花師のここだけの話し

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奇蹟の「花師祭」

2006-09-19 18:15:07 | Weblog
敬老の日。

2006年9月18日
記念すべき3周年記念日「花師祭」

開催時間は12時。
その前に・・・2つの仕事。
ひとつは写真にもアップした「軽度発達障害の理解と支援」という講演の壇上の花の依頼を受けた。
大きな壺が必要と言う事で、恩師のいる道明寺東小学校から壺を借りて、大阪女子短期大学のグリーンホールにて活けこみ。
朝の10時に搬入を開始して、1時間以内に撤収!
これをひとりでこなすんやから・・・めちゃくちゃ忙しい。
仮にも敬老の日。
店には花束やアレンジを求めるお客さんも当然いるわけで、そのことを頭に入れながら猛ピッチで仕上げていく。
秋を表現するために、シマススキをふんだんに使い、大きな向日葵を向って左側だけに固めて活け、右側にオンシジュウムを加える。
オレンジと黄色が、絶妙なコントラストをかもし出す。
アクセントにサンタンカ。
秋の花と言えばこれ!ワレモッコウ。
ヘルコニアに、グラジオラスにグロリオサ。極めつけは真っ赤なアンスリュム。
客席の後ろに立って、全体のバランスを見る。
花師ワールドのひとつ「ブロック分け」。(詳しく知りたい方は、またお気軽にお聞き下さい。今回は説明を省きます。)
完成!
時間にして30分ほど。後片付けをして車に急ぐ!

お次は隣の市にある、羽曳野コロッセオに花束の配達。
急がねば・・・
花束を作ってる最中に、有難い事にご注文が入る。
時計を見る。
針が動く。
汗が流れる。
ちょっと焦る。
「花師祭」の用意もしなくては・・・
完成した花束を車に乗せて、羽曳野コロッセオに向けてエンジン全開!

出発前に藤井寺の中学校のひとつの、現PTA会長さんがテントと肉を持参でやってきた。
いつもほんま・・・お世話になります。
今回の「花師祭」は、ほとんど身内の参加がなく、横の広がりを繋ぐ社交の場として使って頂きたかったので、一般のお客様には声を掛けていない。
それでもドッヂボールの子供達や、そのご父兄の皆さんが差し入れをしてくださった。
この場をお借りしましてお礼を申し上げます。
ありがとうございました。

店の近くのすぐの中学生が、友達を連れて手伝いに来てくれた。
見た目は今時の子供達やけど、子供の世話に雑用を進んでこなしてくれたことに、ほんま心から感謝したい。
あいさつもきっちりできたしな。
ほんまありがとう。

入れ替わり立ち代りで、人がどんどん集まってくる。
中にはお花を買いに来てくれた人もちらほら。
「これは一体何事ですか?」なんて驚かれておりました。
どうもすみませんでした。
いつもは静かな店なんですが・・・
ドッヂの6年生の代表を連れて、朝活けこんだ花の撤収!
よく手伝ってくれました。
「監督。花っておもしろいですね」なんて、リップサービスまで飛び出して、ほんまお前らには負けるわ!
でも・・・ありがとううれしいわ。

蓋を開けるまで、台風が来るかもしれんわ、人がほんま集まるんか?って
企画倒れ説も飛び交う中で、自分自身大きな賭けに出た。
もし・・・もしこの「花師祭」がこけたら、店の未来もないやろう。
だから思い切って店を閉める覚悟で挑んだ「花師祭」。
大袈裟でなく、集まってくれる店なのか、誰も来ない店なのかってことで、ええ判断基準になるからね。
集まってくれた皆さんは、思惑通りに各自が名刺交換をし、場を作り盛り上がってくれた。
こんなにうれしいことはない。
ほんまありがとうございました。

せっかく来てくれはったのに、何のお構いもできずにすみませんでした。
それにたくさんの差し入れ、お手伝い、ありがとうございました。
3年という節目です。
今日からまた新たな道を切り拓く為に、5年・10年・15年と、これからも長く「花師祭」が開催出来ますように日々精進致します。

ほんとうにありがとうございました。

「花師祭」とりあえず・・・大成功ってことで、よろしいですか?

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