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詩はここにある(櫻井洋司の観劇日記)

日々、観た舞台の感想。ときにはエッセイなども。

映画『シン・ゴジラ』全上映フォーマット制覇の軌跡

2017-11-12 22:09:22 | 日記
【1回目】
今日から公開になった『シン・ゴジラ』を東日本最大級のスクリーンサイズを持つ地元にIMAX®︎デジタルシアターで観てきました。

巨大スクリーンと最高の音響設備で新しいゴジラを堪能しました。

さて、作品の方はゴジラもゴジラ映画も進化するんだなあという感想。子供の頃に観たゴジラは、おそ松に登場するイヤミの得意?のポーズをゴジラがやってしまうという穏やかな内容。

そして今回は、東日本大震災、原発事故を経験した日本だからこそ作る事のできた映画になっていました。映画も進化?深化?するんですね。だから大人向けの映画で子供には難しいかもしれないです。

会社のオタク?部長に自衛隊の兵器のレクチャー&元ネタの「巨神兵 東京に現わる」を見せてもらいました。

前作のゴジラは子供向けで悲惨な入りでしたが、今回は入っている?

木曜日に4DXで再び観ます。

【シン・ゴジラ】2回目は千葉ニュータウンのUSAシネマの4DX版。21時20分上映開始で23時30分まで。仕事帰りに寄れるのが嬉しい。

まだ、公開1週間なのに2回目というのも珍しい。自分自身の記録はマイケル・ジャクソンの遺作「THIS IS IT」の20回が最高記録だけれど、それに迫る回数を観るかもしれない。

1回だけでは、見落としや聞き逃しがかなりある事を発見。回数を重ねる毎に理解が深まる予感がする。

IMAX®︎に比べると、4DXはまさに体験型で冒頭から、震動、揺れ、スモーク、ミスト、風などあらゆる効果が総動員された感じ。特に水の攻撃?は半端ではなく、何度も頭から濡れた。

ただし、この映画には、そうした特殊効果を伴った上映形態は不要だったかも。アトラクション的に映画を観ようとしても、ちょっと違う感じ。

ゴジラ自体が放射能を撒き散らす危険な怪獣なので、原発事故と重ねて見てしまうのは仕方ない。


とってリアルなんですが、ゴジラに襲われた街のお隣には普通の日常生活があってなど、震災の体験そのままでした。

自衛隊が全面協力で、非常時の法整備という改憲を肯定させるような描写もありますが、全く反対の意味に取れないこともない。その人の政治的な立場で判断が異なるように巧みに作られていました。

ネタバレはしませんが、結局日本が滅亡しないのは、総理大臣の浪花節的な行動だったのが如何にも日本的な展開でした。

東日本大震災で亡くなった方のご遺体をメディアが一切写さなかったのと同様に、多数の人が犠牲になっているはずなのに死の臭いがしなかった映画だったのも不思議でした。

チケットはゴジラに因んでG列を買いましたよん。

これから昨夜に続いて、地元のIMAX®︎デジタルシアターに『シン・ゴジラ』の3回目を観に行きますよん。

やっぱり成田のIMAX®︎の巨大スクリーン&音響の迫力は最高です。上下が切れるレターボックスサイズでの上映とはいえ、元々が25m超のスクリーン幅なので無問題です。

それぞれの立場で、いろいろな見方ができるみたいです。

今日も『シン・ゴジラ』へ。3回目。月曜に4回目を同じくIMAX®︎で観る事にしました。昨夜の4DX版が作品の真価を全然伝えていないので、お口直しといった具合。

やはり極限までの大きさの巨大スクリーンに登場するゴジラに恐怖を感じました。そしてゴジラは動く原発事故そのもので、命がけでゴジラに闘いを挑む人々に涙。

3度目にして、ようやく理解できた事も多く、何度もリピートしてしまいそうです。


そして今日も成田のIMAX®︎で『シン・ゴジラ』の4回目。IMAX®︎のフォーマットでの上映は明後日が最後だけれど、仕事で来れそうもないのでIMAX®︎版の『シン・ゴジラ』とは今日でお別れ。座席は最も音の分離が良いM列の20番です。IMAX®︎もありがとう!

もっとも来週は、映画の舞台ともなっている立川へ遠征の予定。もちろん立川シネマ・ツーの極上爆音上映に参戦してきます。

ホテル日航立川 東京に前泊して立川シネマツーaスタジオで極上爆音上映『シン・ゴジラ』を観ました。映画の後半は立川が舞台なので(笑)

6000万円超のハイスペックの音響装置を駆使しての重低音を強調した上映です。これで5回目。IMAX®︎、4DX、極上爆音と3つの上映形式で鑑賞。

結論は成田のIMAX®︎デジタルシアターの圧勝。この映画に過剰な重低音は必要ないしスクリーンの小ささと天井の低さが問題外。ただし成田ではIMAX®︎版が終了して残念。

聴覚障害者向けの日本語字幕付きだったので、台詞を100%理解できたのは大収穫。

今日は前泊までして立川に出かけて極上爆音上映で『シン・ゴジラ』を観たけれど、聴覚障害者向けの日本語字幕付き上映だった事もあり、全ての台詞をチェックできたのは大収穫でした。

立川で地元に帰っていた代議士が「金帰火来」(金曜に地元選挙区に帰って地元に顔を売り、翌週火曜に永田町に戻ってくる)って言っていたのも分かりました。

一番聞き取れ無かった首相官邸前のデモのシュプレキコール。「ゴジラを倒せ」「ゴジラを守れ」「ゴジラは神だ」の3種類だったと判明。放射能を撒き散らしているゴジラの事でデモって?

さて、5回目の『シン・ゴジラ』を観終わったところで、上映形式は成田の東日本最大級のIMAX®︎で3回。4DXで1回。立川のシネマツーaスタジオの極上爆音上映で1回。結論は成田のIMAX®︎が一番優れていたと思います。4DXや極上爆音は、この作品に限っては本質を見誤らせる危険性があってオススメできません。

もっとも成田のIMAX®︎では上映が終わってしまったので、TOHOシネマズ新宿で6回目を観る事を決意。まさかの本日2回目の『シン・ゴジラ』です。本日2回目の『シン・ゴジラ』はSCREEN 9。座席は499席。スクリーンサイズは8.0×19.2m。成田のIMAX®︎のスクリーンに比べると小さく感じるのは仕方ないが、現在上映している中では最大級のはず。ビルの屋上には愛嬌あるゴジラもいることだし。

6回目にして、ようやく判明した事。劇中に登場するホワイトボードにゴジラ出現の日付が11月3日となっていました。そう11月3日は『ゴジラ』第1作の公開日なんですよ。1954年の11月3日。

ゴジラはモーションキャプチャーで狂言師の野村萬斎が演じたということだったが、それが一番分かる場面は東京駅で一旦動きを止める部分。まさしく狂言師ゴジラでした。

成田のIMAX、4DX、立川シネマツーaスタジオの極上爆音上映、TOHOシネマズ新宿のスクリーン9のTCXで観ましたが、成田のIMAXの圧勝でした。もう迫力違います。

『シン・ゴジラ』は、成田のIMAXで観ないと作品の真価は分からないですよん。

今のところ合計6回。IMAXの再上映で何回までいくのかな?

仕事が終わって、高速に乗ってイオンシネマ幕張新都心に『シン・ゴジラ』を観にきました。21時25分上映回は、イオンシネマ独自の巨大スクリーン規格のULTILAとシーンに合わせて座席が動くDーBOXの合わせ技上映なのです。

これで7回目。あと残された上映形式はTOHO シネマズのMX4Dだけです。成田のIMAXも再上映が決定したし、あと何回観るのかな?

えっ!まだ観てない?

観なきゃダメよ、ダメ、ダメ。←チョット古い。

【追記】

通算7回目を観終わりました。イオンシネマのラージスクリーンの規格、URTILAですが、フルサイズで映写できるのはビスタサイズ。ワイドスクリーンサイズの映画だと天地が切れて、スクリーンサイズが小さくなるというお粗末さ。

ご自慢の超立体音響も、『シン・ゴジラ』が3.1chでは威力が発揮できる訳もなく、無駄な重低音が強調された立川の極上爆音が懐かしい。

そしてDーBOXは、左右に傾くマッサージ機というレベルで無意味。IMAXにも4DXにも劣る上映形式だという事を再確認。やはり成田のIMAXが最強と確信。

チェロの練習が終わって、成田のIMAX で8回目の『シン・ゴジラ』です。今日はポイントを使ってスカイプレミアムシートにグレードアップ。

追記

日本最高の上映設備を備えた成田IMAX®︎デジタルシアターで8回目。今回の発見は、東京湾に残されたプレジャーボートに牧博士が残していた本が宮沢賢治の「春と修羅」だったこと。その意味は?

劇中で使われているパソコンメーカーが所属部署で微妙に違う事。細かい。

今回確認できなかった事は、ビックカメラのテレビ売り場で全局がゴジラを放送している中で、テレビ東京と思われるテレビ局だけアニメを放送していたという噂。リアル過ぎて笑えるけれど確認できなかったので、9回目も観ることに決定!

宇多津町ってどこ?

映画『シン・ゴジラ』9回目は、TOHOシネマズ六本木のMX4Dです。国立劇場開場50周年記念公演の初日を飾る文楽公演を観た後にレイトショーで観ますよん。

これで関東圏で観られる上映方式を全て制覇です。IMAX®︎4回。4DX1回。極上爆音プラス日本語字幕付き1回。TCX1回。ULTIRAプラスDーBOX1回、そしてMX4D。

TOHOシネマズ六本木ヒルズで9回目の『シン・ゴジラ』でした。ゴジラに破壊された港区の劇場であること。TOHOシネマズ独自のMX4Dを体験するためでした。

同じようなシステムである4DXに比べるとおとなしい上品な演出で映画を損なうことなく観る事ができ好感を持ちました。

各場面に登場するパソコンメーカー細かくチェック。家電量販店でテレビ画面が全部ゴジラを放送しているのに1局だけアニメを放送しているのも確認。金魚が泳いでいる絵柄でしたがアレは何?

15年前、六本木駅の上にあるビルの1階で1年間だけ働きました。過労死寸前まで働きました。今は本屋さんになっていますが、コーヒー店とレストランの複合店。苦しかった思い出しかありません。サントリーホールが徒歩圏だったので、ほぼ毎週出掛けていました。自分の人生の中でも一番クラシック音楽に触れた時期でした。

映画『タイタニック』を日劇に観に行ったり、アメリカ製『ゴジラ』の初日の舞台挨拶に早朝から駆けつけたり、仕事もしましたが息抜きには事欠かないのが都会生活だったと思います。

六本木ヒルズの裏にあるマンションに住んでいたんです。先代の権十郎の葬儀が近くのお寺で営まれていた思い出もあります。

成田のIMAX®︎デジタルシアターでの『シン・ゴジラ』の再々上映も今日まで。最後となる10回目はやはりここしかありませんね。

この映画、何度観ても新発見があって毎回面白く観るのですが、たったひとつ気に入らない事が。

ゴジラは第一形態から第四形態まで姿を変えるのですが、映画ではそれを「進化」といいます。冗談じゃない一個体で形態を変えるのは「変化」であって断じて「進化」などという概念ではないのです。蝶が姿を変えていく事を「進化」とは言わないのです。


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