つれづれなるままに

恐れ多くも、兼好法師のような文才はありませんが、日常の出来事を「ブログ」に表現できれば幸いです。’05.01.27.大安

◆安倍政権に対峙するのは、民進党や野党連合では無理。

2016-10-28 15:17:04 | Weblog
自民党公認を受けられず、内田らによる「いじめ」など、数々の逆境を巧みに宣伝利用し、マスコミの演出にも乗じて、59%の高い投票率を達成し、NHKの開票番組も20%高視聴率叩き出した。

実のある政策論争はほとんどなく、いわゆる劇場型選挙が進行して勝者と敗者を分けた。

この経験からの教訓は、安倍政権を倒すときは、ポピュリズムが爆発するこの形の選挙でなくてはいけないという真実だ。

アメリカ大統領選の共和党候補者指名争いに名乗りをあげている不動産王のドナルド・トランプ氏(70)が、暴言で物議を醸しながらも根強い人気を維持している。
①メキシコ移民阻止のために国境に障壁を築く。
②日(韓)米安保破棄してただ乗り論を展開。
③環太平洋パートナーシップ(TPP)交渉破棄。
などなどを訴え、共和党内部分裂を起こしているトランプ候補の支持率は、現在も40%台に踏みとどまっている。

フィリピン大統領・ロドリゴ・ドゥテルテは、麻薬犯罪者対策、訪中で反米的言動。
しかし、総じて、フィリピン国民からは支持されている。国民は強権を求めている。


ポピュリズムが世界に広がりを見せる中、安倍政権に対峙可能な政権は、既存の野党勢力でなく、劇場型選挙を演じる強力なリーダーの誕生と、それを演出するマスコミの協働が必要で、そのお手本となる戦略と手法を今回の小池百合子は見せてくれた。

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