つれづれなるままに

恐れ多くも、兼好法師のような文才はありませんが、日常の出来事を「ブログ」に表現できれば幸いです。’05.01.27.大安

◆昭和と平成

2019-01-07 23:45:48 | Weblog
平成になって、情報技術(IT革命)が進み、特にスマートフォンの進化は、従来のパソコンを凌駕する勢いである。

過日、JRに乗って座席を見渡すと、殆どの乗客がスマホとにらめっこ。

私には異様に映る。かくいう私もスマホは使っているが、外出時、持参しない。

携帯には、電話や予定表、メモなどガラケイで充分。

「焼け跡世帯」の私は、第二次世界大戦中を過ごし、飢餓や経済的困窮、軍国主義教育と民主主義教育双方を受ける。

アメリカ映画を好んで観て、将来、豊かな渡米に憧れる。

現役時、右肩上がりの高度成長、バブル景気とその崩壊も体験し、平成13年6月現役引退。


平成の御代は、国が関係する戦争のない平穏な時代であった。

失われた20年の中で、「ゆとり教育」(平成12年)のもと、小学校でコンピューターを導入した授業を受け、インターネットに触れる機会も多く、通信端末を操るデジタルネイティブ誕生。

堅実で安定した生活を求め、シェアハウス生活を好んだり、海外勤務は拒否、流行に走らず、ブランドよりも実用性のあるものを選ぶという消費スタイル。


飢餓の中に幸せと夢を求めた「焼け跡世帯」と、安定成長での「ゆとり世帯」の生活スタイル。

4月末で平成は終わり、昭和がより遠くなる中で、そのギャップを考えてみた。

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