英亭*B Edition*

映画・舞台・TV・漫画など趣味全開で独断と偏見で、書き綴り……ます。

第3回みすずかるしなのNAGANO映画祭

2006-10-16 02:50:20 | 映画感想2006劇場
今週から、否、実は先週10/8日に前夜祭として長野ロケの木下惠介監督作「風花」の上映があったので、先週から11月最終週まで映画祭三昧ですよ。その先陣を切ったのが地元開催の「みすずかるしなのNAGANO映画祭」な訳ですが、10/14土15日の本祭では全13作品の上映で7作品とちょっとだけ観ました。

今年は昨年までの若里の会場(オリンピック関連施設の所)から10/1にOPENしたばかりのTOiGO内にある「長野市生涯学習センター」と「長野ロキシー1」に会場を移しての開催。

映画祭としての雰囲気的には若里の方が良かったと思いますね。自動車の人も無料駐車場だった訳だし。只、「ふるさと自慢」と言うイベントと日程が被っていたので、駐車がちょっと大変でしたが、幕間にはそのイベントも楽しんだりして…。

で、映画の上映としては映画館の長野ロキシーが会場になった事は◎ですが、TOiGOの方は会場が狭く、施設の椅子が非常に頂けない。長時間座っているにはお尻が痛くなってしまいます。昼休憩を挟んだとは言え、14土は朝から3本こちらで3本目には痛くてしょうがなかった。(結局15日も3本こっちで観ましたが(笑))

まぁ、それよりもゲストの人たちに失礼な会場だと思うのは私だけ!? 否、そんなゲストの一人も、『狭いところでビックリした』みたいな事を漏らしていましたが。昨年も来た人なんですよねぇ…。

それじゃ、観た順にちょろっと感想をば。

20061008日18:30-20:50/善光寺大勧進紫雲閣(畳部屋)
「風花」スコープ/Monaural?/78 min/モノクロ/1969/満足度★★・・/前9左3(座敷席)/300人程

前夜祭はいつもここでやっていたようですが、どうせ畳部屋での上映だろ!? と思っていて、過去2回は先着応募での招待なのですが、応募さえもしていなかったです。そんな環境では…という思いが強かったのですが、それよりも今はSCで観る機会が殆ど無い昔の作品が観られる事の希少性が重要なのでは!? と言う想いの方が強くなり、チラシが出回った頃に直ぐに応募しました。でも招待状が届いたのは3,4日前なんですよね(笑)。

モノクロながら千曲川周辺とか昔の長野市は美しいなぁと思う次第で、切ないながらもラストの風花も美しい。
終始縦に線が入っていて時々画面ノイズもあったけど、50年近く前のプリントにしては良好だったのでは!?


20061014土10:00-11:44/長野市生涯学習センター(150席)
「時をかける少女」(1983)/ヴィスタ,スタンダード/Stereo?/106 min/満足度★★★★/4列真ん中/25人程

言わずと知れた大林宣彦監督の尾道3部作の1作。7月にアニメ版に感動し、その後、今作をTSUTAYAの更新無料レンタルで観たのは失敗だったか、否、無料だったから良いか。で、地元でもアニメ版の上映があったので、先週に観ました。今回、SCでフィルム(プリント)で観るのは初めてだったので、嬉しかった。原田知世は可愛いよ。大林監督が明日の13:00にロキシーで舞台挨拶するって今知ったけど、まぁ今でなくて良かったかも知れない。30人もいない会場でしたから(笑)。でもまさか、こんなに空いているとは思いもしませんでしたね。


20061014土13:00-14:30/長野市生涯学習センター(150席)
「ストトン節」(無声映画、声優による活弁)/スタンダード/22 min/モノクロ/満足度★★★・/60人程

オープニングに続いて、市長の挨拶もあったけどこの人に長野市任せて言いのかって、思う(笑)。シネマコラムニストの合木梢さんの進行の元、活弁をする羽佐間道夫さん、野沢雅子さん、音楽担当の楽団の紹介後、映画祭の人たちで作った「池田義信メモリーズ」のプロジェクター上映後、「ストトン節」の上演ですが、これ、昨年も同じ事やったんです。観られなかった人からのリクエストでの再演らしいのですが、それでこの動員!? 池田義信監督のサイレント映画は600本以上とかあるらしいので、他のにして欲しかったよ。これはこれで面白いのですが…。

実は無声映画の口演に10/1に行ってきました。ホントの活弁士による口演も観られたので、嬉しかった。全国各地で口演しているそうなのですが、長野でも映画祭時だけでなく、又、本物の活弁をやって欲しいものですね。

10/22日にも無声映画の口演が東京であるのですが、昼・夜2回とも抽選に外れてしまいました。前回とはプログラムが若干違うので残念。


時間が掛かるので続きは後ほど…。


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