マルコス氏当選ならフィリピン経済悪化へ。
英国シンクタンクが分析。
英国シンクタンクのキャピタル・エコノミクスは毎週発表している経済見通しで、フィリピンの次期大統領選について、各種世論調査で支持率トップを独走中のボンボン・マルコス候補が当選した場合、フィリピン経済はコロナ不況から回復できないばかりか、逆に悪化する恐れがあると警告した。同シンクタンクのエコノミスト、アレックス・ホルムズ氏はマルコス候補について、
1 ガバナンスの弱さ、
2 政府機関の機能を過少評価する姿勢、
3 政策立案経験の少なさ、
4 汚職と縁故主義という特徴
があり、これらが彼の政権に不安定化をもたらすと分析。マルコス氏の経済政策も効果的ではないとし、「マルコス氏の下でフィリピンの経済状況が改善するとは思われず、容易に悪化するだろう」と分析した。(14日・スター)
この分析は正しいのではないでしょうか?
彼は2010年に上院議員に当選したが、2016年に副大統領選挙に立候補した為、上院議員を1期しか経験しておらず、政策立案経験はかなり少ない。
また、まにら新聞に書かれている記事を読む限り、彼からの政策の発表は特に無いように思われる。
何故、実務経験が無い大統領候補の支持率が高いのか理解に苦しむ。マルコス家と言うネームバリューにフィリピン国民が浮かれているのではないでしょうか?
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