花餅屋廼徒然書附帖

歌舞伎の世界に魅入られた男の、余りにも刺激的でグダグダ過ぎる日々…

シッチャカメッチャカ…(泣)

2005年04月30日 02時09分59秒 | 徒然に花餅屋の本業を…
少し寝坊した…。
と、言っても時間にしたら、十分くらい…。
まぁ…仕事には左程支障なく…毎度の如く店に行く…。
バタバタしながらも支度に準備に…。
今日に限って(しょっちゅうだが…)携帯を机の上におきっぱなっし…。
ましてやマナーモードのまんまで…。
で…ほったらかしで仕事…お外でも仕事。
何とか外の仕事も終わり、店の中に入って、携帯をほったらかしに気附く。
…着信ありだよ。
時間を見る…おぅ、ほんの一分前だ…何とかセーフ。
誰からだ?おぉ…毎度のお姫さまだよん(葬儀屋の嫁はん)また間違いか?
で…かける…。
商品納入の依頼だよ♪
しかも今すぐにって…(泣)
じゃぁ…今日の式が入っているって事ね。
で、出て行こうとすると、問屋がやって来る…荷受しなくては…ったく。
張り切って、商品を車に積み込み、いざ出発~!

会館の二階に入れる手筈…。
時間的にも余裕があるから、会館の表の駐車場に車を入れる。
式直前なら、出棺の準備とかで入れることが出来ないからね…。
で…駐車場に車を入れるときに何気なく本日の式は…?何家かな??
げっ!!!!
見覚えのある名前!いや…其れどころではない!!
得意先のお婆さんではあるが、そんなことで済ませれることの出来ないお婆さん。
即座に家に電話をかける。
電話の向こうも驚愕の声が!
調子が悪いとは聞いていたが…入院はしたが、退院して来たよって聞いてたのに…。
いつも楽しく、冗談を言っては笑わせてくれていたお婆さん。
『お釣りはいらんよ。』
っていつも言ってくれるが…そんなわけにはいかん。
そしたら、
『あんたのお父さんも、そう言ってお釣とってくれへんねん…あははは。』
当たり前だが…いつも笑い声の絶えないお婆さんだった。
一度、覘きに行かなきゃ…そう思っていたところ…。

時計を見る…まだ十時前だ。
十一時からの式なので、まだ十分と時間はある。
商品をおろして…嫁さんとウダウダと話して、一目散に家に帰る。
其れが、こんな日に限って、今すぐに配達を!
ってのが…数件。
近くもあるがやや遠いところも。
先ずは、近くの食堂へ…冷えたのを入れてとの依頼が…。
昨日から聞いている配達もある…午前中にとの依頼だし…。
シッチャカメチャカでドタバタしながら片附ける。
あわてて着替えて、ドリンク剤を飲んで…だって朝から何にも食べてないモン。
あわてて、葬儀会館へ向かって…。
受付に立っている葬儀屋の嫁はんと応酬…毎度のことだ…

今年になってから可愛がってくれていたお婆さんが二人も亡くなった…。
葬儀屋のお婆さんに…今日のお婆さん。
辛いなぁ…。
もうあの笑顔には会えないんだよね。
でも、ギリギリ式に行けてよかった…。


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