花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

アイナダマール

2014年11月17日 | 舞台いろいろ
「アイナダマール」スペインのオペラだそうです。
そして、1960年生まれのゴリホフ作曲で。今回が日本初演。

オペラとしては、新たらしい作品ってものかな?っと。
20世紀スペインに実在した女優と劇作家・詩人を主人公としながら、
内容はリアリズムよりファンタジーに近い。
現在(1969年)と過去(詩人ロルカの生きた時代)を行き来しつつ物語は
深い世界に入っていく。

ってことでして、

広上淳一さんの指揮!ってだけで見に行ったんですよね。
オペラまだまだ魅力がよくわかっていない私が。
今回 読売日本交響楽団 演奏
粟國淳 演出

出演
横山恵子(マルガリータ・シング)
清水華澄(ロルカ)
フラメンコ歌手 石塚隆充

観劇日 開演時間には遅れるかもでしたが、5分以上遅れていたため
着席後幕が開き、あれ?と最初は、オペラでなくお芝居から始まったのです。
(ちゃんと前もっての予習なくしての観劇でしたので、プロローグが付いていたのを知りませんでした。)
第1部 プロローグ
台本・構成:田尾下 哲 
「魂の詩人ロルカとスペイン」というタイトルでロルカの生きた時代についての紹介がありました。
でもここでないかわかったか?というとあまり理解で来ていなかった私です。

第2部
マルガリータ・シルグが亡くなる直前の1969年夏、
ウルグアイ・モンテビデオの劇場でまさにロルカの戯曲「マリアナ・ピネーダ」を演じるために
マルガリータ・シング舞台袖にいるところからスタートですが、その目に映像による幻想シーンへのいざないともいうべきシーンが本当の最初の幕開き。

なんでしょう。これまでみたオペラとはまったく違う感がありました。
オペラなのでしょうけれど、音楽にしてやられた。使われていた曲、音響が、素敵でした。
とくに印象に残ったのは
フラメンコ歌手でルイスアロンソ役石塚隆充さん。歌はもちろん。風貌のかっこよさ!
いっや~~~。語彙さがせません!
響き渡るのにどこまでも突き抜けるような声。オペラ歌手の皆様も素敵なんですけど、
まさに情熱的な歌声で、悪っぽさがたまりません。

そしてマエストロ広上淳一さんにぴったり~~~みたいな、素敵な熱い演奏でした。

そしてダンサーも良かったなあ~。
ダンサーメンバー
アクセル・アルベリシ 五十嵐耕司 伊藤拓 木下あきら 三枝宏次 中村征矢 堀部佑介 山田洋平

アクセル・アルベリシさんは動きが綺麗と思ったら、アルゼンチンタンゴの人らしい。
三枝宏次さんは、いろいろな場面でみかけるダンサーさん。やはりキラリ目立ちます。
あと誰なんだろ?名前と顔がわかりませんが良かったです。

できればもう1回みてもよかったな。と思う
なんでかわからないけど魅力いっぱいのオペラでした。


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