁寧ゆえか、彼自身がテンポを遅くしているのか・・
新国立のタイムスケジュールで書かれていた時間は3時前に終わっているのですが、実際には・・終わらず。

この点はWキャストの中川さんがどうだったのか?定かではありませんが。

一方ヒロインのフランももうちょっと軽さが欲しい?ひょっとするともうちょっとお馬鹿度が欲しいかも。と。
そんななか、さすがにベテランのドレイファス医師の存在が光ってるな!!と。
先日『ファンタスティックス』で、放浪の老シェークスピア役者ヘンリーを演じた光枝明彦さんの渋さが光っていたのに似ています。笑わせ役なんだけど、抑えてここまで!!ゆえに役に意味がある見たいなね。

舞台装置も面白く、いい作りでしたが・・結局3時5分前には、客席を経ち、中劇場から、小劇場へ。
私個人的には・・あの『ファンタスティックス』のメンバー
松岡 充さん 彩乃 かなみさんをはじめとして、宝田明さん、光枝明彦さん、青山明さん、沢木順さんでこの作品やってもいいかもね。と思ってしまいました。


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