北村

この旅行は、マイルで行った「おまけ」のようなものですから、自分が行きたいところをチマチマと街歩きをしました。幸い、いっちゃんはあまり韓国ドラマも見ていないので（でもジュンギは好きなの）、特に「どこに行きたい」と言わず、私の行きたい場所につきあってくれます。　　
　よく、ドラマに出てくる北村の街並みが気になっていました。坂が多い街です。立派なお宅も多いのに住んでる方々のご苦労はいかばかりかと・・・。　　　　　　　　　　　
　ガイドブックに「青瓦台」と「景福宮」が同時に見られるカフェ(と言うべきか、伝統茶のお店です）　　に入りました。地図でここだろうと入ったのですが、実際両方は見えませんでした。　
　それより、た～いへんだったんです。私の拙い韓国語では全く役に立たず、しかも日本語も通じません。身振り手振りなど見て検討をつけてもくれませんから、お茶も頼めません。結局、お客さんの中にいた日本人に助けてもらって、チャンチャン。恥ずかしかったので早々に出ました。雰囲気はよかったお店なんですが、残念です。

ロデイオ通り

　昨日、あんなに歩いたのに、翌日はなぜか復活。
　予定通り文井洞ロデイ通り。　 スポーツ用品のお店ががたくさんあると聞いていたので、体育系のいっちゃんを誘ったのですが、　　朝一番に行ったせいかお店の準備がまだ整っていない状態で、しかも怪しげな日本人のアジュンマが２人うろうろしているので、どのお店からも怪訝な視線を感じました。大通りに出た頃には、私たちがお店をのぞいても決まり悪くはなくなりましたが、残念ながらどうしても韓国で手に入れたいと思うものはなく、一旦明洞のホテルに戻りました。

ソウルの長い一日 その５

　漢江全体が混んでいるので、漢江も花火も見えるであろう南山タワーが混んでいないわけがありません。　私は何度もタワーに昇っています。　かめちゃんんも前回のソウル、「おやじ」に怒鳴られた夜（1月12日の記事参照）、二人で行きました。いっちゃんは最初からたタワーに関心がありませんでしたから、この日当然タワーに昇るのは断念です。
　そして、明洞まで徒歩で下りました。疲労困憊。前日にかめちゃんに頼まれて買ってきた、ロッテデパートの韓国海苔「海○」を私の買った分以上に受け取って、かめちゃんたちはコレアナホテルに帰っていきました。
　そして長い長いソウルでの一日がやっと終わりました。欲張ったなあ～。

ソウルの長い一日 その４

人の波に逆らって、やっと地下鉄のホームに着いたと思いきや、また次の試練です。電車が来ません。遅れているのか止まっているのか情報がわかりません。韓国語がわかりませんから。韓国人は、大して気にする様子もないので、私たちもあきらめました。近くにいた韓国人のカップルとコミュニケーション。日本語と韓国語と英語のちゃぽんです。こんなハプニングもないとね。今回初めて用意した「こけしあられ」　　ですが、この若いカップルに受けちゃって、用意した私は大満足でした。
　この後、南山タワーに行こうとしていたので、さて、どの駅で降りればよいのか・・・・。まだ、花火大会は続いているのか、地下鉄の乗客は多くなく、梨泰院駅まで行きました。
　（この辺から記憶が曖昧です。）
　梨泰院駅で地上に出るとバス乗り場がありました。もちろんハングルしか書いてありません。でも、そのとき私は読めちゃったんです。タワーに行けるって。これだけで、多少ハングルを覚えた私は「勝った！！」って。なんだかすごくテンションが上がって、バスの中で大騒ぎでした。
　バスから降りると、世の中そう甘くはありません。タワーまで延々人の波に沿って坂を登らなければなりません。この頃には、私の体力、脚力、気力ほぼありません。一触即発、何かがあったら爆発しそうでした。駅で私を「ハルモニ」と言ったアジュンマ、この時じゃなくてよかったね～(-_-)。