山に魅せられて

山に魅せられ数十年のシニア女子。
日本百名山達成は通過点、今日も山へまいります。
一押し記事は、雲の平、高天ヶ原。

その先、連絡バスが無いの大失敗、そして浅間嶺へ(2/2) ~人里峠~浅間嶺~上川乗BS

2015-04-23 | 奥多摩
浅間嶺の文字の下の空白のことですが、
初めは今のように浅間嶺と標記されていました。

その後、浅間嶺展望所に直され、現在はまた浅間嶺に戻っています。
理由は分かりませんが、何か意味があるのですね、きっと。





あまり参考になりませんが、コースタイムなどは(1/2)に書いています。




林道~数馬分岐~人里峠まで


林道を横切って浅間嶺への道を行きますと、5分ほどで
北側が、わ~と空け、大岳山が目に飛び込んできました。
我が家から見える大岳山と馬頭刈尾根とは、表裏反対の形です(^^)。

ここから近い御前山ではなく、より東の方角に位置する大岳山が
見えるのはなぜなのでしょう?



数馬分岐
まもなく数馬分岐に出ました。
浅間尾根登山口BSから登ってくると、ここで浅間尾根に合流します。
 

此処にはベンチが二つありまして、昼食場所には良いところですが、
やはり浅間嶺の展望所でと思い直し6pチーズを1つお腹に入れて・・・

(´ー`)┌フッ お地蔵様がおわします! 静かに手を合わせ先へと進みました。



歩き良い道が続きます。



道の左側にふっくら可愛いお地蔵様



止まってズームイン! (^^)




そうしてまいりますと、御前山の見えるところに出ました。
  
御前山よりさらに東の大岳山を最初に望見し、頭が混乱した私でしたが、やっと解決。
数馬峠から数馬分岐の辺りの浅間尾根は、大きく蛇行していることと、
樹林との関係ではないかと思うのです





猿石

猿の手形がついているという大きな石です。
手形を探そうと、前から、横から観たり、しゃがんでみたりして・・・

探しましたが私には見つかりませんでした。



下↓の看板には、「手形は、よく探せばわかるよ」と書いてあるのですが(o^-^o) ウフッ。





藤倉バス停分岐

昭文社の地図に名前は記載されていませんが、破線の道が、
ここから藤倉バス停を結んでいます。

現在は工事中の為、通行止めになっていました。





一本松入り口標識
標識の文字は消えかかっていますが、○○山(一本松)と読むことができます。
私は、ここに一本松があったと勘違いをしていました。


現在は根っこだけが残っているという一本松は、
ここから90mほど登った930.2mピークの
別名:大沢山、同じく別名:一本杉にあったようです。

このことにつきましては、『奥多摩 登山詳細図(西編)』を参照させていただきました。
             作成・解説・踏査 守屋二郎
             監修 踏査    守屋益男
             発行:吉備人出版社

標識の左側の二本の大木の間には、小さなお地蔵様がおわします。




渕間石宮

 斜めになった太い木の下にありました。
○のところが消えていて読めません。後で調べたら渕間石宮であることが分かりました。
しかし、これがどういうものであるかは分かりませんでした。



上を見上げると、驚くほどの立派な大木です。
浅間尾根には、歴史を感じさせる樹木、お地蔵様などの石の構造物が
たくさん見受けられました。





この先、旧道は崩落で通行できません



迂回路は浅間尾根の北側斜面をトラバースして行きます。
ロープを使わなくても大丈夫なレベルですが、日の当たりにくい北側は
雪が融けにくく融雪が凍リ滑りやすい時はロープがあると助かりますね。




そうしてようやく人里峠にでました。




人里峠~浅間嶺展望所~上川乗BSまで


人里峠(へんぼりとうげ)



人里側から見るとこのような感じです。2013年2月25日に撮影。





通行止め。迂回路へ。
ここまで来れば、浅間嶺の展望の良い尾根まで30分くらいかな!
って、数分進んだら、向こうの方に通行止めの看板が見えました。

えっ、ここまで来たのに先へ進めないの?
もしかして人里峠から下山?? …o(;-_-;)oドキドキ♪

看板の所まで行ったら
「この先、木材搬出中の為、迂回してください」の掲示があって(´▽`) ホッ

看板に気を取られ↓の写真の迂回路に気付かず通過してました。

何やら、この迂回路を塞いでいるような数本の棒が気になりましたが、
踏み跡は新しいので間違いないと進入。



迂回路は、ぐにゃ・にゅるなところもありましたが、左側(北側)の景観は爽快です。



伐採した樹木が一塊に集められている様子に、皆伐作業の一端を見た思いがしました。
この写真は、近そうに見えますが、実際はかなり下の方を撮りまして拡大しています。

下の写真に入ってはいませんが、左の方では作業中らしき皆様の姿が見えました。



上に眼を転じれば、御前山と大岳山が仲良く並んでいます。
本来、浅間嶺の展望の良いところで見ることのできるツーショットですが
これは皆伐されたならばこその光景ですね。



展望の良い↑ここから2分で、↓写真の分岐です。


小岩浅間(浅間嶺)分岐
今日は、下の道(緑色)を行くことにして、小岩浅間(浅間嶺)(黄色)を巻きました。




こちらは、小岩浅間経由のMY過去ブログです。
2013年2月25日 人里~小岩浅間~浅間嶺(奥多摩・東京都檜原村)+
↓の写真は、2013年2月25日の小岩浅間の山頂です。




小岩浅間分岐~浅間嶺展望所
小岩浅間(浅間嶺)への道を右に分けて、進むこと7分・・・

ここから休憩所・トイレへの道に入ってゆきます。


荒れていて、どこが道って感じですが、方向を間違わずに入って行きますと・・・次にこの標識。ここで、小岩浅間・浅間神社からの道を右から合わせます。





この広場には浅間尾根休憩所、ベンチ、トイレもありまして、
お昼時は賑やかですが、平日でもあってか今日は何方にもお会いできません。



休憩所から大岳山を背景に白樺の木。今日も美しいこと。
ここに来ると、白樺の木をなんとなく確認してしまうルーチンワークです(^^)




右手から、浅間嶺の展望所に上がりました。
展望所は四方に開けて、いますから、山々を眺めながら遅い昼食です。

西は、雲取山



北には。



東に松生山




南は、丹沢方面



富士山、カメラでも撮れていました。ほんのうっすらですが。




うすら寒くなり、時計を見たら、浅間嶺にもうかれこれ1時間近くいました。
周囲の遠くの山々を眺め、お昼を食べ、桜の木が少なくなったなどと、
浅間嶺を充分に楽しみましたから、下山開始です。




再びの出会い

15:40上川乗BSに下山しました。



ここでお話は終わるところですが、エピローグがあるのです。
スタート時にお願いをさせていただいた、3人の男性登山者さんに
バスの車内で再びお会いしました。

一駅前の停留所から乗られたそうです。
ちゃんと、私の名前を呼んでくださいまして、こんなことってあるのですね、
今日のことを深謝しますとともに、神様の粋な計らいに幸せな気持ちになりました。


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いつも丁寧な投稿で楽しく拝見! (tkhs)
2015-04-24 08:04:05
バスの便があって出掛けやすくなったようですね、予定の通で良かったですね、整備されていない所もある様で余裕を持った行動が必要ですね。
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Unknown (SHOU)
2015-04-24 21:30:07
猿の手形....一生懸命探してみました・・・・
無念・・・やっぱ、分かりませんでした。。。
左下の辺りでしょうか・・・!!??
あちこちに鎮座されてるお地蔵様には
私は何となく安らぎに変わりました。。
無事に下山出来られて、また前にお逢いした方々にも再会出来られて良かったですね~(^^♪
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1hansadakokaさんへ (おみや)
2015-04-25 06:33:53
折角コメントを入れてくださったのに
削除してしまいました。
電気屋さんに見てもらったけど、なんとも
納得がいかずでおわってしまいました。
本当にごめなさい。ブログを続けるためには
前回の自分のブログが必要なのですよね

本当にありがとうございました
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いつも、ばたばたで(゜∇^*) テヘ♪ (tkhsさま)
2015-04-28 13:27:46
バス時刻表の下の方に、4月からと書いてあったのに、
早とちりをしてしまいました。

出発前夜の寝る前にばたばたとバス時刻を
確認するものだから
これがいけませんね。

いろいろな意味で、ゆとりが必要な日常です(笑)

歳のせいかな~
とも思うけど、


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Unknown (SHOUさま)
2015-04-28 13:38:23
浅間尾根は、尾根の向こうの集落とこちらの集落を結ぶ
生活道路であったようです。

そうしたことで、いろいろな祈りを込めた石造物が多いのかなと思いました。

歩きながらも安らぎを感じて、好きな尾根道です。
もっとも、積雪期になりますと、北側に面する
トラバース道は、要注意ですが。

厚かましいお願を静かに受け止めていただいた皆様に
再び同じ時刻のバスに乗り合わせた偶然に
「あの女性はどうしただろうか」と
ご迷惑をかけずに済んだことは本当に良かったと思いました。

また、受け入れてくださったのは、
登山を愛する者同士に分かり合える思いかと思いました。
ありがとうございました。
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Unknown (おみやさま)
2015-04-28 13:41:08
だいじょうぶ!

ブログはまたスタートできるわよ。
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ここをバスが (自然を尋ねる人)
2015-04-28 21:36:02
私の住む町は人口4万人強
それなのにバスはどんどん廃線になり
都会と思っていても過疎の町になりつつあります。

山に登ってみたいと良くコメントしますが
山頂で下を見るとすっきりします。
女一人旅・・またたび演歌が似合うような気がします。
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Unknown (自然を尋ねる人さま)
2015-05-01 23:19:44
2001年12月にあきる野市に引っ越してきました。
あきる野市の人口は、以下のとおりです。

平成27年4月1日 …81,619人 (前月比2人増)
•男 …40,727人
•女 …40,892人
•世帯数…34,381世帯


電車は単線です。
この春から、通勤時間帯を除く日中は
ダイヤ数が減り、一時間に2本となりました。
これで良いのかも、昼間はガラガラでしたから。

前の居住地は、↓です。
川崎市の世帯数・人口(平成27年4月1日現在)は、
 世帯数693,203 人口1,466,444

余りの違いようですが、あきる野市は物凄く田舎でもなく
自然も適度に豊富で、買い物ももそこそこ便利で
この頃はとても住みよいと思っています。

なにより、山が近くにあること。
、登った山ばかりでつまらないと引っ越し当初は思っていましたが、
今は、お山たくさんの環境に幸せいっぱいです。

山頂から街を見るのは好いですね~
何時までもいつまでも飽きません。
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