ミス・サイゴン 思わずソワレも

自分の財布と相談しないで・・あ～。
やってしまった。

18日12：00の部
藤岡クリス、坂元ジョン、泉見トゥイの日・・
毎度のことながら買っていたチケット。
でも・・ひょっとしてキムがダメかも。
そう思いながら、帝劇につくなり窓口に行ってしまった。
Ｂ席補助席が購入できた。

当日になって決めてしまったマチソワ観劇。
家を出るときは、マチネだけのつもりで、洗濯物を干しっぱなし。
あ～あ。やっちゃいました。

見終わって・・周りで泣いていただろう方々を見かけるなか、
私は、やっぱり泣けないなあ・・・と。

手放しで見てないんだろうなあ。
ソワレでは・・やはりキムがダメだった。
それでは、マチネは、ダメじゃないんだけれど、もはやミスサイゴンでは
ジョンは、サカケンでないとダメ！！・・これではいけないんじゃないか？
と思うものの・・完璧に2幕のなんてつまらないこと。
岡ジョンがダメじゃないんです。でもサカケンジョンじゃないとダメなんです。

Bui-Doi赤組のアンサンブル始まったとたん心に響いてきたのに・・
なのに、「戦争が終わり～♪」と声が聞こえたとたん・・
違う！！違うの！！と自分のなかで、岡ジョンの優しい歌声の出だしを耳が受け付けない。
ここから一事が万事。
クリスが出てきて「僕の友人～」そうじゃないって・・もうちょっとハイトーンでで、澄んでるのサカケンジョンはと、岡ジョン拒絶。
さらに「君の子・・」音のとり方がジョンごとに違うわけで・・。
たぶん岸ジョンを見てもそうなってしまいそうだ。
キムの回想シーンは、まあなんとか・・でもやはり
「戦争だぞ～」というのが、サカケンジョンは、お前の気持ちはわかるが、どうにもならないんだ！諦めろ！！という、お前をわかっているからこそ、お前をここに残してはいけない。何が何でも連れて帰るぞ！・・って聞こえてくるのは・・なんなんだ。
そして更にはホテル・・
ジョンの立ち位置が好きなんだなあ。それに目の配り方・・って
もう呆れられてますね。相当に。

さらにらさに・・サラリーマン姿のジョンのお尻に、キムに何も伝えられないジョンの「僕にできるのは・・」って歌ってしめるところに・・

もう限り無し・・あふれ出てくる。

というわけで、ソワレ1幕は、良かったんです。
アンサンブルも含めて・・。
知念キム・・やはり彼女のキムが一番全編通して、私の描くミスサイゴンのキムらしいし、彼女だけは、最後、死を選んでしまうということに、なんてことを・・・と助けてあげたい・・と思わされるキム。
他のキムは、何で死ぬのかなあ・・って思ってしまう。

また原田クリスはやはり、神田トゥイとの対決のほうがバランスがいいなと思い、
神田トゥイの少々クールッぽく見える人民委員長の冷静さが、泉見トゥイとは違ってけっこう好きだ。
激情タイプの泉見トゥイは、藤岡クリス、照井クリスのほうがいい。
藤岡クリスは、泉見トゥイと同じように熱く向うし、照井クリスはけっこう冷静だ。

その熱いトゥイと熱いクリスだった12：00の部。
藤岡クリスはやっぱり熱く・・彼はどうしても歌で押してしまうようなところがあって、クリスというのが、どんな奴なのかな？とつかめない時がある。
でも歌がなにせいいもので・・まっいいか。になってしまって・・。
前回も書いただろうか。クリスがダメではないのだけれど・・
なにか役が違うような気がしてならない。
と言って・・なに？といわれても・・答えがでないのだが。
無理に考えることもなかろう。

そしてエンジニア・・
久々にた筧エンジニア・・久しぶり。
でっもなにか依然感じなかった・・小粒に感じたのは気のせい？
お疲れ？コンダクターが、変わったせい？
あと数もなく、千穐楽は筧エンジニア。
どこかセコイかっこわるさもなんおその生きることに貪欲なエンジニア。
筧エンジニアならでこそを最後に期待！！
18日ソワレのチケかってしまったもう一つの小さな理由。
橋本エンジニア。出来るならば、見納めしたかった。
この人のエンジニア・・筧エンジニアににてるけれど、
スマートなんだな。その分きついけれど。
あの胸の金の＄ペンダント。それが物語っている？