花師のここだけの話し

花師がお届けする熱い想い。気ままに気まぐれに、ぼちぼち更新。ええ塩梅でお届けします。

キーワードは・・・Wカップ

2006-06-18 18:11:58 | Weblog
全国のお父さん!
毎日のお勤めご苦労様です。
何故か日本は母の日に隠れて、父の日はさっぱりですが、とりあえず元気出して行きましょう!
こんばんわ!この時間になると最近睡魔に襲われる花師です。

昨日は後輩の二代目について色々と書かせて頂きましたが、どうですか?なんかめちゃくちゃ「さいぼし」食べたくなったんちゃいますか?
といっても・・・週末はどうしても観覧数が大幅に減るので、反響は明日以降になると思いますが・・・

6月の第3日曜日が父の日ってことなんて、すっかり忘れられてるんやないでしょうか?
それでなくても、父の日は母の日と比べるとテンションが下がりますから、なんだか悲しいことです。
花屋としても、父の日をどうプロデュースすればいいのか、これは毎年毎年の課題です。
時代の移り変わりと共に、きっとどこかに大ブレイクする鍵がある思います。

その鍵とは・・・

ワールドカップ

普段はJリーグを見ない皆さんでも、ワールドカップはさすがに声を上げて観戦するでしょう。
日本っていう国民性も、平成に入り徐々に変ってきています。
当然国民性も変れば、モノの売り買いも変ってきます。
その証拠に花の業界も大きな変革期に差し掛かってるそうです。
スーパーやホームセンターなどで当たり前のように売られるようになった花。
バーコードでしっかりと管理されてますが、お世辞にも新鮮で綺麗なとはほど遠いですが・・・お値段も「安い!」ってことはないですね。
大きな駐車場があって、レジの近くに並べられてるバーコード付きの花って、買いやすいんでしょう。
一昔前までは、花は専門店に行かなければ買えなかった時代だったんですから、それはそれは大きな変化ですわ。
でも・・・その大きな変化にも、今・・・陰りが見えてきてるらしいんです。

うちの店で僅かながら取ったアンケートには、普段はスーパーでお買い求めになる方でも、誰かにプレゼントをするとなると、ご自分のお気に入りの専門店の花屋さんに買いに行くそうです。
これって普段家に飾る花は、やっつけ状態でついで買いしてる。
わざわざ自分の花を専門店に行ってまで・・・
そんな状況の中で、今までどおりにお客様の足がこちらを向くまで「待つ」商売って・・・シンドイだけです。

昔ながらの「待ちの花屋」から「攻めの花屋」へ、今僅かではありますが、シフトチェンジを始めた専門店がチラホラと増えてきました。
そうなると、買い手も大きな変化が訪れます。
「同じお金を使うなら、いいものが欲しい」と・・・
少し心にゆとりがで出すと、人は厄介なもので「欲望」が溢れ出ます。

「自分だけのオリジナルの物が欲しい」

欲望は天井を知らない青天井!
これからが売り手と買い手の知恵比べになるんでしょう。
こうならない事には、業界ってものは発展していきません。
安いと見せかける「ついで買い」のやっつけ商売は、そろそろ終焉を迎えるでしょう。
だからといって、消滅するってことやないですよ!
もちろんお客様は残ります。残りますが・・・分散されていくでしょう。
これはワールドカップをプレゼント時の専門店としたら、Jリーグは普段の専門店です。
幾らレベルの高いことをしていても、興味を締めてくれません。
ワールドカップという桧舞台に、どれだけ自分をアピールするか?それが大きな課題になってきます。
だから奇抜な髪型にしたりするそうです。
世界の名門チームのスカウトの目を意識して・・・

生き残りのキーワードはここにある!

そのキーワードが気になる方は、どうか今夜のクロアチア戦をご覧下さい。
それでもわからない方は、どうか「花師のここだけの話し」を読み続けてください。

キックオフまで・・・あとわずか!

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
父の日の花屋さんにて (かさぶらんか)
2006-06-18 23:45:13
今日プライベートで蘭を中心にして売っている花屋さんに行きました。

2割引の大きな札は嬉しいけれど、ついている値段は2000円から上は10数万円のものまで。どうやって維持していらっしゃるのでしょうか??????



まぁ私はとてもかわいいカトレアの鉢を父に、買いました。

レジで待っていると、20代の結構背の高いイケメンの男性が10000円の胡蝶蘭を恥ずかしそうに

「ラッピングお願いします」と

と頼んでいました。

「何方宛ですか?よろしかったらメッセージ書かれますか?」と店員さんが幾色かのカードを見せると

「ありがとうございます。」と言って、決して上手いとはいえない字で

「父さん ありがとう」

と書いていました。



「育て方などの説明書もいれておきますね。」

と、花屋の奥さん(50代くらいのきれいな奥様)はニコニコです。



その青年が店を出て行った後、店の奥さんと店員さんと私とで目を見合わせて、にっこり。

「かわいいね。」と店の奥さん。

「素敵ですよ。」とわたし。



花屋さんってホントいろんな人間模様というか、ドラマというかが、見えて素敵なご商売ですね。
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それはそれは (花師)
2006-06-19 00:04:52
>かさぶらんかさん

お久しぶりです。

そういった素敵な光景には、残念ながらうちの店ではありませんでした。

父の日というか、週末はまるっきりダメな藤井寺。

みんなどこかへ移動してるのでしょうか・・・

至って静かな父の日。

花屋として、これほどつらい1日って・・・

トホホです。
返信する
攻めの姿勢? (二代目)
2006-06-19 19:25:33
少しづつ変わり始めた世の中!



昔より少し暮らしにくくなってきている!!



お花やさんだけでなく、全ての飲食、服飾その他業界

例えば最近の駐禁の問題!!

もちろん駐禁はあかんけど、少しぐらいやったらええやん(大阪のノリ)道路に面している各お店の方々は大ダメージ!商売が出来なくなるなど、市内方面の経済が少し落ち気味になる!!かといって市外のお店にお客が流れてくるのか?流れてくるまで時間がかかる!!

お店サイドは客街の姿勢ではやっていけなくなってきえいるのが実情!!スーパーや大型ショッピングモールの出店!!

そこにあるものは本当にいいものだろうか?



先輩のお店には、本物があると自分は信じていますよ



もちろんドンドン攻めの姿勢で、良いのか悪いのかは、別として自分の魂で花に接してください!!

生意気ですみません。

二代目も日本代表より攻めの姿勢で頑張ります。
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攻撃は最大の防御なり (花師)
2006-06-19 23:33:00
>二代目さん

攻めなければ、勝利は手にできない。

色々と商売をする上で、難儀な事が立ちふさがるけど、攻めの気持ちを忘れたら、もうあとは衰退していくしかないもんな。

いつもいつも攻めの攻撃をしている二代目を見て、ほんま奮い立たされたり、勉強したりしてるよ。

生意気な事なんか・・・ありがとう。
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