今年の吉例顔見世興行…演目が発表されましたっ！

ハイハイ…何とか、此処まで来ましたか…早いものです。
もう年末のお話…。
京都は四條南座での恒例となりました…『吉例顔見世興行』の演目と出演者が、発表されました。
そう、『顔見世』ですっ！
今年は…襲名披露などの祝い事のない、“普通”の…顔見世となりますね。
でも…お値段は…顔見世価格と言った…トンでもない価格。
また…貯金しないと…キツイよ。

さて…問題は…今年は如何だ？
昨年みたいに…ガッカリさせられたら困りモノ。
吉例ですので…お目出度く祝って、良い年を迎えたいものですが…。

演目ですよ…♪

昼の部…からです。
・「佐々木高綱」　…梅玉丈の高綱です。
序開きは…此処ら辺りからで…時代物ですよね…。
・「一條大蔵譚」　…菊五郎丈の大蔵卿とは…(笑)
どんな阿呆を魅せて頂けるのか…ワクワクしますよ♪
時蔵丈が常盤御前にてお附き合いです…。
・「お祭り」　…仁左衛門丈の鳶頭…芸者は勿論…親子で？
・「封印切」　…藤十郎丈の忠兵衛は、納得で…。
顔見世では18年ぶりの上演。
藤十郎さんの忠兵衛、片岡秀太郎さんの梅川で、敵役の八右衛門を仁左衛門さん、玉三郎さんがおえんで附き合う…。
此れは…此れは…玉三郎さんが、井筒屋おえんさんですか…うぅぅぅん。
イメージが湧かん（苦笑）
粋なお江戸の女将さんじゃぁ…ないからねぇ…おえんさんは。

夜の部となると…。
・「時平の七笑」　…我當丈の時平にて、片岡十二集ですので…高らかに笑って頂きましょうっ！
・「土蜘」　…菊五郎丈による舞踊ですよ…新古演劇十種の内です。
・「助六」　…仁左衛門丈の助六に、玉三郎丈の揚巻。
美しい…美しい…おぉ…どう言った外題になるのかも、興味あり♪
・「石橋」　…翫雀丈と愛之助丈にて締め括りです…。

調べましたら…わかりました。
助六の外題は…　『助六曲輪初花桜』と成るそうで…市川宗家以外は…違った外題です。
仁左衛門さんの助六に、玉三郎さんの揚巻…。
此れを考えるだけでも…うっとりですのに…其の他のメンバーも…豪華ですよ。
意休には我當さん、藤十郎さんの新兵衛のほか、尾上松緑丈、尾上菊之助丈、片岡愛之助丈ら花形役者も揃っての、顔見世らしい華やかな出し物になりそうです…。
此れは…押さえないと…ガンバレッ！


東西の名優　”大顔合わせ“　南座・顔見世　藤十郎に菊五郎：京都新聞

顔見世興行の演目発表　藤十郎ら豪華な顔ぶれ - 47NEWS（よんななニュース）

最後の最後…今年の歌舞伎を締め括る大喜利は、『石橋』ですとは…。
此の九月の巡業『近松座』で、此のコンビにて『連獅子』が舞われるが…。
まぁ…同じ『石橋物』です…どう発展させて頂けるか…。　

先日の産経新聞にて…勿論、亀岡典子さんの記事にて『連獅子』の取材が…。
翫雀さん曰く、通常の鬘よりも、毛を長くしての…最後の乱舞となるらしい…。
じゃぁ…此の『石橋』も…？
期待してしまいますよ～。
此れで…舞い納めて頂けますよう♪

今から…が楽しみです…やはり、昼夜通しか？