セレヤの山の下で

静岡県内の小さな旅、植物などを紹介しています。

「CSI:マイアミ」第一話

2010年08月18日 | 海外ドラマ/エピソード
第一話シリーズ第4弾です。

「CSI科学捜査班」のスピンオフ作品。
フロリダ州デイト郡警察のCSIが活躍するドラマです。

特に主任のホレイショ・ケインの活躍がすばらしく、
別名
天下無敵のホレイショ劇場
と噂されています。(この呼び名、気に入ってます)





では、ホレイショ劇場、第1幕の開幕です。


マイアミ上空 17秒の惨劇 (Golden Parachute)



エバーグレースに小型機が墜落しました。
目撃者の通報により、現場に駆けつける、マイアミ・デイト署CSIのメンバーたち。
しかし、墜落事故はすべて連邦政府の管轄となり、地元警察には捜査の権限がありませんでした。

それでも、部下たちに証拠収集を命じるCSIの新主任ホレイショ・ケイン警部補。
夫の服喪のため休職していた前主任のメーガン・ドナーも現場に駆けつけます。
管轄が違う、というデルコに、ホレイショはエバーグレースは川で、待っている間に、証拠品は流され、劣化して行く、一刻も早い確保が必要だ、と言います。

小型機はマイアミの大手保険会社の社長、スコット・エリック・サマーの所有で、
乗員2名、乗客6名の計8名が搭乗していました。
8時30分、ワシントンDCに向け離陸した直後に墜落したと判明しました。

パイロットの遺体が発見されました。
その遺体には銃のものと思われる射入口がありました。
この墜落は事件の可能性が強くなりました。

まず、通報者に疑いが向けられます。
彼らは猟銃を所持していました。ワニの密猟をしていた可能性があります。

さらに不審な点が出てきます。
乗客は6名。空席が8席のはずですが、シートベルトがはずれたものが9席あります。
離陸直後にもかかわらず、席に座っていなかった者がいたことが予測されます。

やがて、一人の生存者が見つかりました。
サマー社長です。救急隊が呼ばれ、彼は病院に搬送されていきました。

そして、墜落現場から8キロ離れた場所で、もう一人の遺体が発見されました。
女性です。そして、破損の状況から、墜落した小型機から落ちた(落とされた)ものと思われました。
彼女の名はクリスティーナ・マリア・コルーチ。サマー社長の秘書でした。

乗客は6名ではなく、7名で、シートベルトをしていなかったのは、1名ではなく2名だったことがわかりました。
さらに、会社は倒産寸前。資金運営の件で、SEC(アメリカ証券取引委員会)の監査が入り、社長以下6名はワシントンDCで、SECに締め上げられるはずでした。

検視のとき、クリスティーナの手に、不審なちいさな丸いあざが2つ、ついているのをホレイショがみつけます。

機内の発砲の痕跡を探していたカリーは、ドアの差込ピンが細工されているのを発見します。
飛行中、ドアが開いて、墜落した可能性が出てきました。
しかし、さらに調査を続けた結果、その細工によってドアが開くには高度が足りないことが判明しました。
ドアは、勝手に開いたのではなく、何者かによって、ドアが開けられたことがわかりました。

しかし、発砲の痕跡も、弾丸も発見できません。
また、飛行機に必ず搭載されているブラックボックスも発見できません。
ブラックボックスは特殊な信号を発信しているので、それをキャッチすればいいのですが、その信号がキャッチできないのです。
やがてブラックボックスは通報者の敷地で発見できました。通報者が持ち去っていたのです。

生存者が目覚めたという報告が入り、ホレイショたちは彼に会いに行きました。
社長は、クリスティーナが突然ヒステリックになり、ドアを開け、落ちてしまった、と証言しました。

その裏をとるべく、ふたたび飛行機を調べるCSI。
ホレイショはその証言と現状に、矛盾する点をいくつか発見します。

「何が消えてる?・・・・・何が足りない?」
ホレイショは自問自答します。


汚れた血 欲望の海/Just One Kiss

2010年08月13日 | 海外ドラマ/エピソード
「CSI:マイアミ」第4話、シーズン1、エピソード4のタイトルです。

浜辺で滅多打ちにされ、喉を切られた男性の遺体が発見されました。
そして、その近くで、レイプされたとみられる女性が、意識不明で倒れていました。
女性の名はジェーン。事件当時の記憶を失っていました。

最初、男性の遺体はジェーンの恋人のポール・バネットと見られましたが、ポールの特徴(髪の色、目の色など)と遺体が一致しません。
さらに、遺体の手はバーテンダーと同じように荒れていました。会計士をしているというポールの手は、荒れていることはないはずです。

CSIのメンバーは、遺体とジェーンが発見された付近の浜から、証拠と思われるものを、砂をふるいにかけて探していきます。
それは、迫る満ち潮の時間との戦いでもありました。
緑色のガラスの破片、壊れためがねの鼻あてなどが出てきました。それらには血がついていました。





ジェーンの泊まっているホテルを訪ねたCSIのメンバーは、そこでジェーンの恋人、ポールと出会います。
被害者はポールではなかったことが判明しました。

ポールは「今朝目覚めたらベッドの上にいた」と証言しました。
彼は昨夜、ハミルトン家のパーティーに出席していた、と言いました。
ハミルトン家は、マイアミの名家です。ポールは甥のタイラーと同級生だ、と言います。

ハミルトン家に向かったホレイショとカリー。
家主のドレイク・ハミルトンはポールをゲストハウスに泊めたことを認めましたが、中を調べるなら、捜査令状をもってこい、とホレイショに言いました。

ドレイク・ハミルトンとホレイショ・ケインは、15年前の交通事故で捜査官と容疑者の立場で出会っていました。
その時は証拠不十分でドレイクを起訴できなかった、ホレイショは、複雑な面持ちで、ハミルトン家を後にしました。

やがて、エステバンと言う名のグァテマラ人のバーテンが給料をとりにきていないことが判明します。
殺されたのはこのエステバンだと思われました。

再びポールが呼び出されます。
ポールは彼の給料ではとても買えないような高級な時計をしています。
ポールは恋人のジェーンとキスさせるかわりに、タイラーからもらった、と証言します。

その時計についたDNAを調べると、3人の男性のDNAが出てきました。
ポールとタイラー、そしてタイラーの血縁者のDNAです。

さらに、浜辺からハミルトン家の庭に向かって、エステバンの血液が点々と落ちていました。
エステバンを殺した犯人から滴った血液です。

これらの証拠から、ハミルトン家の捜査令状をとり、ハミルトン家に向かうホレイショと、CSIの面々。
しかし、ハミルトン家のゲストハウスは、重機によって取り壊されてしまっていました。
さらに、燃やされた衣服の残骸も出てきました。

証拠隠滅を図ったドレイク・ハミルトン。
ホレイショたちは犯人を挙げることができるのでしょうか。


※写真はイメージです。遺体が発見された場所とよく似ています。
写真素材 [フォトライブラリー]のフリー素材を使用させていただきました。

漂流 新月の闇/Wet Foot/Dry Foot

2010年08月12日 | 海外ドラマ/エピソード
「CSI:マイアミ」第3話(シーズン1 エピソード3)のタイトルです。

マイアミ沖で釣をし、サメを釣り上げたグループが、サメの腹を切り裂くと、中から人体の一部が出てきました。
人体は右の肩と腕です。その肩には銃創がありました。

これは事故ではなく、事件とされ、CSIが調査を開始します。

サメを釣り上げた場所と時間を、船長に尋ねるホレイショ。
釣り上げたのは朝の8時30分と答える船長。普通、サメを釣り上げるのは夜です。
ところが前夜は嵐だったため、出航が遅れ、釣が朝になってしまった、と船長は説明しました。

遺体の検視を行ったアレックスは腕に特徴的なタトゥを発見します。
この腕の持ち主はキューバ人で、反政府活動をしていると思われました。キューバからの密入国者だと推測されます。

沿岸警備隊が乗り捨てられている不審な船を発見しました。
船の名はルナ・ヌエバ、新月という意味です。近くにはタイヤ痕がありました。
しかし、密入国者たちのものと思われる足跡はありませんでした。

船を調べはじめたスピードルとデルコ。大量の血痕と船にめり込んだ弾丸を発見します。
さらに、居合わせたホレイショは、船を歩くときの足音から隠し部屋を発見しました。
中は空でしたが、壁からコカインの痕跡を発見しました。

この船は麻薬を密輸していたものと思われます。





さらに
浮き輪で漂流していた若い女性の遺体が発見されました。
彼女の足には銃創がありました。止血したあとがありましたが、役に立たなかったようで、彼女は銃創が原因で失血死したものと思われます。

そして、サメに喰われた遺体、船、女性の遺体、から取り出された3つの弾丸は同じ銃から発射されたものと判明しました。

不審船の持ち主の名が判明し、CSIはその船の停泊している(はずの)マリーナからビデオテープを押収しました。
そのビデオに不審なトラックが写っていました。

女性はエレナという名前であることが判明。彼女の叔母の住む家にペドロという青年がいることもわかりました。
そしてペドロはエレナの兄であることもわかりました。
ペドロの部屋を調べたホレイショは掃除機の中に隠された銃を発見します。45口径のコルト。
エレナや船から発見された弾丸は、この銃から発射されたものでした。

キューバから人間と麻薬を密輸したルナ・ヌエバ。
その船内で、一体何が起こったのでしょうか。


※写真はイメージです。
写真素材 [フォトライブラリー]のフリー素材を使用させていただきました。

ゾンビーボクサー/Ending Happy

2010年07月14日 | 海外ドラマ/エピソード
「CSI:科学捜査班」第162話、シーズン7、第21話のタイトルです。

売春宿のプールで男が死亡していました。
男の名はロレンゾ・モラレス。通称ハッピーと呼ばれていました。
4年前にはミドル級でトップになっていたボクサーです。
今は落ちぶれて、この売春宿のオーナーが再起させようと、練習場を提供していました。しかしハッピーは酒と女におぼれる毎日を送っていました。

近くのキャンピングカーに住んでいた老人が「妻が撃たれた」と騒ぎ出しました。
捜査員が駆けつけましたが、保安官は「彼の奥さんは10年前に死んでいる」と言います。

ハッピーの遺体には、首に2つの銃創、頭部には打撲の跡がありました。
別の場所で撃たれ、プールまで行って、プールに落ちた、と考えられました。

売春宿の人たちに話を聞くと、みな口々にハッピーを褒めます。
しかし、ブラス警部はそれが嘘だと見抜きます。
「これは殺人事件の捜査だ。うそをつくんじゃない」
警部が言うと、彼女たちの態度が変わります。今度は悪口の言いたい放題。
厄介扱いされていたようです。彼に好意を持っていたのはごくわずかでした。

25人いて、目撃者はゼロでした。

女性たちの部屋を捜査します。
「武器は持たせていない」というオーナーですが、彼女たちの部屋からは護身用の武器がたくさん出てきました。
その内の一人、ドリーマという女性の部屋から、血の付いたバールが発見されました。

ドリーマはハッピーをバールで殴ったことを認めました。
「でも、部屋を出るとき、ハッピーは生きていたわ」そういうドリーマに「脳溢血で死んだんだ」というブラス。
「君が殺したんだ」と迫るブラス警部。泣き崩れるドリーマ。
そこへ検視官のアル・ロビンス博士から電話が入ります。
「死因は頭部の打撲ではない」博士はそう言いました。

ハッピーに撃ちこまれた銃の弾を探していた、サラとニックに、キャサリンから電話が入ります。
「ハッピーは銃で撃たれたんじゃない」キャサリンはそういいました。
では、あの銃創は?
そこへ、老人がやってきます。そして、サラとニックに写真を見せます。
それは大きな額に入った老人の妻の写真で、その額には矢が突き刺さっていました。
その矢には血がついています。
「だから、妻が撃たれたと言ったろう」老人は言います。

コナーと言うバーテンダーが、矢を放った容疑で逮捕されます。
ブラス警部が取調べを担当しました。
コナーはハッピーを矢で打ち抜いたことを認めました。
「でも、奴は死ななかった。奴は元気になって向かってきた。まるでゾンビのように」コナーは言います。
「その後、プールに落ちて死んだんだ」とブラス警部。
そこへ、また検視医からの電話が入ります。
「矢は死因ではない」ロビンスは言います。
「ハッピーは矢で撃たれた時、アナフィラキシーショックで、気道が閉塞していた。
矢で撃たれたことで気道が確保され、ハッピーはショックから立ち直った」
あり得ないほど珍しい偶然です。

検視医は遺体の足に2つの小さな穴を発見しました。
遺体の体内には、大量のガラガラヘビの毒がありました。

彼はヘビにかまれて死んだのでしょうか?
しかし・・・・・
足に残っていた蛇の咬み痕らしきものは、注射の針の痕と判明しました。

いとしのジュリー/Mr.Monk and the Three Julies

2010年07月05日 | 海外ドラマ/エピソード
名探偵モンク、シーズン5、エピソード13のタイトルです。


殺人事件の捜査現場で、ストットルマイヤー警部は、やっと買ってもらった新車を自慢しています。
車の色は「黒」と言うモンクに「いや、ミッドナイトオニキスだ」と言う警部。
2人で車の細かい汚れを拭いたりしています。

やがて警部は呼ばれて、モンクを残してビルの中へ。
警部を待つナタリー(モンクの看護士兼助手)の耳に「187、被害者ジュリー・ティーガー」という無線が聞こえてきます。
ナタリーの娘、ジュリーは、今自動車の教習所に通っていて、その試験が明日に迫っていました。

「187って何?」ナタリーはモンクに訪ねます。
「殺人だ」と答えるモンク。ナタリーの顔色が変わります。

買ってもらったばかりの、警部の新車に乗り込むと、急発進するナタリー。
モンクがあわてて追いますが、ナタリーは停まりません。

現場へ駆けつけるナタリー。警官の制止を振り切って、遺体の元に駆けつけます。
警部とモンクもパトカーで後を追います。

「ジュリーじゃなかった」
やってきたモンクと警部にナタリーは言いました。
殺されていたのは、同姓同名の、別のジュリー・ティーガーでした。

今度は交通事故の報告が入ります。
その被害者の名前も「ジュリー・ティーガー」でした。
ふたたび警部の新車で暴走するナタリー。すでに警部の新車は廃車寸前までになっています。

事故の被害者もナタリーの娘のジュリーではありませんでした。
偶然なのでしょうか?
モンクはこの事故も殺人だ、と断定します。

被害者のジュリーは大学生。自転車に乗っていて、車に轢かれたのでした。
被害者は、反対車線で事故に合っています。安全対策万全の自転車に乗っていた被害者が、反対車線を走ることはありえない、とモンクは言います。
そして、その言葉を裏付けるように、芝生の中にタイヤ痕があり、被害者の背中にあざができていました。
それらの状況から、公園から追って来て撥ね、バックしてとどめをさした、と推測されました。

「ジュリー・ティーガー」が狙われている。
モンクも警部も、そう判断しました。市内の「ジュリー・ティーガー」を探します。
そして、半径1500キロ圏内にいる「ジュリー・ティーガー」は、ナタリーの娘、1人だけであることが判明します。
さらに、マシュー・ティーガーという男が捜査線上に浮かんできました。
彼は統合失調症で、逮捕歴があり、母親の名がジュリエット・ティーガーでした。


空母シーホーク/Agent Afloat

2010年06月28日 | 海外ドラマ/エピソード
「NCIS:ネイビー犯罪捜査班」シーズン6、第2話のタイトルです。

空母シーホークで、クルーの1人が海に飛び込んで自殺を図る事件が起こります。
飛び込んだのはティモシー・エヴァンス大尉。

NCISの捜査官がエヴァンスの家に向かうと、家の中で、彼の妻、リンディが血まみれで床に倒れていました。

室内に争った跡があり、クーラーが低温設定されていました。
検視官は死後5日と見ましたが、どこか腑に落ちません。

最初に死因と思われた打撲痕は、死後つけられたものと判明。
争った跡も偽装の線が濃厚になりました。

妻は浪費家で、カードの限度額まで使い込んでいました。
エヴァンスが妻とケンカになり、妻を殺し、自殺したのかもしれません。

空母内に乗艦していた捜査官トニーが艦内の調査にあたります。
エヴァンスの私物はほとんどなく、乗組員とも親しくしていなかったようです。
また、エヴァンスが体調不良で医務室で診察を受けていたこともわかりました。
医務室には風邪に似た症状の人が何人かいました。

甲板にあった靴とID、遺書のようなメモから、彼が自殺したものとされました。
しかし、彼が生きている可能性が浮上してきました。

やがて、エヴァンスの空母乗艦後に、彼のカードが、空母寄港地で使われていたことが判明します。
トニーは直ちにその店に向かい、カードを使った「悪党」を捕らえます。
「悪党」は、そのカードを拾ったのだと言います。
現場へ案内させると、そこにエヴァンスの遺体がありました。
死亡時刻は「エヴァンス大尉」が空母に乗艦する前でした。

何者かが、エヴァンスを殺し、彼のIDを奪って空母に乗り込んだことになります。
エヴァンス大尉はセキュリティ関係の任務についていて、セキュリティで保護された場所へ出入りする許可を得ています。

そして、艦内でエヴァンス大尉がシンガポールへメールを送っていたことが判明。
さらに「炭素菌」を入手した可能性があることもわかります。

エヴァンス大尉になりすました男はいったい何者なのでしょうか?
空母の中で炭素菌をばらまこうとしているのでしょうか?

ボスのギプスが空母に乗り込み、調査を開始します。

届かぬ叫び/Can You Hear Me Now?

2010年06月18日 | 海外ドラマ/エピソード
「CSI:NY」(ニューヨーク)第72話(シーズン4、第1話)のタイトルです。


自由の女神がに染まる!


ロンドンからニューヨークに帰る機内で、マック・テイラーは緊急電話を受け取ります。
自由の女神で事件発生の報告でした。
手配したヘリですぐに来い、との命令です。



自由の女神の額から顔に、大量の赤い液体が流れています。
マック・テイラーが自由の女神の展望室に向かうと、そこに女性の遺体がありました。

被害者の名はジョージア・モリソン。自由の女神の警備員でした。
そして、もう一人の警備員、チャールズ・ブライスが行方不明になっていることがわかります。
後に、彼の片腕が、釣りをしていた少年によって釣り上げられ、この警備員が死亡していたことがわかります。

自由の女神にかけられた赤い液体からは、血液反応が出ました。
しかし、その量や現場の状況から、殺された女性の血ではありません。
被害者が、少なくとももう1人いる、ということになります。

現場の飛散血液の状況を観察したマックは、2滴の血痕が、ほかの血とは別の方向に飛んでいることを発見します。
その2滴は何かにはじかれたようです。

メディアもこのニュースを大きく報道していました。
しかし、赤い液体がペンキである、と発表しています。

自由の女神の足元で、ワイヤで固定されスイッチのところに血のついた望遠鏡が発見されます。
マックがそれを覗くと、川の対岸のビルの上に、1人の男が座っている姿が見えます。
容疑者か、と現場に駆けつけると、その男性は死亡していました。
肌が異様にオレンジ色に染まっています。体内にオレンジ色の何かを注入されたようでした。
彼の着ているシャツには血文字で「あと2人」と書かれていました。

あと2人が殺される、ということでしょうか。

男の名はダミオン・ブロック。仮釈放中の身でした。まじめに働き、更生しています。
ダミオンの検視中に、彼の口から、オルゴールの部品が出てきました。
それは、ノヴァ・ケントという女性が特注したものでした。

ダミオンの住居を調べに行ったステラは、そこが未解決事件の犯行現場のアパートであったことを知ります。

1年前、マリー・カジミラという女性が殺害され、ステラはアパートの管理人のモートン・ブライトを容疑者としてあげていましたが、目撃者も証拠もなく、事件は迷宮入りになっていました。

そのアパートの部屋で、彼らは電話の着信メッセージを聞きます。
それは、ダミオンが拷問されて、自白している声でした。
犯人は警察の動きを監視していて、電話をかけてきたようです。

マリーの殺人と今回の連続殺人に繋がりがあるのでしょうか?


※写真はイメージです。
写真素材 [フォトライブラリー]のフリー素材を使用させていただきました。


銃口のプライド/Stand Your Ground

2010年06月08日 | 海外ドラマ/エピソード
「CSI:マイアミ」第130話のタイトルです。


非番の日、友人と別れたカリーが車に戻り、エンジンをかけると、車体もガラスも真っ黒な車が彼女の車に横付けしてきました。
見ると、助手席の窓から銃口が彼女を狙っています。
「エンジンを止めろ」
銃を構えた男が言いいました。

カリーはエンジンを止めるふりをして、バッグから銃を抜いて、相手に向け、叫びます。
「警察よ!」

車が急発進します。
そのとき、カリーの構えた銃にぶつかった相手の銃が手から落ちます。
カリーは車から降り、銃のところまで行って、銃を拾い上げます。

すると、逃げたはずの車が戻ってきて、彼女に向かってきます。
カリーは車に向けて発砲しました。

弾は運転手に命中。
コントロールを失った車は、近くの店に突っ込みます。
店はメチャメチャに壊れてしまいました。

冷静に銃を構えたまま店に入って行くカリー。
車を確認すると、助手席の男の姿がありません。

そして、カリーは車の下敷きになった、一人の女性を発見しました。
急いで女性を救い出し、脈を確認するカリー。

しかし、すでに女性は死亡していました。
愕然とするカリー。

警察が到着し、事件の捜査が始まります。

車の持ち主はすぐに見つかりました。
警察の尋問に対し、カリーを襲ったことは認めましたが、カリーが「警察」と名乗らなかったといいます。
逃げて戻ってきたのは、大きなトラックに邪魔されたからで、カリーがいきなり撃ってきた、と彼は言いました。
そして、警察に対し、損害賠償を要求する、と言い出します。

カリーは内部監査官の取調べを受けることになりました。
捜査官はカリーに飲酒の有無を尋ねます。
「2杯」と答えるカリーに、6杯分の領収書を捜査官は見せます。
「それは友人が飲んだ」というカリーですが、捜査官は信じていないようです。

検視の結果、女性は車ではなく、何かで頭部を殴打されて死亡していたことが判明しました。
車に轢かれたとき、女性はすでに死亡していたのです。

調査を続けていくとカリーが正しいことが徐々に判明していきます。
そして、遠く離れた街路樹から発見された弾丸から、その現場に大きなトラックがいなかったこともわかりました。
容疑者の車は、カリーを殺すという、明らかな意図をもって、引き返してきたのです。

なぜ?
女性の死、カリーへの殺意、なにが起こっていたのでしょうか・・・・


カリー ・・・・・ カリー・デュケーン。マイアミデイト署CSI捜査官の1人。

黄色いアイリス/The Yellow Iris

2010年01月23日 | 海外ドラマ/エピソード
アガサ・クリスティー作の短編「Yellow Iris」をTVドラマ化したエピソードです。

朝食中のポワロに、ヘイスティングスが新聞記事の話をします。
今週の金曜日に「白鳥の園」というフランス料理のレストランがオープンする、と言う記事でした。
そこに、ミスレモンが、黄色いアイリスを持って出勤してきます。
マンションの郵便受けに、黄色いアイリスが届けられていたとレモンは言います。

「フランス料理の『白鳥の園』に『黄色いアイリス』何の冗談だ?」
ポワロは少々おかんむり。

怪訝な顔のヘイスティングスとレモンに、ポワロは2年前(小説では4年前)の話をはじめます。

ヘイスティングスがポワロをパンパ(南米アルゼンチン中部にある牧畜地域)にある、自分の農園に招待しました。
しかしポワロはゼネストのため、ブエノスアイレスで足止めを食らってしまいました。
そのホテルでポワロはジャーナリストのチャペル・ジョイナスと知り合います。
そしてその夜、ジョイナスの恋人のポーリーンの姉、アイリス・ラッセルと、彼女の夫の仕事仲間スティーブン・カーターとの会話を聞いてしまいます。それは金銭がらみの話のようでした。

次の日、ホテルの近所のレストラン「白鳥の園」で、ポワロはその人たちの会食のテーブルの近くの席で食事をとることになりました。
会食のメンバーは、アイリス・ラッセルとその夫のバートン。彼の仕事仲間のスティーブン、アイリスの妹のポーリーン・ウェザビー、チャペル、ダンサーのローラ・バルデスの6人です。
そのテーブルだけに黄色いアイリスの花が飾ってありました。
ポワロが訊ねると、そういう希望があった、ということでした。

そして、その席で、アイリスが毒の入ったシャンパンを飲み、死んでしまいます。
彼女のバックから、青酸カリの入ったビンが見つかりました。

その次の日、クーデターが起こり、ポワロはスパイの容疑をかけられて、イギリスに強制送還されてしまい、アイリスの事件の捜査ができませんでした。
その後、アイリスは自殺として処理されてしまいました。

2年後、たまたまオープンするレストラン「白鳥の園」。
それに合わせて届けられた黄色いアイリス。
ポワロは、それを「事件を解決してくれ」というメッセージと捉えました。

レストランの開店の日、黄色いアイリスをテーブルに、という6人分の予約が入っていました。
その席には、アイリスが死んだ席に同席していた残りの5人が招待されていました。
事件当事者の全員が、ロンドンにいたのです。

ポワロはヘイスティングスに言います。
「私も席を予約しないと。第二の殺人は防ぐぞ」

同窓会殺人事件/Mr.Monk and the Class Reunion

2010年01月17日 | 海外ドラマ/エピソード
「名探偵モンク」シーズン4、第6話のタイトルです。

元看護士のキャサリン・ラザフォードがアパートの階段から突き落とされ、死亡しました。
彼女の遺体の下には、25と書かれた小さな丸いブローチが落ちていました。
ディッシャーはそのブローチをどこかで見た記憶がありますが、どこか思い出しません。

モンクは大学の卒業25周年の同窓会に出席するため、ナタリーを伴って、バークリーのキャンバスを訪れていました。
キャサリンの遺体の下にあったブローチは、この同窓会の出席者に配られたものでした。
このブローチがないと、カフェなどへの出入りができません。

モンクは懐かしさでいろいろな人に声をかけますが、彼を覚えている人はいませんでした。
「トゥルーディーと付き合っていた」と説明すると、トゥルーディーのことは、だれでも覚えています。しかし、モンクのことは記憶にないようでした。
ショックで落ち込むモンク。

そんなモンクに声をかけてきた人がいます。
トゥルーディーのルームメイトのダイアン・ブルックスでした。
ダイアンは夫のカイルと出席していました。
カフェの席で、最近引っ越した家の写真を見せるダイアン。
真っ黒な犬が写っています。犬の名はオレンジでした。

黒い犬にオレンジと言う名、カイルの態度に疑問を抱くモンク。

スットトルマイヤー警部がディッシャーを連れてモンクの前に現れます。
殺されたキャサリン・ラザフォードは、ここの医務室に勤務していたことがあったのです。
警部は彼女に恨みを抱く人がいないか、探しに来たのでした。

ダイアンとカイルが、1人の太った女性を連れてモンクのところにやってきます。
その女性は、叔母から「トゥルーディー」というあだ名で呼ばれていたといいます。
その呼び名にこだわるカイル。
カイルは「ロッコス」という店に行こう、と、モンクを誘います。
突然のことに妻のダイアンもビックリしているようです。
「もう潰れているかもしれない」というダイアン。カイルは引きません。
モンクも躊躇します。しかし、カイルはかなり強引にその店に彼らを連れて行きます。

その夜のホテル。
カイルが廊下で誰かに電話をしています。
その内容は
「もうすぐお前と結婚できる。大金も手に入る。みんな集めてロッコスという店に行った。明日はタッチフットボールをやる」
というものでした。

同窓会二日目。
キャサリンが殺されたニュースは同窓生の間に広まっていました。
ダイアンは彼女に花輪を贈ります。
25年前、ダイアンは母を亡くし、自殺をしようとしました。
遺書を書き、薬を飲みました。
その彼女を救ったのが、キャサリンでした。

ベンチで寛ぐモンクとダイアン、ナタリー、そして警部とディッシャーの5人。
そこへ、カイルが、4人の若い男性を連れてやってきます。
「彼らにタッチフットボールに誘われた」とカイルはいいますが、
若い男の1人が「誘ったのはそっちだろう」と言います。
カイルは「そんなことはどうでもいい」と言いながら、強引にモンクたちをフットボールに引き入れます。
試合の最中、ダイアンが投げたボールを受け損ねたカイル。ガラスが割れます。

ダイアンは25年前、化学室のガラスを割ってしまったことを思い出します。
モンクはその時のカイルの態度がとても不自然であったことが気になりました。
カイルは「太陽がまぶしくて」と言いました。太陽を探すモンク。
モンクは「手の形が不自然だった」とナタリーに言いますが、ナタリーは取り合いませんでした。

その夜、
ディナーパーティーが行われました。
ダイアンのグラスにこっそり薬を入れるカイル。

はたしてモンクはダイアンを救うことができるのでしょうか?
また、キャサリンを殺した犯人と、その目的は?

結果は数日後、コメント欄に。