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鳥羽丸山の庫蔵寺

2015-06-15 10:15:24 | 三重
2015年6月10日、丸興山庫蔵寺(がんこうさんこぞうじ)にお参りしました。三重四国八十八ケ所の87番目です。国道167号線で近鉄鳥羽駅より南に4キロ程のところに看板があります。その道を西に入って、山道を登ります。鳥羽レストパークの墓苑を通り抜け、そこから1キロです。道は非常に狭いです。自動車1台が通れる山道です。目的地近くに駐車場があります。
鳥羽市河内町539
map
参道です。こんな道が墓苑から1キロほど続きます。

歴史を感じさせる石積みの参道です。山にあるので勾配がかなりあります。

山門

本堂(重要文化財)
説明書より「庫蔵寺は天長2年(825)弘法大師が金剛證寺の奥の院として虚空蔵菩薩を安置し国土鎮護のために虚空蔵求聞持法を修めたと、いわれる寺である。その後、貞治年間(1322)雲海上人によって中興開山され、天正年間には織田水軍の将九鬼嘉隆鳥羽城築城の地鎮の安全の祈願を命じた古刹である。本堂は永禄4年(1561)建立、こけら葺きで内部は唐様、中央には極彩色の彫刻がはめられていて、室町時代の特色を如実に物語っている。建立以来、幾度か修復が行われたが、平成6年11月に平成の大修復が完了した。同じく、国指定重要文化財に指定されている鎮守堂は慶長10年(1605)建立で、同本堂の裏上に祭られている。」













コツブガヤ(天然記念物)、日本にたった2本しかないものです。
説明書「このコツブガヤは樹高は約25m、胸高周囲は4.15m、推定樹齢約400年の巨樹であることのみでなく、種類学上より普通種であるイチイ科のカヤの一変種で、全国的にも極くまれにみる物である。一見、普通のカヤと相違しないが、その名の通り果実種子が小粒である。普通のカヤの種子の長さは平均2.5cm位であるが、このコツブガヤは1.5cm以下で球形に近い形をしている。現在日本でコツブガヤの生育が確記されているのは宮城県に1本と、このコツブガヤのみである。」



鐘楼





鎮守堂(重要文化財)
階段











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