花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

ウィル・タケット×首藤康之 『鶴』

2012年03月16日 | 舞台いろいろ
今日は、職場のイベントとてもいう会議が終わって・・
職場の引越し作業からバタバタ続いた日々もようやくマイペースでいけるのか?って状態になってきました。
仕事関連は一区切りできそうな??でも問題はあい変わらすの山積ですが・・。
そして観劇もどっと減っていますが、・・ってまあ、金銭的にも節約せねば!!は、今年の抱負ですけどね。

本日は久々仕事帰りの立ち寄りです。
定時で仕事をあがって向かったのは神奈川芸術劇場。
KAAT神奈川芸術劇場オープニング1周年公演
NIPPON文学シリーズ第2弾
『鶴』
日本民話“鶴の恩返し”より
という英国ロイヤル・バレエのウィル・タケットの演出・振付で、
世界に注目される日本人ダンサー首藤康之の出演というステージを見に出かけました。

ダンスとは思うものの・・バレエなのか、コンテなのか?解らないままチラシみただけでチケット購入してしまいました。
サブタイトルにもかかれている日本民話“鶴の恩返し”をダンスとして舞台化されたもの。

演出・振付/ウィル・タケット
出演/首藤康之、クリストファー・マーニー、
キャメロン・マクミラン、ナオミ・コビー、
ヌーノ・シルバ、後藤和雄
尺八演奏/藤原道山
ナレーター/ユアン・ワードロップ

[スタッフ]
台本/アラスデア・ミドルトン
翻訳/常田景子
音楽/藤原道山、ポール・イングリッシュビー
美術/ボーカー・ジョンソン
人形デザイン/トビー・オリー
衣装/ワダエミ

という出演者とスタッフ。
今回が、初演というもので・・客席には、有名人というかたもチラホラと、
その中で私のめにとまったのは・・ダンスやってます感がかんじられなかったナチュラルなおばさまだった中村恩恵さんでした。
すでにこの神奈川芸術劇場でも首藤康之さんと一緒のステージに立たれでますが、2012年の今年10月に再び第2弾で『DEDICATED』が予定されているようです。

話が、飛びましたが・・ダンスは、バレエ基本のコンテンポラリーというステージで、休憩無しの70分。
ナレーターにより抒情詩のような語りがほとんどの場面にあるのですが・・これは全面でいるのかな?と思うコトもしばしは。日本人なら・・ほとんどしっている話ですから・・音楽が流れて、ダンスが踊られる場面で、『いるのかなあ?この語り』・・と思うこともしばしば。もうちょっと見てるほうにイマジネーションわかせてくれても良さそうだけど・・って。
語られるのが英語で、聴き取れなくてつい字幕に目が行っちゃうのですよね。ダンスを見ていたいのですが。
それがステージの上部にでるものだから視線が上に行ってしまうのでした。

また全体的には・・日本人じゃない人が描く日本の世界かな・・っと。
日本人が、オブラートに包んで不透明で綺麗にしてしまうところをストレートに描く・・鶴が自分の羽というだけでなく、血をも台詞に・・って。
またこの舞台で鶴が登場しますが・・この鶴もパペット技術を導入ってことで・・そうパペットなんですよね。日本の伝統芸能ででてくる動物(鳥)ではないのです。リアルです。

不思議な世界でした。

そしてメインのダンス・・素敵でした。さすがに流れが美しいです。鶴の恩返し。
見とれる世界でした。・・その表現が素敵だからこそ・・語りが不要じゃないの?って。
首藤康之さんはつるの恩返しではなんとおじいさんの役。(じっさいにおいいさんじゃないけど)
えっ、おじいさん役なの?とも思いましたが・・羽衣伝説にでてくるような若い男ってかんじで・・

藤原道山の尺八も・・この方もいろいろなところで活躍ですね。

結果みれてよかった・・ってステージでした。


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