美杉の小さな庭でおきていること ~カフェ葉流乃音のつれづれ~

 町ナカ(大阪府堺市)から
 山ナカ(三重県津市美杉町)に移住した店主夫婦が
 日々のアレコレを写真とともに綴ります

カフェ葉流乃音の椅子のこと

2018年05月14日 | カフェ葉流乃音のこと


葉流乃音の客席は、“畳に椅子”のスタイルです。
「靴を脱いで上がるのが面倒…」という
お客さまもおられますが
“古民家の良さ”を味わっていただくためにも
ぜひ、上がっていただけたらなと思っています。


 <ゆうゆうたたみ椅子>


今から15年ほど前になるでしょうか。
ちょっと奮発して泊まった宿の、ラウンジのようなところに
何とも素敵な椅子が、所狭しと並べてありました。

しっかりした木の造り
革のステッチ、大胆なファブリックの柄
いっぺんに、その魅力のとりこになってしまいました!


 <くつろぎ工芸和椅子>


マンション生活で、いくつか取り入れてはみたものの
意外に大きいので、思ったように置くことができず
欲求不満に…
椅子を買うには、まず大きな家を買わなければ?!
まさか!!


 <こぶりチャウチャウ椅子>


でもそのことが、“古民家でカフェを”という
夢の原動力になったのかもしれません。
“BC工房”という、そのお店に
私たちの夢を持ち込みました。


 <きのこスツール>


仕事休みの日、アポも取らずに東京へ。
青山にあるBC工房をたずねました。

“楽さん”というスタッフの方が
「大阪から、はるのんさんがいらっしゃいました~」と
大きな声で店内に呼びかけ
笑顔で出迎えてくれて、ビックリ!
通販で、いくつか買ったことがあるだけなのに…


 <玄関もてなし椅子>


「古民家でカフェをやりたい!」
「こんな雰囲気になるような、椅子とテーブルを置きたい!」
というと、熱心に話を聞いてくださって…

「こういうのが一番大事だから」と
私のヘタなエンピツ書きのお店の見取り図まで
写真に撮ってくれたのです…カンゲキ♡♡


 <青山BC工房 店内>


「たった1回で、お店に置くすべての椅子とテーブルを
ちゃんと選ぶことができるんだろうか…」と
優柔不断なはるのん2号は、とっても不安でしたが
楽さんのアドバイスで、迷うことなく選ぶことができました!
楽さんは、この家を知らないのに…
本当にスゴイですね!!


 <ゆうゆう和椅子・ゆらゆらロッキング>


2年前の4月初旬
楽さんはもうひとりのスタッフと、トラックを運転して
自ら、椅子とテーブルを運び込んでくれました。
もちろん、この家の雰囲気にピッタリと納まって
「BC工房の椅子のギャラリーみたいに賑やか」
と、喜んでくれました。

奥津宿の入り口の、宮城橋の桜が満開の頃で
「今年見たサクラの中で、一番ココロにささった桜」
と、気に入ってくれました (*^_^*)




あの日から椅子は、私たちと一緒に
お客さまをもてなす、仲間のような存在です。
お気に入りの椅子を見つけに来ていただければ
嬉しいです!!

楽さんはその後、BC工房を離れられましたが
葉流乃音で、お客さまに
“はる”のように
“のん”びりと過ごしていただけるのも
楽さんのおかげです♡♡

楽さん、またお逢いできる日を楽しみに
私たちもガンバッテますよ~(^O^)/

             はるのん1号 2号


コメント (14)
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