つれづれなるままに

恐れ多くも、兼好法師のような文才はありませんが、日常の出来事を「ブログ」に表現できれば幸いです。’05.01.27.大安

◆移民100年、日系150万人がブラジル支えている

2008-06-22 10:24:38 | Weblog
      ブラジル連邦議会に到着された皇太子さま=18日午後、ブラジリア(共同)

昭和9年(1930)、日本からの移民約800人を乗せた笠戸丸がブラジルに到着してから100年。

18日、ブラジル連邦議会主催の記念式典に出席された皇太子さまや日系社会の代表者ら500人の前で、ルラ大統領は「未来への希望を持ってこの地に着いた日本人移民は、ブラジルという国家をつくりあげるのを助けた。努力家で創造的で、勤勉な人々だ」と日系人の貢献を高く評価した。

2005/10/04投稿「ハルとナツ」(5夜連続NHKドラマ(10/2~6)の放映)をご参照戴ければ、100年の苦節振りが少しはご理解戴けると思う。

ブラジルのGDP(国内総生産)は世界10位。2億人近い人口を抱え、中国、インドと共に新興国(BRICs)の一角を占めている。

反面、日本では今30万人を超す日系2,3世のブラジル人が愛知、静岡、群馬などの地方の工場や現場で働く。

日本政府・行政は、100年前の償いを、90年代から入管法改正などで対応している。日系ブラジル人家族が暮らす地域では、日本語教育は自治体や学校、ボランティア任せで、不十分な現状だ。

ブラジルでも、経済大国日本の存在感は、進出目覚しい中国、韓国の陰で薄れている。

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