花餅屋廼徒然書附帖

歌舞伎の世界に魅入られた男の、余りにも刺激的でグダグダ過ぎる日々…

御本山にての永代経法要です…南無~ぅ。

2009年11月28日 00時57分28秒 | 徒然とお出かけ…
と…言うことで、上洛致しました。
久し振りの京都です。
恐らく…去年の顔見世以来の京都入りですよ。
そう中々、来れませんよ。
以前なら…しょっちゅうと言うか、来てましたよねぇ。
神社参りとか…神社参りとか…あぁ、装束関係に(汗)

今回の上洛は…お参りです。
御本山と御廟と…一年に一回はお参りに来ないと…どうもスッキリとしません。
西本願寺に先ず向かいます…。
今回は…永代経をお願いしようと思っていまして…予めネットで調べて行きました。
午前と午後の一日二回と、総永代経法要があるそうです。
お昼からの…三時にあるだろう総永代経の時間に合わせてと考えて行きました。

一時過ぎに本願寺の駐車場に車を入れる。
御影堂の落成に伴って、境内の様子がいささか変わっている…。
今までの参拝志納部があった建物が替わって…御影堂の南側に新設された龍虎殿に移動していましたよ…。
移動距離が長い…(汗)
テクテクと歩いて…今まで御影堂を囲んでいた被いが全て取り外されて…ホンマ一年振りに来ましたから(汗)
やはり、境内は…本願寺さんの境内は広いですよね…。
龍虎殿に入る…靴を脱いで…まだ新しいですよね…清潔感が溢れています。
受附カウンターにて、永代経の申し込みをします…。
以前に、別修永代経の開闢法要をしているので、手続きは簡単です。
其の折りに頂いている永代経の案内はがきを、カウンターで見せればいいだけですから。
此れがあれば…未来永劫と言うか…半永久的に、御本山にて阿弥陀堂での総永代経法要を受けることが出来る。
聞けば…此れから一時半からの永代経法要があるので、其の法要に参加できるそうです。
三時まで…待つのも…何だよなぁ…って思っていましたが。
まぁ、待つ間に大谷本廟に向かうのも善しと思っていたので…まぁ、此れに越したことはありません。
一時半からの部に申し込み致しました。
少し…御懇志をお納め致しまして…気持ちですよ…気持ち。

其のまま待合というか…ロビーにて休息していました。
無料のお茶を勿論頂いて…♪
時間が来て…呼ばれる。
受付にて紙袋を手渡されて…お土産のようですよ。
あれっ?
他の方々は…紙袋じゃぁないよなぁ…。
まぁ…いいか…私たち一行だけ、紙袋を頂きましたよ。

案内の係の方に引率されて…御堂に向かいます。
参拝志納部のある龍虎殿は一番南に位置しています…。
階段を上がって…其のまま渡り廊下で…北側にある大きな建物に…。
先日に落慶法要をした御影堂です…此処は素通りでして…縁側を歩いて…ずっと北に向かいます。

さて…と、数珠は?
母に尋ねると…?
しまったっ!車の中だよ…如何しよう!
えっ!
今更…こんな処で取りにも行けないぞ…おいおい(汗)
今まで何にも気附かなかったよ…。
…………………。
あっ!あったっ!!
母のカバンの中に入っていました…私たちの数珠が…ホッとしましたよ。
最悪の場合は…私の腕に巻いてある腕輪の数珠を代用するしかないよなぁ…って、思っていましたから。
腕輪でも、二重になっていて、108個の菩提樹からなる本格的な腕輪ですから…。
まぁ…一安心です。
其々に数珠を手にして…御堂に向かいます…。

御影堂と渡り廊下で繋がっている阿弥陀堂に向かいました。
まぁ…総御堂ですよね…御本尊の阿弥陀如来が祀られているのですから…此処がまぁ、本堂ですよね。
阿弥陀堂内に通されて…此処は一般の方も自由に入ります。
勿論、御影堂も自由に入っての参拝は出来ますよ…。
いつもは、靴を備え付けのビニール袋に入れて…上がるのですが、今回は龍虎殿の下駄箱に靴を入れているので…此の点は安心です♪

木の柵をずらして其の一段奥に通される。
一般の参拝は、其の柵より後ろとなります。
御内陣を中心とした一角より一間ほど隔てた位置に柵があって…一般の参拝者は此れより後ろにてお参りですが…今回の我々は此の柵より内にてのお参りです。
まぁ…其の分チャンと永代経法要の手続きをしているからね。

係の僧侶が現れて…説明をして下さる。
台を持って来られて…過去帖等を持参の方は此方へと…。
私どもは法名軸を持って来ていたので、其の台に取り出しておきます。
外に過去帖を持って来ていた家族もおられました…勿論、何も持参されていない御家族もおられます…。

定刻の一時半となり…何処からともなく導師をされる僧侶が現れて…御本尊阿弥陀如来を祀る御内陣の横手に着座される。
其れから…我々の前にも…御本尊の正面にも僧侶が三人…都合四人にて読経が始まる。
はて…何の御経からしらん…???
わからん…永代経ですが…其の経文は何でしょう…ははは(汗)

読経が始まって、間もなく焼香を促される。
正面に座っていた人が、私どもの方を見て…どうぞ、お先にと言った具合だよ。
で…一番端に座っていた私が先ずは…と、一番目の焼香を済ませました。
順次、焼香を済ませて…お経も其の内に終わりました。
どうも、本日はようこそ、お参り下さいました…って感じでお礼を述べられましたが…。
ハイ…何とか…無事にですよ。
一年に一回しかお参りが出来ないので…大変です。

其のまま、退出ですか…意外と呆気無いなぁ…。
では、今まで通りに親鸞聖人の御前にて正信偈を上げるのでしょうか?
とか思って…隣の御影堂に移ってみました。
いや…去年までは、2時や4時に御本尊の阿弥陀さんの前でお経さん上げて、其の後に親鸞さんの前に移って正信偈を上げていたから…御影堂の改修中は…。
で…修理が成って、親鸞聖人を祀る御内陣が仮安置されていた阿弥陀堂から、本来の場所の御影堂に遷られて…其の後初めての参拝ですから勝手がわからん。

でも…そんな様子は無く…。
僧侶たちも退出して行ったしぃ…。
あぁ…通常の御勤めと、総永代経法要は勝手が違うのか?
まぁ…言われれば違うような…。
阿弥陀様に永代経を上げるのであって…親鸞聖人に正信偈念仏偈を上げるのではないのか…???
まぁ…取り敢えず違うようだ。
あとで考えたら…阿弥陀堂で総永代経法要を納めていた折に、御影堂では御門主さんから帰敬式を受けられていたのですよね…。
あぁ…私も、あとあとの事を考えて、帰敬式を受けておこうかなぁ…。

テクテクと歩いて…再び龍虎殿に戻る。
靴を履いて…駐車場へ…巡回バスに乗って、今度は大谷本廟へと向かいます。


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