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鏡神社

2018-12-28 21:55:57 | 滋賀
2018年12月24日、お参りしました。
『神社の創立は古代にさかのぼると伝えられ、祭神は天日槍命を祀る。南北朝時代の建築で「日本書紀」にも記されている朝鮮半島の新羅から製陶技術(渡来文化の陶物師、医師、薬師、弓削師、鏡作師、鋳物師など)を供に近江の国ー入り集落を成し、吾国を育み文化を広めた伝えた祖神。天日槍を祀る神社です。天日槍は持ち来たる神宝の日鏡をこの地に納めたことから「鏡」の地名が生まれ、書記にも「近江鏡の谷の陶人は即天日槍の従人なり」と記されている。鏡山の麓は渡来集団に関わる地名も多く須恵器を焼いた古窯址群も広く現存する。延喜の御世には大嘗会に鏡餅を献上した火鑽の里であり、鏡路は鏡山と共に万葉の歌枕として150余首詠まれ、宮廷巫女の歌人額田王や鏡王女にも所縁の地である。』
『謡曲「烏帽子折」は、義経記などの牛若丸(源義経)伝説から創作された。前段は
鞍馬山を抜け出した牛若が、金売り吉次と奥州に向かう途中、追手が迫ったので、鏡の里宿で盗賊の熊坂長範に襲われ、奮闘して退治した武勇伝。鏡の里宿は当地で、鏡神社は牛若が元服の際、源氏再興を祈願した神社とされ、烏帽子を掛けた「烏帽子掛け松」や「元服の池」などがある。元服に使った盥も神社に保管されている。今や一片の板切れとなっているが、その木くずは戦時中、出征兵士のお守りとして役立ったという。大願成就、家内安全にご利益のある神社である。』
滋賀県蒲生郡竜王町鏡1289番
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烏帽子掛け松



鳥居





手水舎



拝殿

祓所

本殿(重要文化財)
「現在の本殿は、室町中期に建てられたもので、滋賀県に遺構の多い前室付三間社流造り、屋根はこけら葺。蟇股を多用し、屋根勾配をゆるくみせる外観は優美である。」








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