大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

阪急電鉄今津線 小林駅!

2019年08月14日 | 

兵庫県宝塚市千種2丁目にある小林駅は、宝塚駅から西宮北口駅を経由して今津駅までを結んでいる全長9.3kmの阪急今津線の駅として、1921(大正10)年9月2日に開業しました(開業時は西宝線に所属)。

相対式ホーム2面2線を有する有人駅です。
1977(昭和52)年に建てられた駅舎が上りホーム(西宮北口方面行きホーム)側にあり、各ホーム間は跨線橋で連絡しています。

2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は15,056人で、これは起終点駅を含む今津線の全10駅中8位です。

太平洋戦争中、現在の阪神競馬場にあたる場所に存在した川西航空機(現・新明和工業)宝塚製作所への通勤客輸送を図るため、当駅と仁川駅の間に鹿塩駅が1943(昭和18)年12月15日に開設されましたが、終戦後の1945(昭和20)年9月21日に廃駅となりました。

小林駅が属する阪急電鉄今津線は、六甲山地東麓を通る路線で、沿線には住宅地が広がり、大阪・神戸方面などへの通勤・通学路線となっています。
そして、1984(昭和59)年3月25日に西宮北口駅構内の平面軌道交差が廃止され、南北に線路が分断されて以降は、宝塚駅~西宮北口駅間の今津(北)線(旧・西宝線)と西宮北口駅~今津駅間の今津(南)線の各区間で普通列車の折り返し運転を行っています。

  <小林駅の年表>

 ・1921(大正10)年9月2日:阪神急行電鉄(後の阪急電鉄)西宝線の駅として開業
 ・1926(大正15)年12月18日:西宮北口駅~今津駅間が開通したことにより線路名が今津線に改称され、同線の駅となる
 ・1943(昭和18)年12月15日:当駅と仁川駅の間に鹿塩駅が開設される
 ・1945(昭和20)年9月21日:鹿塩駅が廃駅となる
 ・1973(昭和48)年4月1日:社名が阪急電鉄に改称されたことに伴い、同社の駅となる
 ・1977(昭和52)年  :駅舎改築
 ・1992(平成4)年4月1日:「ラガールカード」の自動改札機での取り扱い開始
 ・1993(平成5)年   :跨線橋と上りホームを結ぶエレベーターが設置される
 ・1995(平成7)年1月17日:阪神・淡路大震災で全線が不通になったことにより、営業休止
 ・1995(平成7)年1月30日:宝塚駅~仁川駅間が復旧し運転を再開したことにより、営業再開
 ・1995(平成7)年   :跨線橋と下りホームを結ぶエレベーターが設置される
 ・1996(平成8)年3月20日:「スルッとKANSAI」対応共通磁気カードの自動改札機での取り扱い開始  
 ・2004(平成16)年8月1日:IC乗車カード「PiTaPa」の利用が可能になる  
 ・2006(平成18)年1月21日:IC乗車カード「ICOCA」の利用が可能になる  
 ・2011(平成23)年9月1日:喫煙ルームを除いて、駅構内終日全面禁煙化  
 ・2013(平成25)年3月23日:IC乗車カード全国相互利用開始によりKitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、nimoca、はやかけん、SUGOCAが利用可能になる  
 ・2013(平成25)年12月21日:駅ナンバリングの導入

 
(駅 名 標)

 
(西宮北口方面を望む)

 
(小林駅駅舎)

 
(駅 舎 内)


 撮影年月日:2019(令和元)年5月3日



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