英亭*B Edition*

映画・舞台・TV・漫画など趣味全開で独断と偏見で、書き綴り……ます。

マリー・アントワネット *Marie Antoinette

2007-01-31 02:12:02 | 映画感想2006劇場
20070120土10:00-12:10/MOVIX伊勢崎 Theater4 THX(508+2席)/SRD
「マリー・アントワネット」*Marie Antoinette(東宝東和 = 東北新社
日本公式サイト/Official Site (fr)/Official Site (us)/IMDb/
2006米・仏・日/カラー/35 mm/French, English /ヴィスタ/dts, SDDS, SRD /123 min /字幕:下、手書風書体(穴あき)翻訳:松浦美奈/20070120土~日劇3他全国公開
[監][製][脚]ソフィア・コッポラ [原]アントニア・フレイザー [総]フランシス・フォード・コッポラ、etc
[出]キルスティン・ダンスト、ジェーソン・シュワルツマン、ジェイミー・ドーナン、etc

満足度:★★★・/L-19/40人程/サークルK全国券(¥1,300)+10p/プログラム¥600(A4横)
予告:?

見どころ:政略結婚でフランス王妃となり、37歳の若さで生涯を閉じたマリー・アントワネット。「ロスト・イン・トランスレーション」のソフィア・コッポラ監督がキルスティン・ダンスト主演で彼女の心の軌跡を描く。

あらすじ:18歳でフランス王妃になったアントワーヌ。ところが、その生活は24時間監視され、夫との生活もうまくいかず苦悩する。そんなある日のこと、仮面舞踏会でスウェーデン軍人のフェルゼン伯爵と出会い、彼女は恋に落ちる。
Movie Waikerより)

若干14歳で愛犬ともお別れ、身に纏っている全ての物さえも持ち込む事は出来ず、母国を捨て異国の王室に嫁いだマリー・アントワネット。着替えも自分では出来ない、大勢の者に見守られる中、着替えさせて貰う、食事も常に周りには人が居る。自分には縁のない世界なので、心配には及びませんが、自分だったらこんな生活、我慢出来ません。その反動でか、王妃となった後の浪費ぶりですが、一国の財政を危機に陥らせる程の浪費に見せるにはやや物足りなさもありますが、華やかなファッションやスイーツは観ていて楽しいですね。そんなマリーを演じるキルスティン・ダンストは今迄の彼女の作品の中では一番魅力的に思えました。ま、今までが今迄だけに…。娘のマリー・テレーズ役のコも可愛かったですね。

監督がソフィア・コッポラだし、歴史には疎い私ですが、この作品は歴史的背景を強く描こうとする訳ではなく、あくまでもマリー・アントワネットを描く事に集中し、彼女を現代女性に反映させ、色彩豊かなファッションとスイーツに軽快なPOPミュージックを交えオシャレに描いています。

歴史考証とか、歴史的背景を追求してはこの作品は楽しめないと思います。私は純粋に映像や音楽、音響を楽しみましたので結構満足しましたね。ま、彼女自身についても2時間で全てを描けるはずもないので、先週の「世界ふしぎ発見!」を観ていたのも補完出来る部分もありました。

絢爛豪華な衣装とセット、ヴェルサイユ宮殿のロケーションは素晴らしいです。これだけでも観る価値は大いにあると思います。’05/11に会社の研修でパリに行ったのですが、ミラノと含めての日程だった為、見て回らねば行けないところがあった為、ヴェルサイユ宮殿には行かれませんでした。又、機会があれば、行ってみたいなと思う次第です。

今回、色々考え群馬遠征、ヴィスタサイズなので地元鑑賞でも良いのですが、THX館での上映なら、伊勢崎で観たい!! 真ん中よりは2席ずれましたが、ほぼベスポジ、入場者プレのポスカも頂き、OPの音楽から素晴らしかったです。中盤のパイプオルガン(?)の音色も心地良かったですね。
(20070131水、脱稿)


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