須磨観光ハウス~花月と猫の物語

1937年(昭和12年)に神戸市迎賓館として誕生した須磨観光ハウス「花月」と猫ちゃんたちを応援するブログです。

「猫の楽園」に思うこと

2021-01-21 07:42:40 | 猫の物語
人づてに聞いたのですが、NHKに「もふもふモフモフ」という番組があるそうです。我らがM・Mとは全く関係ないのですが、同じ名前の番組です。
この番組の「もふもふスローライフ」のスピンオフとして「猫の楽園」と題した放送が先日あったようですね。

私は以前このブログで「須磨浦公園という猫の楽園」を書きました。私の目指している楽園のモデルは、まさにこの放送で紹介された場所の感じです。「猫の楽園」を実現させている人がいて、実現できる場所がある・・・須磨浦公園にも「希望の灯」が明るく燈りました。



反面、番組を観て猫を捨てに来る人が増えているそうです。残念ながらここ須磨浦公園も捨て猫が絶えないようです。
猫を愛する人がいて、猫たちも幸せそう。私の猫もそこでなら・・・それは絶対に違いますよ。猫と人、責任を持ったご縁が自分自身の人生を豊かにするのです。

「自分のため」に捨て猫は止めましょう。猫を捨てる・・・もしあなたがまっとうな人なら、もしくは未来に向かって自分を高めたい人なら、猫を捨てることは自分の人生を傷つける行為です。捨てられた猫はもちろん可哀想ですが、それだけではありません。

そんなことを一度でもやってしまったら、あなたの人生がが可哀想なのです。自分を大切にするためにも、自分を愛するためにも、あなたが運命によって出会った猫ちゃんと人生を共にしましょう・・・とはいっても猫のニャン生は短い、人間に比べたらあっという間に天国へ旅立ちます。十年前後は短い、長くても二十年はあっという間。しかし共に過ごした時間はあなたの中に一生涯ずっと存在し、豊かな思い出や優しい心を運んで来てくれます。



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花月のお料理(50)~おせち料理実食!

2021-01-19 23:20:24 | 花月のお料理
遅ればせながら、おせち料理の報告です。
今年はスティホーム、花月にも協力しましょ!!ということで、ご承知のとおり我が家では5万円のおせち料理を注文しました。



前日31日に届けられたおせち料理、1月1日元旦11時に集合して、家族で三段重をオープン!!母が「わーっ」っと言いました。素晴らしい盛り付けです。5万円のお料理は5人用で、美しく可愛い料理が全て5つずつ入っています。仕切りと盛りつけによるのか、「3つと2つ」「2つ・2つ・1つ」に分けて入っているお料理もあり「宝さがし」の楽しさも味わえます。



お味は・・・塩辛くない!!おせち料理特有の保存食感がありません。作りたての和食に近い味わいです。しかも色とりどり、味さまざまでとても楽しいんです。



昨年まで職場の関係でおせちの購入を頼まれまていました。31日に配達してくれる冷凍・半冷凍のおせち料理を毎年購入していたのです。
花月のおせち料理を味わってみると、解凍のおせちとはこんなに味が違うものかとびっくりしました。今思えば解凍おせちはちょっとしつこくてくどい感じがありましたね。花月のおせちはどんどん箸が進みます。
「手間」とは手で仕事をしている時間のことです。手間をかける・・・時間を惜しまずに丁寧に作ったお料理はやはり違いますね。



しかし・・・ここで皆さん、年末から8万円のおせち料理との違い、絶対気になりますよね。はい!取材しました。

まず、基本情報・・・料金5万・3万・1万+αまでのおせち料理の違いは、ズバリ!それぞれのお料理の個数の違いです。5万円なら5個、3万円なら3個、1万+αなら1個ずつお料理が入っています。
さらに、料理長によれば「おせち料理とは重箱に入れて風呂敷をかけたもの」ということですので、一重の1万円代のおせちは風呂敷などの付属品の値段の分、少し割高です。が、お一人様でもすべての料理を食べられる食の喜びは素晴らしいと思いますよ。

おせち料理の盛り付けについては、料理長がまず盛り付け例を一つ完璧に作ります。駆けつけてくださった料理長の師匠や副料理長が料理の盛りつけをしていきます。食材が悪くならないように暖房は入れられません。長時間にわたる寒くて腰の痛い仕事ですが、最高責任者である料理長は徹底した清潔を期するためか「半袖」の調理服です。これがプロですね。

では、「5万円おせち」と「8万円おせち」の違いを写真で一緒に確認しましょう。以下の写真は8万円のものです。

【その1】重箱の柄や装飾品が違います。



5万円の重箱には柄がありませんが、8万円のは金で唐草模様が施されています。せっかくのお正月料理、家で食べるのならなおさら雰囲気を大事にしたいですね。花月の重箱はプラスチックなのですが、お客様でお返しに来られた方がいらっしゃいました。きっとこれまでも物や習慣を大事にして来られたステキな方ですね・・・良き時代の料亭でお出ししていたおせち料理では、重箱をお貸ししたり、ご自宅のものをお借りして詰めることもあったようですが、特に今は、そのままお持ちいただくことになっています。

【その2】食材の質と量が違います。



雲丹が入っています。アワビ、花咲きたらこ(味付けがとても美味しかった!)、からすみの量が違います。海老も大きいですね。子芋(海老芋の量が足りず今年は断念)のしつらえ等がきれいです。




【その3】お肉がたくさん入っています。



5万円には無い牛肉のたたきがたくさん入っています(右下)。

一つの箱の中に、二段三段と食べ物が重なっているので、これは一番上から見ただけの情報です。5万円のおせち料理も、上から見えない下側に「お宝」が隠れていることがありました。だから本当はもっと違いがあると思います。しかし、盛り付け例の重箱とはいえ、崩すと元に戻らないので、ここでは私が見えただけの写真情報で失礼します。

一段目を食べて次に行けるのは買った人だけですね~。蓋が締まらないぐらいギッシリ詰まったお料理をふんわり風呂敷で包むのが正統なおせちだそうですので、見た目よりも食べると結構ボリュームがありますよ。

来年はどうぞ「花月のおせち」をよろしくお願いします。


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花月のお料理(49)~アフタヌーンティー

2021-01-18 07:14:59 | 花月のお料理
花月のアフタヌーンティーは時間限定14:30~17:00、1,500円(税別)です。



華やかな彩りがステキなアフタヌーンティーは元々イギリスの喫茶習慣で、紅茶と共に軽食や菓子を摂ることであると言われています。

軽食・菓子が2 - 3段重ねのティースタンドに盛られます。食事はサンドイッチ、スコーン、ケーキなどの順番で食べるのが礼儀とされているそうです。

花月では3つのプレートにそれぞれ、「和風デザート」「洋風デザート」「ひと口になった軽食」を盛り合せたメニューにアレンジされています。2名様以上で注文でき、もちろんコーヒーまたは紅茶のポットがついています。



実はマネちゃんはプロスキーヤーとして長くフランスで活動していらっしゃいました。外国暮らしの長かったマネちゃんが考案したアフタヌーンティー、「自分でいうのもなんですが、うちのアフタヌーンティはめちゃ得ですよ」とのこと!



お正月明けの寒い一日。お天気は上々のお散歩日和ですが、ゆっくり外で過ごすのはちと寒すぎる。アフタヌーンティしながら休憩とお喋りが似合う一日です。



写真のアフタヌーンティーは変則、三人分です。3段プレートは二人用ですから全部盛り切れません。二つ使って三人分の盛りつけがされています。



お正月明けですので、お正月料理らしい和洋折衷のアフタヌーンティ、お得感いっぱい、銀の輝きが眩しい一品です。料理長のデザート、色がきれい~♡



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大ボス縞次郎登場!

2021-01-16 21:00:08 | 猫の物語
令和の年末年始、寒いですね。寒い~からか、恋の季節はもうちょっと遠いのかも知れません。
お正月に親戚が一堂に会すように、満を持して大ボス「縞次郎」が登場しました。やっと会えました!!



落ち着いています。例えればゴリラのシルバーバックのような風格です。中間管理職マリオのように変にガン飛ばしていません。しかし、ウ~ゥという独特の声色でゆったりと周囲の成猫オス猫を威嚇しています。
ちなみにコハルやチビ等、成長期の男の子達は近くでご飯食べても大丈夫でした。またブラックやユキちゃん等、ちょっと弱めでいつも西エリアにいる成猫オス猫も気を使いながらも大丈夫そうです。



縞次郎は誰とも争うことなく悠々としています。高級カリカリをやっている間は頭を撫でることもできました。マネちゃんからは「危ない」と言われましたが、縞次郎、性格もいいで~す。モテる男は風格・性格とも両方ステキなんでしょう。人間も同じですよね~~。あ、ちなみに美形と風格は違いますので、お間違いなく!!

そうそう、マリオも高級カリカリを食べている間はちょっと触れます。以前、頭にフジツボのような大きなオデキができて膿んでしまい、マリオが来ると臭うぐらいだったそうです。マネちゃんが頑張ってつかまえて、マキロンを吹いたら一応治ったようですが、触るとまだしこりがありました。もはやここまでです。
外飼いの猫は自力で身づくろいをするといっても、後頭部など届きにくいところもありますし、ちょっと傷がついたりフケが溜まると、マリオのように膿んだりします。だから嫌われても、できる子にはブラッシングをしてします。



縞次郎がいる間、マリオは屋根の上に逃げましたが、大ボスの目力は静かにマリオの動線を追っていました。ラビやウニ太郎はとっくに雲隠れです。まだまだ縞次郎の時代が続きますが、次世代の大ボスは誰か?マネちゃんと予想してみました。

ご飯に帰ってきたラビと西エリア在住のウニ太郎は、最近オデコをガチンと合わせてよく喧嘩しています。元々西エリアのオス猫同士なので小さいときは友達だったはずですが、仲が悪くなっているようです。
ウニ太郎も時々いないことがあるので、ちょっと目覚めたのかもしれません。ウニちゃんも縄張りを作ろうとしているのかな?この二匹はまだ今のところマリオには勝てません。現時点で縞次郎不在の時はマリオが一番強いと思います。しかしマリオは気が小さいらしいので、今後ラビやウニ太郎に蹴落とされる可能性もあります。
「うし」という今年の年男?私が大好きなオス猫はこの一年はご飯だけ、もう寄り付きません。会えなくて悲しい~(泣)。頑張れ!!うし~。

縞猫兄弟(うし兄ちゃんが育てた弟)もまだ住居エリアにいますが、フラッと西エリアにやってきたバンを威嚇していました。バンちゃん、身体はデカいのに気が優しいので退場、チロと共にリーダーの器ではありません。だったら縞次郎の血をひいているであろう縞系オス猫達も台頭の可能性ありです。



ま、この話に全く関係ないのはモフです。先日、花月に到着した時にじっと上を向いて固まっていました。見ると庭の石段でマリオとにらみ合っていたので、さっと抱いて連れて行きました。モフ、強制退場です。ポスト裏の小さい△形の場所がモフの縄張り、毎日見回りは欠かせないそうですが、モフちゃんはそれで満足してくださいね。切れっ切れのマイペースで、オス同士の勢力争いには「一切、我関せず、唯我独尊」でいてください。

半沢直樹の世界、職場での勢力争い、蹴落としあい、足の引っ張り合いなど昭和の遺物と思っていたのですが、大人気ドラマでしたから、現代でも男性の深層心理の奥底には大ボス志向があるのでしょうか。それもよし!自分の好きな生き方を選ぶといいのではありますが、切れっ切れなモフの生き方に令和の新しい生活様式を学ぶのも、これまたいいかもしれませんね。




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年末年始似たもの小ネタ集

2021-01-13 23:03:25 | 猫の物語
まだ松の内に明けましておめでとうございます。
松の内といっても、関西は15日まで、関東は7日までと違うようですが、元々は15日まで・・・お江戸のご都合で短くなったようです。と、言い訳など!

年末年始は母の米寿と重なり、なんやかやと、とても忙しかったので2週間近くブログのお休みをいただきました。

令和3年丑年の出始めは、「ホルスタイン柄のモフ」です。
家族でたまに出る話題、モフの顔は007の上司M(ジュディ・デンチ Judi Dench)に似ているというのですが、皆さんいかがでしょうか。
モフはどちらかといえばペタッとした顔で目が離れています。眉間にしわを寄せて憂い顔をするときはMに似ているかもしれません。次回作にはモフM=M・Mで出演してほしいですね。

 
Judi Dench Wikipediaより
叱られるかもしれませんが、マネちゃんがふざけて描いたモフのキモカワ似顔絵を入手しましたので、ご紹介しましょう。


マネちゃんは小学生の時には入選するぐらい絵が得意だったらしいです。足がシュールですねぇ、タコもいい味を出しています。髪か模様か?「〇も」めっちゃ好きです。笑えます。
私自身シュールな似顔絵を描く才能?があるらしく、家族から「あんたしか描けん(気持ち悪い)絵がある」といわれているので、この作品には親近感を感じます。

次に「のり面ザウルス」です。寒い中改修工事ありがとうございます。首を振っている恐竜みたいですね。こんなキワキワな怖い場所で年末に作業する重機は偉いなと思います。私は時々工事の写真や動画を撮っているので、かなり怪しい人になっています。のり面ザウルス、ほんとすごいです。



最後に「花ちゃん情報
キジトラとは仲良し花ちゃん、唯一仲が良くなかったサビ猫と写真に納まる花ちゃん、左目はもう少し時間がかかりそうですが、元気で幸せに暮らしています。





令和3年がいい年になりますように!
へそ天、バンザイ\(^o^)/


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