須磨観光ハウス~花月と猫の物語

1937年(昭和12年)に神戸市迎賓館として誕生した須磨観光ハウス「花月」と猫ちゃんたちを応援するブログです。

大ボス縞次郎登場!

2021-01-16 21:00:08 | 猫の物語
令和の年末年始、寒いですね。寒い~からか、恋の季節はもうちょっと遠いのかも知れません。
お正月に親戚が一堂に会すように、満を持して大ボス「縞次郎」が登場しました。やっと会えました!!



落ち着いています。例えればゴリラのシルバーバックのような風格です。中間管理職マリオのように変にガン飛ばしていません。しかし、ウ~ゥという独特の声色でゆったりと周囲の成猫オス猫を威嚇しています。
ちなみにコハルやチビ等、成長期の男の子達は近くでご飯食べても大丈夫でした。またブラックやユキちゃん等、ちょっと弱めでいつも西エリアにいる成猫オス猫も気を使いながらも大丈夫そうです。



縞次郎は誰とも争うことなく悠々としています。高級カリカリをやっている間は頭を撫でることもできました。マネちゃんからは「危ない」と言われましたが、縞次郎、性格もいいで~す。モテる男は風格・性格とも両方ステキなんでしょう。人間も同じですよね~~。あ、ちなみに美形と風格は違いますので、お間違いなく!!

そうそう、マリオも高級カリカリを食べている間はちょっと触れます。以前、頭にフジツボのような大きなオデキができて膿んでしまい、マリオが来ると臭うぐらいだったそうです。マネちゃんが頑張ってつかまえて、マキロンを吹いたら一応治ったようですが、触るとまだしこりがありました。もはやここまでです。
外飼いの猫は自力で身づくろいをするといっても、後頭部など届きにくいところもありますし、ちょっと傷がついたりフケが溜まると、マリオのように膿んだりします。だから嫌われても、できる子にはブラッシングをしてします。



縞次郎がいる間、マリオは屋根の上に逃げましたが、大ボスの目力は静かにマリオの動線を追っていました。ラビやウニ太郎はとっくに雲隠れです。まだまだ縞次郎の時代が続きますが、次世代の大ボスは誰か?マネちゃんと予想してみました。

ご飯に帰ってきたラビと西エリア在住のウニ太郎は、最近オデコをガチンと合わせてよく喧嘩しています。元々西エリアのオス猫同士なので小さいときは友達だったはずですが、仲が悪くなっているようです。
ウニ太郎も時々いないことがあるので、ちょっと目覚めたのかもしれません。ウニちゃんも縄張りを作ろうとしているのかな?この二匹はまだ今のところマリオには勝てません。現時点で縞次郎不在の時はマリオが一番強いと思います。しかしマリオは気が小さいらしいので、今後ラビやウニ太郎に蹴落とされる可能性もあります。
「うし」という今年の年男?私が大好きなオス猫はこの一年はご飯だけ、もう寄り付きません。会えなくて悲しい~(泣)。頑張れ!!うし~。

縞猫兄弟(うし兄ちゃんが育てた弟)もまだ住居エリアにいますが、フラッと西エリアにやってきたバンを威嚇していました。バンちゃん、身体はデカいのに気が優しいので退場、チロと共にリーダーの器ではありません。だったら縞次郎の血をひいているであろう縞系オス猫達も台頭の可能性ありです。



ま、この話に全く関係ないのはモフです。先日、花月に到着した時にじっと上を向いて固まっていました。見ると庭の石段でマリオとにらみ合っていたので、さっと抱いて連れて行きました。モフ、強制退場です。ポスト裏の小さい△形の場所がモフの縄張り、毎日見回りは欠かせないそうですが、モフちゃんはそれで満足してくださいね。切れっ切れのマイペースで、オス同士の勢力争いには「一切、我関せず、唯我独尊」でいてください。

半沢直樹の世界、職場での勢力争い、蹴落としあい、足の引っ張り合いなど昭和の遺物と思っていたのですが、大人気ドラマでしたから、現代でも男性の深層心理の奥底には大ボス志向があるのでしょうか。それもよし!自分の好きな生き方を選ぶといいのではありますが、切れっ切れなモフの生き方に令和の新しい生活様式を学ぶのも、これまたいいかもしれませんね。




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