百科事典作りや相互に知人紹介/その1
------------------------------------------------------------
「Web2.0」(うぇぶ・にーてんぜろ)。インターネットで流行中の言葉だ。
世界各地のネット利用者が、企業や専門家に代わって情報や技術を発信し合い、
新たなサービスを作ろうという潮流のことだ。これにかかわる企業への投資熱
も異常な高まりを見せている。
素人が書いた記事を、ボランティアが取捨選択してネット上の辞書を作って
いく。そんなウェブサイト「ウィキペディア」は、200以上の言語で180万
項目以上を蓄積する巨大な「ネット百科事典」になった。
ここ10年のネット普及期は、主に専門家や企業が金と時間をかけてウェブサ
イトを作り、情報やサービスを発信した。だがネット人口が増えるにつれ、だ
れもが参加できるウィキペディアのようなサイトも生まれた。
こうした状況を、米出版社の経営者、ティム・オライリー氏らが04年、「
Web2.0」と名付け、企業や専門家主体の世界を「1.0」として区別した。
解釈が広がっているが、軸になる特徴は以下のようになる。
(2006.04.03 朝日朝刊/経済(その2に続く))
------------------------------------------------------------
「Web2.0」(うぇぶ・にーてんぜろ)。インターネットで流行中の言葉だ。
世界各地のネット利用者が、企業や専門家に代わって情報や技術を発信し合い、
新たなサービスを作ろうという潮流のことだ。これにかかわる企業への投資熱
も異常な高まりを見せている。
素人が書いた記事を、ボランティアが取捨選択してネット上の辞書を作って
いく。そんなウェブサイト「ウィキペディア」は、200以上の言語で180万
項目以上を蓄積する巨大な「ネット百科事典」になった。
ここ10年のネット普及期は、主に専門家や企業が金と時間をかけてウェブサ
イトを作り、情報やサービスを発信した。だがネット人口が増えるにつれ、だ
れもが参加できるウィキペディアのようなサイトも生まれた。
こうした状況を、米出版社の経営者、ティム・オライリー氏らが04年、「
Web2.0」と名付け、企業や専門家主体の世界を「1.0」として区別した。
解釈が広がっているが、軸になる特徴は以下のようになる。
(2006.04.03 朝日朝刊/経済(その2に続く))