hamaの安穏無事な日々

「歌」と「星」と「スポーツ」の好きなおじさんの日記です。

エウロパに生命の可能性

2011年11月25日 | 天体関係

【最新のNEWS/NASA】 - エウロパの氷の下は海?

 

木星探査機「ガリレオ」は1989年にスペースシャトル「アトランティス号」で打ち上げられ、木星やガリレオ衛星などの探査を行い、大きな成果をあげた。その中でも特に重要なものとして知られているのが、衛星エウロパの内部に大量の液体の塩水が存在しているという有力な証拠を発見したことだ。しかし、その表面を覆っている氷が非常に厚いため、内部海と地表面との間でエネルギーや物質のやり取りがなく、生命には適した環境ではないと考えられてきた。

今回、研究チームはエウロパのカオス地形(chaos terrains)の画像に注目した。その結果、カオス地形の地下数kmという浅いところに、液体の水でできた湖がありそうだということがわかった。また、エウロパのカオス地形は表面の氷と内部湖が混ざってできたことを示唆しており、表面にある物質などを内部湖を通じて内部海に供給している可能性がある。これまで、エウロパの内部海は厚い氷に覆われ、表面と物質の循環をしていなかったと考えられていたが、表面から物質の供給があることで、より生命に適した環境である可能性が出てきました。

天気   快晴(雲量0 積雲)15:00 JST
気温   16℃ 
風     北西の風3m/s 紺碧の青空でした。