歯笛を吹く男

画像は朝ごはん。
前夜がコロッケだったので、貧乏性なわたしはキレイな油をコロッケで汚す前に
どうしてもドーナツが揚げたくなり、急いで生地を作って揚げて、朝ごはんに！
（いやいや、揚げたてをこどもとともに何個かたべちゃいましたけど！）
ジップロックに生地を入れて隅を切って、油の上で絞り出しながらはさみでチョキチョキ。
だから形がとってもイビツ。

ブログで仲良くさせてもらってるこゆきさんのこの記事に大受けし、
わたしも最近似たようなことがあったので勝手にコラボさせてもらいます♪

わたし達夫婦ももうすぐ結婚１０周年を迎える訳なのですが、
わたし、多分潜在意識の中でずっとずっと我慢してたことがあるんです。
それはオットの「歯笛」！！（歯笛、命名はわたし）
車の中ではいつもいろんな歌を熱唱するオット。（わたしもですけど）
歌詞の部分ははちゃめちゃながらも歌い上げ、間奏になるとかならず
かならず「フィフィフィィィィ～～♪」ってな感じで、
歯と歯の隙間から音を出す「歯笛」を奏でまくるのです。
そして、この「歯笛」になるととたんに相当な音痴！！になり下がるんです。

もう何年も何年も「こんな気持ちよさそうなんだから、いいじゃないの～。平和なもんよ」
と捉えていたのに、潜在意識下ではその音痴っぷりに徐々にストレスを蓄積していたらしく・・

先日。
車内で。
自分でも驚きました・・・。










「あんたっ！！その歯笛、い～加減にしてよっ！音痴なんだよっ！」
(もちろん間奏中）







えぇ。わたしは言っちゃいました。言っちゃったというより叫んじゃった？！
オット、大喜びで
「えっ！歯笛ってこれのこと？？？フィフィフィ～？？」
「ぎゃ～！それそれ！！もう最っ高に音痴音痴！ずっと言わないであげようと思ってたのに～！」

それからは「はるちゃ～ん？」と呼ばれ「はぁい？」と返事をすると
「フィフィフィフィ～～～♪」と突然に奏でられる毎日。当然調子っぱずれで。
「きゃー！すいません！やめてくだされ～～～っ！」

ほんとにね、言うつもりなんてなかったから、怖くなるほど驚きましたよ。
いや、人間ささいなこともストレスになるもんですね～。

昨日は夜突然にオットの高校の友人が家に来ました。
「こんばんは～」とダイニングに入ってきて、わたしは顔も上げずに
またいつものようにオットがふざけてるんだろうと思い「はい、こんばんは～」と返したんです。
ふと見れば長身でいつも素敵に派手なシャツを着込み、帽子も被っちゃうお洒落な友人！
わたし、雄たけびを上げてお皿を取り落としそうでしたよ！
そしてこどもを寝かせて軽く着替えてから、近所の居酒屋に合流～♪
いや～、飲みました！飲みました！楽しかった！

それこそ結婚して１０年近く。
３歳年上の姉さん女房の意地ってのもあるんだと思いますが、
「ヤザワも結婚して付き合いが悪くなったなっ」なんて思われないように、
（こんな風に思われるのが一番はずかしいのです！）
わたしなりにオットの友達を大事にしてきたように思います。（唯一の自慢！）
「みんなが遊びに来てくれるような明るい家庭を築きたいでっす♪」と
はにかみながら（いいや、寄ってきたビデオにはウインクつきで）答えた新婦はるこ。
思えばほんと突然にだって、遊びに来てもらえて幸せだな～と思います。

さっき、電話に出たら「フィフィフィ～～♪」
もう笑っちゃうしっ！音痴で耐えられないしっ！やめてくださ～～い！