20070103水14：30-16：20/長野ロキシー2（72席/SR）
「親密すぎるうちあけ話」*Confidences trop intimes（ワイズポリシー）
日本公式サイト/Official Site/IMDb
2004仏/カラー/35 mm/French/スコープ/SRD/104 min/
[監][脚]パトリス・ルコント/[脚][台]ジェローム・トネール/[出]サンドリーヌ・ボネール、ファブリス・ルキーニ、ミシェル・デュショソーワ
字幕：下（手書き風-穴無し）/翻訳：松浦美奈/長野20061223土～20070112金
満足度：★★☆・/4列左4/6人程/￥1000(メンズデー)/プログラム￥600(B5)
暗転/予告：ストロベリー・ショートケイクスc-v/クリムトc-v/キング 罪の王c-v-c
確かにこれは他人には聞かれたくない親密すぎる話…ですね。描写としてはヌードも無ければ際どいシーンもないのに妙にそそってきます。大人なラヴストーリーな感じです。
税理士ウイリアム（asファブリス・ルキーニ）が純真な内気な感じが良い感じ。二人の会話だけで非常にスリリングで、サスペンス風であって、アンナ（asサンドリーヌ・ボネール）が話を切り出すたびに内に秘めている物が表に出てきて、より美しく魅力的になってエロティシズムも感じる。絶妙な間というか展開ですが、意外とあっと言う間に時間が過ぎた感じでした。
アンナ（asサンドリーヌ・ボネール）が話をする内に徐々に二人の距離感が縮まり、内に秘めている物が表に出てきて、より美しく魅力的になっている様に感じました。
登場人物は少なくアパルトマンの管理人、税理士の秘書、セラピストのモニエ医師とその秘書、アンナの旦那、ウイリアムの元妻など。舞台が税理士の部屋、とそのビルがメインなので舞台劇っぽく、カメラワークやテンポも良い感じ。
ラストがちょっと出来過ぎていますが、現実か否か!?
やっぱ、パトリス・ルコントは素晴らしいんだと思った、これは観られて良かった作品でしたね。
ロキシーでは1/12金迄の上映ですので観たい方はお早めに。と思ったら既にDVDが出ておりました。
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国内盤 DVD
発売日: 2006/11/24
＊070105金現在
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それにしても年末はチネチッタと109川崎の音響の素晴らしさに酔いしれました。もちろん幕張も素晴らしいのですが、前者2つのシネコンの音響は目から鱗、否、耳から鱗なの? の素晴らしさ。それでも作品的に? か、ロキシー2でも、結構満足な鑑賞をしてしまうのが怖いな、つか、良く切り替えられるな、自分、と褒めておきましょう。誰も褒めてくれない事だから（笑）。何でも割り切って物事の判断をしないとね。
こう言う良質なドラマはシネコンでなくとも充分満足出来る鑑賞になるので、ロキシー・相生座でどんどん上映して欲しい物です。只、単館作品は客足が伸びないので大変そうですね。まぁ何時行っても単館作品は10人に満たない客ですからね。東北のフォーラムや高崎のシネマテーク、新潟のシネ・ウィンド、金沢のシネモンド、広島のシネサロンなどの様にもっとフットワーク軽く単館作品を東京とタイムラグ少なく上映して頂ければ嬉しいのですが…ここは3館もあるので大変なのでしょうか?
ところでロキシー・相生座、単館作品は何時行っても数人の入り、『何か面白い良い作品、観たい作品があれば教えて』と言われても直ぐには出てこない。グランドで上映しそうにない「悪夢探偵」「ダーウィンの悪夢」をリクエストすれば良かったか。他にも観たいのはいっぱいあるけど、東京で観られる可能性もあるしな。リクエストすればその責任もありますしねッ…。
WebSiteの構想もあるそうですが、費用やスタッフの関係でまだ暫くは立ち上げられないようです。簡単な物なら作ってやれるのだが（笑）。でも、Webでの情報発信は結構重要だと思います。Netさえ開通すればいくらでも無料で作れるんですけどねぇ。私ゃ、他で観られない作品ならば、黙っていても観に行きますがね。
1/13～「ストロベリー・ショートケイクス」は109川崎で観ました。結構オススメだと思います。面白かったです。
1/13～「ラッキーナンバー7」は全国券を買ってきました。なるべくなら環境の良い所で観たい物です。
1/20～「クリムト」お、当初より初日が早まっていましたね。これはロキシーで観ますよ。
1/27～「幸福の食卓」他で観る機会に恵まれなければロキシーで観ます。
2/3～「キング 罪の王」もちろんロキシーで観る。他で観られないもん。
2/10～「ユア・マイ・サンシャイン」もちろんこれもロキシーで観る。他で観られないもん。
「ウィンター・ソング」「ヘンダーソン夫人の贈り物」も控えています。
チラシ発見!! 諦めていた「待合室」（2/17～）「旅の贈り物」（3/3～）も観られるではないか。どうせこの手合いはロキシー2かな。「ピンチクリフ・グランプリ」（初日未定）のチラシもお目見え。
あ、このロキシー2は上映開始2巻分くらい、『ブー』とノイズが鳴っていたのですが、何回か報告はしておいたのですが、前回の「アタゴオルは猫の森」からそのノイズは消えておりました。画面サイズは小さいし、音響もSR、映写機の音が聞えても来ますが、アクション系でなければ、ここで鑑賞しても悪くはないですね。なるべく、ロキシー1か相生座で観たいとは思いますけどね。
（20070105金、脱稿）
