原谷 ミニバス通信

チームのこと、ミニバスのこと、秩父のこと…。

【7つの心得】 - その②

2007-05-22 05:58:22 | バスケ…観客席


4.子どもたちに「勝ち」と「負け」の両方を学ばせて下さい!

子どものサッカーで大切なことは、試合でも練習でも力を均等にすることです。誰も負けたくないし、かといって2倍の得点で勝ってもおもしろくないはずです。
「勝ち」「負け」の両方を受け入れることを学ばせて下さい。大人が「負け」を受け入れることができたなら、子どもたちもそれを自然に学ぶことができるでしょう。
サッカーは誰もが勝ち、そして誰もが負けるチームスポーツです。
勝てば、誰もがその勝利を「自分のもの」として家まで持ち帰り、負ければそれは皆で分け合えばよいのです。


5.対外試合よりも、クラブでの練習を!

一般に、子どものサッカーでは試合よりもクラブでの練習の方が多くあるべきで、チームの練習以外に自分で行う練習がとても大切です。
しかし、試合が多すぎるとそうした自主的な練習だけでなく、サッカー以外のスポーツや活動をも妨げてしまいます。
10歳以下の子どもたちは年に20試合以下、11~12歳の子どもは年25試合以下にすべきです。

※ ここでいう試合というのは対外試合(match)の意味で、練習というのは、クラブで行うサッカーを示し、すなわちそのほとんどは、スモールサイドゲームなどのゲームである。すなわち「移動時間で子どもを拘束するのを極力避け、自分のクラブ、あるいは隣のクラブとの中で楽しく行える工夫をしましょう」といった意味である。


6.子どものサッカーには、バラエティーに富んだ活動が大切!

オールラウンドなスポーツ経験は、サッカーのスキル向上に大いに役に立ちます。
子どもたちには、いくつかのスポーツに参加するように勧めてあげて下さい。またそれが可能なようにコーディネイトしてあげて下さい。
冬においてはサッカーは自主参加にすべきでしょう。そして練習に1年を通しては加わらない子どもでも、チームの中で同様にプレイできるように配慮してあげることが大切です。  

※ノルウェーでは、冬季にはスキーやスケートをする子どもたちが多い。そのような子どもに門戸を閉ざさず、様々なアクティビティを尊重してあげることがサッカーにとってもプラスになるという意味である。


7.子どもにとっての「楽しいサッカー」に、一緒に作り上げていきましょう!

子どものサッカーは、またゲームをしたいと思わせるようなポジティブな経験でなくてはなりません。
そのような楽しいゲームの中でグループにおける役割や、身体面の強化を図っていくべきでしょう。
本人は、子どもの「誰もが」サッカーを楽しんでいるかどうかを確認してあげて下さい。
そして指導者は常に手本であることを忘れないで下さい。子どもは“真似の天才”です。
そして、あなたの「言ったこと」ではなく、あなたの「行い」を真似るのです。


“Hustle! Challenge! Smile!”
-原谷サンフラワーズ&サンボーイズ-
Copyright (c) 2007


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