須磨観光ハウス~花月と猫の物語

1937年(昭和12年)に神戸市迎賓館として誕生した須磨観光ハウス「花月」と猫ちゃんたちを応援するブログです。

花月のお料理(44)~神戸牛すき焼き・ブリちり

2020-12-11 06:41:36 | 花月のお料理
大輪に咲いた霜降りの薔薇をとくと見よ!!!!!!!!!!
これだけで本当はなんも書くことがありません。



花月は「神戸ビーフ品評会優秀賞」の購買店認定を受け、厳選された神戸牛を提供しています。

さて、すき焼き。最初の一枚は焼肉にしていただきます。仲居さんがきれいに焼いてくださいました。もう、ず~~~と焼き肉でもいいと思うぐらい口の中で肉汁が溢れます。お肉がとろけますぅ。



仲居さんに野菜をきれいに並べてもらってすき焼きに突入。花月はスタッフさんを大事になさっているので、先代から働いている方もたくさんいらっしゃいるようです。私の大好きな仲居さんもその一人なんです。さすがに花月の実力者!手際の良さが超一流です。



すき焼きは割り下か、砂糖&醤油でいただきますが、お味はお好みで調整します。割り下とは調味した煮汁のこと。だし汁に醤油、砂糖、みりんなどで味付けしたもので、調合は作る人や料理によって異なります。 淡白な味付けの物は、関西では「つゆ」・「だし」などとも呼ばれています。秘伝となっているものもあるそうですし、スーパーでお手軽に買えるものもあります。

花月の割り下は甘さ控えめでした。私は塩分が強い料理があまり好きではないので(お酒のアテだったら塩辛いものもウエルカム)、ちょっと調節していただきました。



順番が逆なんですが紹介しますよ、ブリちり!
煮すぎてはいけません、さっとお鍋にくぐらせるだけです。これも口の中でとろけます。ポン酢つゆでいただきました。美味しい~。



肉も魚も厳選された素材の良さがまずは大事。そして料理長の技と盛り付け、仲居さんの手際とおもてなし・・・・人の手によって素晴らしい素材が進化し、食の場が盛り上がります。



それが食材を大事にすることの一つなんだと思います。食材に最後の命の輝きを与え、最後の舞台を美しく飾る、そんな「食への尊敬と文化」が花月にあります。

花月ではふぐも扱えるので、また後日のお楽しみに・・・。




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