他の猫より多く撫でられ、声をかけられ、かまってもらっている実感からか、クマちゃんは日に日に自信をつけていきました。特別に大事にされること、特別に目をかけてもらうこと、自分が一番に愛された経験が動物にとっても、人にとっても、いかに必要かよく分かりました。
自信をつけて更に厚かましくなっているようにも見えましたが、そこはご愛嬌。体毛や目ヤニも改善、体調も好転しているようでした。移動日も5月1日に決定、友人が日曜ごとに花月に会いに来たり、3月末と4月末にノミ・ダニ・シラミ取りの薬を2回滴下したり、少しづつ家に入れる準備を始めました。そうそう、多頭飼いの滴下薬には気をつけてくださいね。嫌われていたクマちゃんを、「あと1ケ月、寂しいよ~」となめてくれるような猫はいませんので、良いか悪いかそこだけは安心できました(笑)。
お花見の時期には須磨観光ハウス花月に日参しましたので、クマちゃんの日々の様子をどうぞご覧ください。
3月29日
4月1日
4月4日
4月9日
4月14日
4月26日
5月1日お別れの日、クマちゃんは花月の皆さまと東エリア室外機の上で記念写真を撮りました。マネちゃんも若女将も名残惜しそうに「寂しくなる」と言ってくださり、その後マネちゃんが車で家まで送ってくださいました。
5月1日お別れの日 4シーン
猫の袋に入れられたクマちゃん、最初は鳴いてジタバタしていましたが、しばらくすると温かかったのか膝の上に収まり、おとなしく座りました。
さあ、これからクマちゃんのニャン生の再出発です!!私達はいただいた名前をそのまま使います。2年も呼ばれた名前を変える気はないと話すと、若女将は「クマちゃんのままなんや・・・」と喜んでくださいました。
幸せになろうね!クマちゃん・・・💛 🐻 💛
クマちゃんのプチ・シンデレラストーリー、「なる・外飼い猫編」10回にお付き合いくださりありがとうございました。続いて「なった・家猫編」で、トイレの存在すら知らなかった外飼い猫クマちゃんが、家猫になっていく様子を観ていただきたいのですが、その前に少し違う記事を書いておきたいと思います。
「クマちゃんシリーズ」の家猫編は少々お待ちくださいませ!クマちゃんを愛してくださる皆さまに感謝です!