つれづれなるままに

恐れ多くも、兼好法師のような文才はありませんが、日常の出来事を「ブログ」に表現できれば幸いです。’05.01.27.大安

◆世界的なナショナリズム化を憂う

2018-10-30 16:38:46 | Weblog
28日のブラジル大統領選挙で、ブラジルのトランプと呼ばれる極右・社会自由党のジャイル・ボルソナロ下院議員が大差をつけて勝利した。

汚職撲滅、高い犯罪率の低減を公約に掲げ、勝利後の一声は「ブラジル一番」と叫んだ。

ドイツではメルケル首相率いる与党キリスト教民主同盟が、14日と28日の二つの州議会選挙で歴史的な大敗を喫し
、同党の党首を辞任を表明し、首相職は2021年秋の任期まで続ける意向だが、国内外の指導力の低下は否めない。

一方イタリアでは、3月4日の総選挙結果、5月21日に極右系のジュゼッペ・コンテが首相に指名され、難産の末6月1日に政権が発足した。

イタリア政治の流動化はスペインとともに、EUは勿論世界経済に一層の動揺をもたらす恐れがある。

一昨年(平成28年2月12日)投稿でも懸念を述べたが、ナショナリズムは愛国・国家主義を煽り立て戦争を起こしてきた過去の歴史がある。

憲法改正を掲げる安倍政権に疑問符を感じるのは私でけだろうか。

ただ国民は国や企業に犠牲を払っても、「平和」が保たれる担保はない。


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