にゅーふぁみりー その①

１２年前の５月、かずきを家族に迎えて
　　　　　


１１年前の７月、ちはやを家族に迎えた。
　　　　　


そして2007年5月、「でるた」を家族に迎えた。
　　　　　



　　　　　　ほかの猫様も見てね！
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①　出会いは・・・・・・・・

（結構長いかもしれないので・・・すいません　笑）



今回はじめて、札幌市動物管理センターへ行き、
そこで黒猫「でるた」と出会いました。

もともと、我が家の猫ズも老齢という時期だし
新しい子を迎え入れて「活性化をはかるかねぇ？」という話はあったんですが
実行されないままで・・・・・。

「まぁ、いい子がいて抽選に当たったらうちで引き取ったらいいよね♪」

と、言いながら会場へ向かったのですが・・・・・
始まる頃には、すごい人！人！！人！！！人！！！！
「譲渡会って・・・・・・・・こんなにいつも人多くて盛況なの？（汗）」
と、びっくりしました。
この日は、特に「子猫希望者」がすごく多かったらしく、センターの人も
「何で今日は子猫希望者の人がこんなに多いんだ？？」
と言っていたのを聞き逃さなかった私（笑）
譲渡会は10時から始まり、ケージに入っている子猫や子犬とかを見て
気に行った子猫や子犬の番号を、紙に書いて抽選の箱に入れるということなのですが・・・・・・・
その子猫、子犬すらも、見えないほどの人の山！！
人だかりがすごくて、ゆっくり見ることも出来ない状況でした。（＾＾；
子猫のケージの辺りで
「・・・・・・・・・・むー、子猫見えないー・・・・・・」
と、思っていたとき
「ニャアア！！ニャアアア！！！」
甲高い声で鳴きながら、しかも他の子猫を脚蹴り（笑）しながら
ジャンプしてケージにしがみつこうとしてる子猫が見えたのです。
ジャンプ！ジャンプ！！と繰り返しながら、自分をアピールしてる黒猫が一匹。

・・・こいつがデルタでした（笑）

旦那はでるたに一目ぼれしちゃって「この子がいい！！！」と紙に書き書き（笑）
理由は、①黒猫だから　②健康そう、丈夫そうだから　以上。
でも抽選だしな～・・・当たらないだろうなぁ、当たらなかったら今日は残念だけど、まぁしょうがないなぁーとか考えていたら
・・・・当たった！！（笑）
旦那は大喜びだし、あたしもめっちゃ嬉しいし♪
って感じで、でるたは我が家にやって来たのです（＾-＾）
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＜余談＞
・・・・・そしてはじめての譲渡会は、デルタに会えて嬉しい場所だったのだけど、
切なく悲しい気持ちも味わってしまった場所でした。
動物管理センターで、お手洗いの順番待ちをしていたときなのですが
すぐそばのドアから男の人が2人出てきたんです。
そのときに、開いたドアからすごい獣臭がして、犬や猫の鳴き声が聞こえてきました。
ドアが閉まる前に見えた中の風景と、臭い、そして切なく悲しい鳴き声。
飼い主が来なければ、殺処分になってしまう子達の鳴き声です。
当たり前かもしれないし、「そういう場所」なんでしょうがないんだけど
外の譲渡会とは、全てに置いて逆なんですよね。
生と死、希望と絶望。
・・・・切ないなぁ・・・・・・といたたまれない気持ちでした。

そして、そのあと外に出て子猫の抽選待ちのとき、
ふっ・・・・・っと、一瞬だけお線香の強い香りがしました。
その香りは、センターの建物の方からです。
旦那に「お線香の香りがするね？慰霊碑でお線香焚いてるのかな？」と聞いたら
「？線香？しないけど。」と言われて。
・・・・でもね、ほんの一瞬、強く香りがしたんです。
ほんの一瞬。
風が出ていたし、そのせいでお線香の香りが消えたのかな？気のせいかな・・？とか思ったんですが。
・・・・・・・うん、そういう場所だし。そうだね、うん。と自分に言い聞かせてしまいました。


でるたがうちに来てからも、ふとあの鳴き声、臭い、線香の香りと思い出してしまいます。
「今回、縁があって引き取ることの出来たでるたを大事にしますね」
と心の中で改めて思うのです。。。