フォト俳句・天使の梯子

    時として見る天使のはしご
    まるで神の呼びかけのよう。

            花木柳太
   

種田山頭火

2019-02-22 22:28:41 | エッセイ


 今夜は花の金曜日なのだなあ
 炬燵の中でうとうとと眠ってしまっていた。

 この写真に山頭火の俳句を載せたとき少し笑った
 ユーモラスに見えるかも知れない。

 暖かい夜だなあ
 暖房は要らない?今夜は10℃もあると云う。

 炬燵は切ってあるし、ファンヒーターも点けてはいない。
 灯油も余るかも知れない。

 ひしひしと春を感じる
 北国の人はいかばかりだろう。

 あと三週間もすれば桜が咲く!


   <  後姿のしぐれてゆくか    山頭火  >

漁港は春の陽気だった

2019-02-22 07:29:29 | 俳句


  <  水温む海鼠捕る老人堤防に   花木柳太 >
  < みずぬるむなまことるひとていぼうに  >

 先日、近くの漁港まで足を延ばした
 春一番が吹いた日で結構暖かかった。

 春の陽気に誘われて来た人も多かった
 堤防にお年寄りが二人、何やらしきりに海を覗いている。

 「イカですか?」と問うたら
 『いや、海鼠」と答えられた。先の方に返しの付いた
 ものを垂らしている。

 春の陽気の海は爽やかだった
 ひじきを拾う人、どこから来たのか少女が二人
 波と遊んでいた。

 九州北部の桜の開花は3月17日辺りだという。
 待ちどうしいような、そうでもないような。