暑中お見舞申し上げます。毎日暑いですね!
花月に行くと、たまにお客様の中に、花月猫ちゃん達の名前を呼んでくださる方がいらっしゃっいます。美味しいお食事に加えて、花月猫ちゃん達の相関関係に興味を持って、名前を覚えてくださる方もいらっしゃるのですね。
花月猫の多くが親子兄弟姉妹なのは、私自身、見ていて嬉しくなります。今の日本では、兄弟姉妹で貰っていただくか、母猫が家で産んだ子供数匹と暮らす以外に、血縁関係で結ばれた猫の一族が一緒に暮らしている場所は、まずありえないでしょう。花月猫ちゃん達は日々過酷な環境や運命と戦ってはいますが、そんな稀有な幸せをもつ猫ちゃん達なのです。
そんな猫ちゃん達をつづったブログをご覧いただき、ありがとうございます。もしかすると「最近、名前も写真も見ないなぁ、たしか小さい黒い子がいたなぁ」と、ブログから消えてしまった子がいることに気づかれた、勘のいい方がいらっしゃるかもしれませんね。
そうです、東エリアの番頭さん「クマちゃん」が写真から消えたんです。理由は私と友人の家猫になったからなんですが、その経緯について、これからゆっくりと書き進めたいと思います。
家猫は新聞も読みます!
クマちゃんの里親は主は友人、従が私です。主?従?って何??、私はお隣に住む長年の友人宅で一緒に飼うことにしたんです。どうして自分が責任もって飼わないのか??という叱責の声も聞こえそうですね。プロフィールに書いておりますように、私は長年、東南アジアのタイという国と関わって生きてきました。2020年のコロナ禍は人生の不意打ち、ショックでした。夢に描いていた人生の計画がかなり狂いました。とは言え、そんな人は私だけではないでしょうね。翻ってみれば、そのおかげでこのブログを始め、ブログを通じて皆さんとお近づきになれた喜びもありますので、いいこともたくさんあったということなんですけどね!
人は何からでも学べるし、何からでも楽しみを見つけることができます。しかし、人生には思うように行かないことがままありますね。私には渡タイしてやりたいことがあります、そしてその思いは今も変わりなく、コロナ禍が明けたら必ず渡タイするつもりですから、クマちゃんを自分の家で飼うことはできなかったんです。
じゃ、花月から連れて帰らなくてもよかった?
そうですね・・・料理長のお言葉を借りれば「見ていられなかった・・・」という理由でクマちゃんを連れて帰ることにしました。もし、クマちゃんが花月に残っていたなら、たぶん今、この世に存在していません・・・。
さあ、長丁場になります、これから少しずつ、2歳の成猫クマちゃんが家猫になった経緯をお話しますね~。