つれづれなるままに

恐れ多くも、兼好法師のような文才はありませんが、日常の出来事を「ブログ」に表現できれば幸いです。’05.01.27.大安

◆水郷の町・伊能忠敬の出身地、香取市を尋ねて

2008-07-01 12:31:13 | Weblog
            水郷佐原水生植物園のあやめ

過日、地域のシニア会で伊能忠敬の生地・香取市(千葉県・あやめ祭り)へ日帰り旅行した。浦安市の車椅子完備の福祉バスを借り切っての旅だった。

利根川を挟むように、町中に水路があって、夫々の水路で船上観光をゆっくりと楽しむ観光客の姿があった。あやめは4分咲き程度だったが、梅雨の晴れ間に恵まれて、私どもは結婚式場でもお馴染みの水郷・佐原水生植物園内の遊覧を楽しんだ。

小堀屋本店で昼食。蕎麦だけで、他の麺類やご飯物も一切なし。昆布と蕎麦粉で打った「黒蕎麦」は、看板のメニューで、店内は平日にも拘らず混雑していた。

香取市は伊能忠敬の出身地として有名。伊能忠敬旧宅や記念館では、地元ボランティアの年配男性が、立て板に水の説明をされていた。
自作の数々の測量器具を駆使して、細かな地名の入った正確な日本地図を江戸時代末期に完成させていたとは本当に驚きだ。
放映中の大河ドラマ「篤姫」で、幕府に通商を求めるペリー(米国)代表の上陸にも一役買ったそうだ。

数多くの灯篭が並ぶ参道を通って、香取神社に参拝。水郷の町といえば佐原市。合併して香取市に併合されたのだが、由緒ある地名がまたひとつ消えたのは残念。
タイムスリップしたような懐かしさ感じさせる田舎町の一つである。
喧騒な生活から逃れて、近場でスローな暮らしを堪能できた旅に感謝

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