前回に引き続いて…産経新聞の大阪版夕刊の『編集余話』からです。
勿論、編集は文化部記者の亀岡典子記者です。
…“歌舞伎モバイル”でも、『今月のキーワード』をたまに書かれていますね…この世界の第一人者?
前回に続き…4回目の『文楽、世界へ翔ぶ』は…?
大道具のお話…。
海外公演で…其の劇場での舞台を造るのも一苦労。
勿論、文楽の舞台です。
普通の現代劇とは、また一味違った舞台ですね…太夫の床もありますし…。
さて…舞台設営、大道具のセッティングは現時のスタッフの協力が必要です。
此れは何処でも…大変ですよね、其の劇場の出入りしているスタッフと言うか…セットを作る職人(?)との協力が絶対不可欠です。
其処に…言葉の壁が問題です。
ただでさえ…現代劇ではなくて、人形劇…其れも日本の古典…大変ですよと桐竹勘十郎さん。
しかし…フランスのストラスブールでの文楽公演のときです…。
現地にはなんと人形劇用の劇場が二箇所あるそうでして…ある種スムーズに…♪
同じ人形劇です…日本の古典芸能で世界無形遺産ですよ…興味津々で、血が騒ぐのでしょうか???
其の上、現地スタッフの熱の入れようは、ご自身お名前を漢字に当てた名札を作って…(苦笑)、其れを胸に貼っての…現地スタッフって(汗)
ピエールだったら…?
シャルルだったら…?
フランソワーズならば…?
色々と考えてしまいますよ…(笑)
名前でじゃぁなくて、苗字か?←此の表現も変?
世界はやはり、広いですが…でも、人形劇には壁は無いようですね…♪
国が変わっても舞台の職人の魂は…燃えていますよ!
……………。
で、五回目となると…字幕のお話しです。
此れは必要なものですね…恐らく。
しかし…今年の三月のルーブルで史上初めての文楽公演。
演目は近松門左衛門の『曽根崎心中』…文楽の中の文楽って感じですよね…素人の私から見ましても…。
で上演中は舞台の上の方に字幕が…電光掲示板か?さて?…作られていたそうです。
其の…しかし、普通…今現在の日本人でも義太夫節は、難解な所があります。
よく聴けば…わかるのですが…。
でも、やはり、難しい文言やら…当時の世相やら風習…とか、今現在の言葉ではないものもありますね…。
其れをフランス語に変換するのは大変でしょう…。
先ずは現代語訳して、其れをフランス語に…?
しかし、果たして其の遣り方で、近松の世界を表すことが出来るのだろうか??
此の大役を担ったのが、実は東大の准教授らしい…勿論フランス人ですが…。
彼は、去年の成田屋さんによるパリ・オペラ座での歌舞伎公演の際も字幕をも受けたようです。
そう…『勧進帳』に『紅葉狩』…成田屋さんの家の芸を堂々と出したあの公演…。
特に勧進帳の問答となると、難しい仏教用語やら…色々と一筋縄には行きそうもないのですが…。
其処は彼一流の文学的なセンスにて成功裏に終わったそうです。
其の評判が良くて、再び今回のルーブルにて行われる文楽公演の字幕も担当されたそうです。
で…其の秘訣とは?
『難しい仏教用語を理解する言葉と、想像力を働かせる言葉を考えること』らしいですよ…。
其れが上手いことリンク…?
要はそんなニュアンスってことか?
どうせねぇ…キリスト教国に仏教のどうのこうのって…ねぇ(涙)
なんか、ふわぁ~って感じで…そんな感じ~ぃ♪って…思えばいいの?
…いやぁ…どないしてもぉ、フランス語は読めませんし…ましてや、其の文学的な想像力を働かせる言葉って…(涙)
で…引き続いて六回目…。
30分に69枚らしい…。
同じくパリはルーブル博物館にて行われた『曽根崎心中、天神森の段』での字幕の数らしい…。
舞台の上の方にて流れる字幕…。
太夫さんの語りもあれば…其々の役に応じて太夫が語る台詞もある…。
一分間に二枚以上のペースですか…。
此れも、語りにあわせて、チャンと…字幕を入れていかないとダメです。
でなきゃ…意味無いよね。
こう言った場合、勿論のことフランス語が堪能なスタッフが字幕を入れるのですよね…たぶん。
しかし…今回はどうも…ルーブルですよ…史上初ですよ…文化的で素晴らしく翻訳された字幕ですよ…。
字幕担当のスタッフ…フランス語が皆目…サッパリだったとか…(涙)
………………
まぁ…何とか上手く乗り切ったらしいけれども…ねぇ。
彼曰く、英語はペラペラらしいって…(苦笑)
変にオチがついて…いやいや…!
日本の古典芸能が世界無形遺産に登録されて、其のお披露目にパリのルーブルでの公演でしょ…。
詰めが甘いよっ!
日本の国を背負って…って程じゃぁ無いか…でも、ねぇ…なんかおかしいよ。
スタッフの話題が三篇続きました…さて、来週は如何なる話題でしょうか…?
裏話でも…聴いてみないとねぇ…でも、色々と短い文章でも、感心するものですよ。
勿論、編集は文化部記者の亀岡典子記者です。
…“歌舞伎モバイル”でも、『今月のキーワード』をたまに書かれていますね…この世界の第一人者?
前回に続き…4回目の『文楽、世界へ翔ぶ』は…?
大道具のお話…。
海外公演で…其の劇場での舞台を造るのも一苦労。
勿論、文楽の舞台です。
普通の現代劇とは、また一味違った舞台ですね…太夫の床もありますし…。
さて…舞台設営、大道具のセッティングは現時のスタッフの協力が必要です。
此れは何処でも…大変ですよね、其の劇場の出入りしているスタッフと言うか…セットを作る職人(?)との協力が絶対不可欠です。
其処に…言葉の壁が問題です。
ただでさえ…現代劇ではなくて、人形劇…其れも日本の古典…大変ですよと桐竹勘十郎さん。
しかし…フランスのストラスブールでの文楽公演のときです…。
現地にはなんと人形劇用の劇場が二箇所あるそうでして…ある種スムーズに…♪
同じ人形劇です…日本の古典芸能で世界無形遺産ですよ…興味津々で、血が騒ぐのでしょうか???
其の上、現地スタッフの熱の入れようは、ご自身お名前を漢字に当てた名札を作って…(苦笑)、其れを胸に貼っての…現地スタッフって(汗)
ピエールだったら…?
シャルルだったら…?
フランソワーズならば…?
色々と考えてしまいますよ…(笑)
名前でじゃぁなくて、苗字か?←此の表現も変?
世界はやはり、広いですが…でも、人形劇には壁は無いようですね…♪
国が変わっても舞台の職人の魂は…燃えていますよ!
……………。
で、五回目となると…字幕のお話しです。
此れは必要なものですね…恐らく。
しかし…今年の三月のルーブルで史上初めての文楽公演。
演目は近松門左衛門の『曽根崎心中』…文楽の中の文楽って感じですよね…素人の私から見ましても…。
で上演中は舞台の上の方に字幕が…電光掲示板か?さて?…作られていたそうです。
其の…しかし、普通…今現在の日本人でも義太夫節は、難解な所があります。
よく聴けば…わかるのですが…。
でも、やはり、難しい文言やら…当時の世相やら風習…とか、今現在の言葉ではないものもありますね…。
其れをフランス語に変換するのは大変でしょう…。
先ずは現代語訳して、其れをフランス語に…?
しかし、果たして其の遣り方で、近松の世界を表すことが出来るのだろうか??
此の大役を担ったのが、実は東大の准教授らしい…勿論フランス人ですが…。
彼は、去年の成田屋さんによるパリ・オペラ座での歌舞伎公演の際も字幕をも受けたようです。
そう…『勧進帳』に『紅葉狩』…成田屋さんの家の芸を堂々と出したあの公演…。
特に勧進帳の問答となると、難しい仏教用語やら…色々と一筋縄には行きそうもないのですが…。
其処は彼一流の文学的なセンスにて成功裏に終わったそうです。
其の評判が良くて、再び今回のルーブルにて行われる文楽公演の字幕も担当されたそうです。
で…其の秘訣とは?
『難しい仏教用語を理解する言葉と、想像力を働かせる言葉を考えること』らしいですよ…。
其れが上手いことリンク…?
要はそんなニュアンスってことか?
どうせねぇ…キリスト教国に仏教のどうのこうのって…ねぇ(涙)
なんか、ふわぁ~って感じで…そんな感じ~ぃ♪って…思えばいいの?
…いやぁ…どないしてもぉ、フランス語は読めませんし…ましてや、其の文学的な想像力を働かせる言葉って…(涙)
で…引き続いて六回目…。
30分に69枚らしい…。
同じくパリはルーブル博物館にて行われた『曽根崎心中、天神森の段』での字幕の数らしい…。
舞台の上の方にて流れる字幕…。
太夫さんの語りもあれば…其々の役に応じて太夫が語る台詞もある…。
一分間に二枚以上のペースですか…。
此れも、語りにあわせて、チャンと…字幕を入れていかないとダメです。
でなきゃ…意味無いよね。
こう言った場合、勿論のことフランス語が堪能なスタッフが字幕を入れるのですよね…たぶん。
しかし…今回はどうも…ルーブルですよ…史上初ですよ…文化的で素晴らしく翻訳された字幕ですよ…。
字幕担当のスタッフ…フランス語が皆目…サッパリだったとか…(涙)
………………
まぁ…何とか上手く乗り切ったらしいけれども…ねぇ。
彼曰く、英語はペラペラらしいって…(苦笑)
変にオチがついて…いやいや…!
日本の古典芸能が世界無形遺産に登録されて、其のお披露目にパリのルーブルでの公演でしょ…。
詰めが甘いよっ!
日本の国を背負って…って程じゃぁ無いか…でも、ねぇ…なんかおかしいよ。
スタッフの話題が三篇続きました…さて、来週は如何なる話題でしょうか…?
裏話でも…聴いてみないとねぇ…でも、色々と短い文章でも、感心するものですよ。
こちらで、文楽の記事を読ませていただいたあとに、TV番組の中で、人間国宝の竹本住大夫さんの特集がありました。「すっごい、タイムリー」と思いました。
竹本住大夫さん、83歳にして現役、芸歴53年にして、「道なかば」と語る芸人(職人)の芸魂を見た気がしました。
近くに、劇場と呼べる施設はないです(田舎なもので)竹本住大夫さんの舞台、見てみたいなぁと思いましたが、大阪・・・遠すぎる
>また、遊びに来ました。
いらっしゃいませ、ハイ、幾らでも遊びに来て下さいませ♪
>こちらで、文楽の記事を読ませていただいたあとに、TV番組の中で、人間国宝の竹本住大夫さんの特集がありました。「すっごい、タイムリー」と思いました。
そうでしたか!あぁ、観たかったです~(泣)
>近くに、劇場と呼べる施設はないです(田舎なもので)竹本住大夫さんの舞台、見てみたいなぁと思いましたが、大阪…遠すぎる
そうなのですか…此れだけは、どうしようもない現実ですね…。
もし、何かの機会があって、観ることが出来ればいいですね。
巡業でも…?あるのかな?
でも、東京の国立劇場でも…年数回、上演されますが…。