美杉の小さな庭でおきていること ~カフェ葉流乃音のつれづれ~

 町ナカ(大阪府堺市)から
 山ナカ(三重県津市美杉町)に移住した店主夫婦が
 日々のアレコレを写真とともに綴ります

祝!津市景観計画重点地区指定 「三多気の桜風景」「須郷の里の景観」

2019年04月18日 | 美杉とその周辺のイイトコ

 

休業日だった4月16日。

カフェ葉流乃音から車で約10分のところにある 「三多気の桜」を見に行きました。

真福院というお寺の参道沿い、約1,5kmに渡って

平安時代が起源とされる山桜、約500本の並木が続いています。

棚田に映る桜の風景が美しいことから

国指定名勝「さくら名所百選」にも選ばれています。

 

 

けれど近年、樹木の傷みが目立ってきたようで・・・

幹が空洞になっていたり

 

 

朽ちて向こう側が透けてしまっているのもあります・・・

昨年の相次ぐ台風の襲来で、被害にあった木もたくさんあったと聞きます。

このため、樹木を管理したり、新しく苗を植えたりして保全に努めておられます。

この春、津市もこの地区を「三多気の桜風景保全地区」に指定し

地元の方々と共に、景観整備に力を入れることになりました。

 

 

三多気の桜はヤマザクラで、花と同時に葉も出ます。

つぼみの柄が長く、下向きにぶら下がるようについているのが特徴みたいです。

 

 

参道沿いに、かやぶき屋根の家が一軒残っています。

国登録有形文化財に指定されている「田中家住宅主屋」です。

お花もきれいに手入れされていて、ほっこりしますね~♡

 

 

真福院の山門前には、杉の巨木が2本

狛犬のように出迎えてくれます。

 

 

この日はカメラの放列も・・・

 

 

その間から私も1枚・・・

 

 

棚田の水面に映える桜の風景。

歳月や風雪を乗り越えて

この春も見事な花を咲かせてくれました♡

 

 

せいいっぱい、棚田に身をせり出している桜。

みんなの期待に応えてくれているのかな・・・?!

 

 

折れても、切られても、枝を広げて花をつける桜の木・・・

いつまでも大切に、人々から愛される桜でありますように。

 

 

いつもながら心やすらぐ里山の風景。

 

 

背中に春のひざしを受けながら、ココロ満たされて山を下りました。

 

 

毎年の変わらぬ営みを、大洞山もおだやかに見下ろしていました♡

 

この三多気地区と同時に、津市景観計画の重点地区に指定されたのが

カフェ葉流乃音がある奥津地区。

「須郷の里景観保全地区」として、住民と行政が協同して

街並みを守っていくことになりました(^^)v

おめでとう~ございま~す \(^o^)/

このブログで、これからも須郷の里のイイトコを

お伝えしていきたいな~と思っております(^^)v

                             はるのん2号

 

コメント (12)
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